[8] 2004年4月2日(金)「イッセー尾形のとまらない生活2004 in 名古屋」テレピアホール  投稿者:春日井のパパ  投稿日:2004/04/03(土) 16:47:56
I P:210.196.217.206
陳謝に来た営業マン
リストラ男
告白夫婦
保育園でチェロを弾く女
テーラーの主人
ヘイ!タクシー

注:最後の以外は、私が勝手にタイトルを付けましたので御了承を


Re: 2004年4月2日(金)「イッセー尾形のとまらない生活2004 in 名古屋」テレピアホール 投稿者:春日井のパパ  投稿日:2004/04/03(土) 17:36:46
I P:210.196.217.206
これレポするの私だけでしょうなあ。
家主さん、こんなんもいいのでしょうかな。
皆様、時間つぶしに、お付き合いいただでるのならお許しを。

1年振りの名古屋公演。いつも秋にもあるのに去年なかったので、久々の登場。もう、10年ぐらいになるかなあ。名古屋に来ると必ず出かけるの。(これは出張しませんよ。それにこれは女房同伴)

これ、新作落語のように思っています。違うところは、立って動きを伴って、衣裳があるのと、一人の人物を描くところぐらいでしょうか。(決定的に違うのですがね。)

5日間公演の2日目。老若男女マニアばかりで満員。2時間出っぱなしの渾身のステージ。舞台脇で、ひとりで、次のキャラに着替え・メイクも客に見せる。これも売りの1つだろうが、緊張の連続でしょうなあ。この時の真剣な表情と、ステージで描く人物との対比がまたおもしろい。

いつものように、「演出上の都合で非常灯も消しますので、万一の時は、舞台のイッセーの指示にしたがってください。」のコメントのあとに開演。

「陳謝に来た営業マン」
こんな中年おじさんいそう。下請けの会社員が、大会社の受付
で、失敗を謝るまでを描く。受付嬢とからむところがおかしい。

「リストラ男」
妻の代わりに家庭菜園にやって来た男。だんだんリストラ
で行くところがないことが発覚するくだりをうまく表現している

「告白夫婦」
ツアー旅行のオプションでの告白タイム?との設定。我々には
秘密がないから、夫のちょっとした告白から、妻の不倫の白状に
発展。その狼狽ぶりがいい。
「石橋を壊して渡らないのが男なのだ。」という言葉がいい。

続く。





Re: 2004年4月2日(金)「イッセー尾形のとまらない生活2004 in 名古屋」テレピアホール 投稿者:春日井のパパ  投稿日:2004/04/03(土) 20:45:57
I P:220.146.204.209
続き。
「保育園でチェロを弾く女」
 一番おもしろかった。本日唯一の女キャラ。仲間(グループ250。5人のメンバーの歳の合計でネーミングだって)が到着するまで園児の前で、ひとりチェロ(ビオラかなあ?)弾きながらの余興。何気なく弾き、手を叩いて「蚊」から始まって、弁慶が童話に登場のキャラを家来にして、京都をパイプオルガンで行進。(それに聞えるだけ凄い)仲代達也まで出てきて支離滅裂。
仲間が揃い、母親も入場して、謝恩会の発表が始まると、これまで横柄だった態度が一変。この人物変化の表現が俊逸。
しかし、イッセーは、様々な楽器に挑戦して驚異的な速さでマスターしているとのこと。その歳で、凄いね。何の楽器も出来ない自分としては見習わなくっちゃ。

「テーラーの主人」
 落ちぶれたテーラーに死期の近い紳士が、スーツをオーダーにやって来た。それを着て棺桶に入りたいという。それを聞いた主人の感激さが可笑しい。「30まで見習い。50でやっと店を持てたら、商店街がさびれてしまった後だった。」なんだか寂しくなる言葉でした。

「ヘイ!タクシー」
 これずごく昔のねたで、名古屋で初めて演じたと最後の挨拶で言っていたが、どこかで見たことあるような気がする。酔っ払いねたはよくあるので、それと間違えているのか、それともメディアで観たのだろうか。
タクシーを拾えないでいた男が、寒さしのぎにビルとビルの間に入ったら抜けなくなってしまった話。酔っているので、正常な思考回路でない考えが出てくる描写が笑える。

いつものように、ビデオ・DVDを買った人にサインと握手。いつもながら、一刻も早くホテルに帰りたいだろうなと感心して見ている。こんなファンに対するサービス精神がこの人の人気を支えているんだとまた感心。雀々さんや文我さんは、独演会の後でやっているけど・・・・・・

テレビの箱の中で観る芸ではないと思うので、買ったことないので、今度買って握手してもらお〜と。(誰かと同じでミーハーやなあ)



