[38] 2004年7月1日(木) 『春風亭昇太独演会』テレピアホール(名古屋 栄)  投稿者:春日井のパパ  投稿日:2004/07/02(金) 15:23:57 [返信]
I P:210.196.217.206
春風亭昇太 軽いトーク
春風亭昇太「そば清」
春風亭昇太 新作「リストラサラリーマン」(正式名不詳)
中入り
林家二楽 紙切り
春風亭昇太 「壷算」



Re: 2004年7月1日(木) 『