[11] 2004年4月11日(日)「桂枝雀一門勢揃い」ワッハ上方  投稿者:落語でセラピー  投稿日:2004/04/11(日) 20:22:16
I P:220.220.209.159
桂まん我「平林」
桂紅雀「反対車」
桂雀三郎「貧乏花見」
桂枝雀一門総出演「桂枝雀エピソード」
中入
桂む雀「延陽伯」
桂南光「質屋蔵」


Re: 2004年4月11日(日)「桂枝雀一門勢揃い」ワッハ上方 投稿者:落語でセラピー  投稿日:2004/04/11(日) 20:48:13
I P:220.220.209.159
 年に1度の恒例として定着したけれど、法事という感じ
ではなくて、「桂枝雀ファンクラブの集い」という雰囲気
が立ち込めている超満員の会場の中で酸欠気味になりなが
ら、汲めども尽きぬ桂枝雀の魅力。
 7回忌に当る来年は会場を変えて行うそうで、憶測邪推
大好き人間の私は「えっ!サンケイに続いてワッハも?」
などと無根拠な感慨。
 一門総出の座談会での桂雀五郎さんの素ボケぶりも素敵
だったが、桂む雀さんが「延陽伯」の中で、糠袋に体の方
をこすりつけるシーンをオーバーアクションを交えて演じ
た瞬間に発せられた「師匠を偲びまして・・・」という一言
が光る。


Re: 2004年4月11日(日)「桂枝雀一門勢揃い」ワッハ上方 投稿者:F氏のデートの相手(今日はこの名)  投稿日:2004/04/12(月) 23:28:14
I P:210.196.217.206
落語でセラピーさんの正体はわかりませんが、私も報告を。

桂まん我「平林」
松坂屋寄席で、談志に教授されたのこの人この噺かな?ってほとんどの人わからないね。僕もどこを直されたのかわからないのが情けない。でも、楽屋の兄弟子の面々気にしてやりにくかっただろうなあ。

桂紅雀「反対車」
枝雀最後の弟子。良い出来だったが、この人の品のいいキャラには合わない噺だと思うのだが・・・

桂雀三郎「貧乏花見」
何を聴いてもこの人おもろいなあ。ちょっとしたくすぐりが効いている。

桂枝雀一門総出演「桂枝雀エピソード」
南光司会で、噺家がこれだけ集まると話したいやつばかりで、高座を演じた2人の若手はいいのだが、こごろうさん・雀喜さんなんかは一言も発っしなかたのでないかい。あんたら何しにきたの?雀太・雀五郎の孫弟子2人は先輩の振りがあってよかったね。
私的に笑ってのは、南光が鍋囲んだ時、自分の出汁に気を使っているのに吉朝が勝手に餅入れやがったこと思い出して立って激高。皆に止められる。大喧嘩になったとか。南光さんざこば派?でも、鍋奉行(吉朝談)に逆らったらいかんわな。

中入
桂む雀「延陽伯」
セラピーさん御指摘のところで涙がでそうになった。

桂南光「質屋蔵」
繻子の帯の話好きだなあ。でもこれは話のうまい吉朝さんや志ん朝さんで聴かなくちゃ。志ん朝さんは違う噺で出てきたと思うのだがCD聴き直そっと。

枝雀からこの世界に入った私。ぜひこれ一度行ってみたかったのが実現。大満足の会でした。名古屋からも4人は行っていましたよ。そのうちのお一人ととは、「お互い遠くから御苦労様です。」と挨拶を交わした(笑)。
ワッハでは客が入りきらないので次回は会場変更すると信じて(フェステバルホール?)、来年も必ず行お〜と。




Re: 2004年4月11日(日)「桂枝雀一門勢揃い」ワッハ上方 投稿者:春日井のパパのデート相手  投稿日:2004/04/13(火) 00:22:40
I P:222.147.162.220
枝雀エピソードで若手や孫弟子(紅雀さんやこごろうさん)にも発言さすような気配りがほしかったです、ちょっと残念!!
でもお客さん沢山はいっててこっちまでうれしくなりました(*^-^*)

落語でセラピーさん、今度どこぞでおあいできれば〜〜〜m(_ _)m


[12] 2004年4月14日(水)「桂吉朝独演会」京都府立文化芸術会館  投稿者:落語でセラピー  投稿日:2004/04/14(水) 23:38:23
I P:220.221.208.252
桂しん吉「鷺とり」
桂む雀「雨乞い源兵衛」
桂吉朝「地獄八景」
中入
桂吉朝「はてなの茶碗」


Re: 2004年4月14日(水)「桂吉朝独演会」京都府立文化芸術会館) 投稿者:落語でセラピー  投稿日:2004/04/15(木) 00:07:22
I P:220.221.208.252
 風雲急を告げ、暗雲立ち込める昨今の国際情勢を色濃く
反映した「地獄八景」かと思いきや、さにあらず、御陽気
で軽やかで、冒頭で雁之助はんがエライところで見つかっ
たり、冥途の寄席の場面では(「近日来演」といういつも
の言いまわしではなく)愛弟子・吉朝さんでないと決して
口にできないブラックジョークにニンマリさせられたり、
毎回おなじみだった噺家の形態模写は、今回はバッサリと
カットされたのが、潔さを感じながらも物足りなさも。
 「はてなの茶碗」は吉朝さんでお聴きするのは今回で3
回目だけどダレずに聴けるのは、油屋さんのお茶目度が聴
く度にエスカレートしているせいかもしれない。毎回感心
するのは、油屋さんが激昂して「何が油屋さんや!・・油屋
さんやけども」という何でもない一言にドッと笑いが起こ
る場面。


Re: 2004年4月14日(水)「桂吉朝独演会」京都府立文化芸術会館 投稿者:あんみつ姫  投稿日:2004/04/17(土) 00:25:32
I P:61.46.32.196
しん吉「鷺とり」マクラで重ね重ね重ねの携帯ご注意!最近師匠の噺の途中で携帯がよお鳴るとのこと。こんなことは絶対にあってはならん弟子の心情!私は3回もチェックしてしまいました。
む雀「雨乞い源兵衛」枝雀師匠の香りほうふつ、又見てみたいと思ったのは私だけではないでしょう。
いよいよ吉朝「地獄」なんと1時間15分!起承転結のない噺をよどみなく、疲れ気味の私を寝かせず聴かせた今ネタの連続、「出棺だよ全員集合」、みんなあの雨の日の映像見てたんやね。しか〜〜〜し、出囃子とともに現れる噺家さんたちの形態模写がすっかりカーーーーット。これはかなり期待はずれ。期待しすぎた私もバカやねえ。
中入り後吉朝「はてなの茶碗」これは別に期待なく聴けたので今夜の収穫!こっちの方が力入ってたかも?

[13] 2004年4月20日(火) 桂しん吉『春の祭典(仮)』 ジャングル・インディペンデント・シアター  投稿者:ファイン  投稿日:2004/04/22(木) 23:00:39
I P:221.190.70.183
桂しん吉 『天災』
桂歌々志 『はなしか入門』
桂しん吉 『くっしゃみ講釈』
 仲  入
ぐんきち 『ぷちミニライブ』
桂しん吉 『眼鏡屋盗人』&『鯉盗人』


Re: 2004年4月20日(火) 桂しん吉『春の祭典(仮)』  投稿者:ファイン  投稿日:2004/04/22(木) 23:02:51
I P:221.190.70.183
しん吉さん、ほとんど出ずっぱりの会でした
落語4席、練習しすぎて、声の調子がおかしくなりかけたそうです
最初からテンションあってなかなか健闘してはりました
ただ、くっしゃみ講釈のくっしゃみ自体がくっしゃみになってなかったようで、これは研究余地ありかなぁ
ぐんきちは初めて聞かしてもらいました
バンジョーと篠笛のユニット、いやぁええもんでっせ
これはほんと聞きごたえ有り・・・郡時さんのあのキャラなんともいえませんでした

歌々志さんは国宝との落語会帰りの車中での出来事、国宝宅での酒のお相手のおはなし
から道具屋の一席にはいるとみせかけてのミニ新作落語でした

そうそう、しん吉さんがまた最初にお客さんにおねがいしてはりました
携帯の電源の件と、なりゆきやオチを先に言わないようにと・・・
そのかいあって、客席マナーは非常によかったんですが
いうたらできるやないかいって・・・ちょっと気分は複雑ですが(^-^;
楽しい楽しい満足の会でした(*^-^*)


[14] 2004年4月23日(金)米朝・吉朝ふたり会 芦屋ルナ・ホール  投稿者:尾張の関西人  投稿日:2004/04/28(水) 09:44:49
I P:61.198.243.23
桂 あさ吉  向う付け
桂 吉 朝  かぜうどん
桂 米 朝  不動坊
 中入り
桂 雀 松  片 棒
桂 吉 朝  浮かれの屑より


Re: 2004年4月23日(金)米朝・吉朝ふたり会 芦屋ルナ・ホール 投稿者:尾張の関西人  投稿日:2004/04/28(水) 11:02:10
I P:61.198.243.23
「向う付け」 『目から鼻に抜ける』お弟子さんの多い吉朝一門。長男はおっとりしてまんなぁー。将来が楽しみな『大器晩成(?)型』。

「かぜうどん」 今更コメントするまでもない師匠の十八番。普通は噺を聴いた後、うどんが食べたくなりますが、この日は開演前に食べてしまいました。

「不動坊」  アンコロの件がきれいに抜けたのは、故意か過失か?なんてことには関係なく、『傘寿』の不動坊が聴けただけで大満足。

「片 棒」  最近富に味の出てきた噺家さん。さりげないクスグリに何とも言えない味がある。

「屑より」  居候の浮かれ具合が、以前よりバージョンアップ!客席のこちらのオシリも『うき浮き』。個人的には、芝居振りで静御前の『扇の山越え』。文楽で見たばかりだったので、大受けでした(^^)



Re: 2004年4月23日(金)米朝・吉朝ふたり会 芦屋ルナ・ホール 投稿者:店主良枝  投稿日:2004/04/30(金) 00:20:42
I P:211.124.255.135
桂あさ吉「向う付け」
 あさ吉さんのまったりした感じが、帳場を任された無筆の二人に妙にオトボケ感を出していて良かったです。

桂吉朝「かぜうどん」
 吉朝師匠の十八番ですね。まくらでの「この時期に冬の噺をするのは何故かというと…うっかりしてたんですね。」に場内爆笑。吉朝師匠のかぜうどん、見ると絶対うどんを食べたくなるのが凄い。

桂米朝「不動坊」
 まくらで「飛んだた飛んだまま」とおっしゃっていました。抜けようがどうしようが米朝師匠は凄いです。熟練の技、呼吸、間、全てにおいて凄みがあり、それを生で体験できる自分を幸せ者だとつくづく思いました。

桂雀松「片棒」
 初めて雀松さんを拝見させて頂きました。言葉には言い表せませんが、味のある方だなぁと思いました。まくらから会場を沸かせてはりました。

桂吉朝「浮かれの屑より」
 「浮かれの屑より」初体験。こんなに動きが激しいとは思っていなかったのでびっくり。舞台上の吉朝師匠に目が釘付けでした。居候のキャラが素敵ですね。

[15] 2004年4月25日(日) 第2回 御噺処ももや 雀のおやど   投稿者:尾張の関西人  投稿日:2004/04/28(水) 11:18:59
I P:61.198.243.23
桂 雀五郎  子ほめ
月亭 八天  鷺とり
笑福亭たま  へっつい盗人
月亭 八天  崇徳院


Re: 2004年4月25日(日) 第2回 御噺処ももや 雀のおやど  投稿者:尾張の関西人  投稿日:2004/04/28(水) 12:10:36
I P:61.198.243.23
「子ほめ」 見かけは武骨ですが、とても勉強熱心な若手です。とぼけた味もあり、めっちゃ応援したくなります。

「鷺とり」 しゃべりは上手ですよ。安心して聴けます。玉江橋から天王寺さんが『真南』に見える解説も勉強になりました。(って、勉強しに行ってんのかい!)

「へっつい盗人」 若手の注目株の一人ですが、この日は声の大きさと、上下をきらない話し方(福笑流?)が気になって、噺に入りきれませんでした。(最前列だもんで・・・)

「崇徳院」 そつのない運び方で大阪中を『グル、グル、グル、グル、グル・・・』胸元からチラチラ見えるネックレス(お守り?)に違和感が・・・。

去年の10月から始まった、八天さんの2回目の勉強会です。
打ち出しの10分後には『近鉄特急』に乗れました。『地の利』は最高!


[16] 2004年4月27日(火)「寄席山藤亭・談志系宇宙」紀伊国屋ホール  投稿者:落語でセラピー  投稿日:2004/04/28(水) 22:19:17
I P:222.150.201.155
林家たい平「前説」(幕前)
立川談春「替り目」
立川左談次「談志著作を斜め読み」
座談会:山中アナ(司会)、家元、山藤画伯、中尾彬氏、
吉川潮氏、高田文夫センセ
テツ&トモ♪飛び入り普段着なんでだろ♪
中入
柳家小菊♪粋曲♪
家元「堪忍袋」
家元「カーテンコール:落語チャンチャカチャン」


Re: 2004年4月27日(火)「寄席山藤亭・談志系宇宙」紀伊国屋ホール 投稿者:落語でセラピー  投稿日:2004/04/28(水) 22:32:18
I P:222.150.201.155
談志中毒患者の集いなので、チケット入手は困難と諦め半
分だったけれど、当日券が充分用意されており、紀伊国屋
文化に感謝。テツ&トモは4/24(土)に岸和田の浪切ホー
ルで拝見したばっかりで、「わたしゃ、テツ&トモの追っ
かけかい?」と自問自答するも、ジャージ姿以外の♪なん
でだろ♪もオツなもの。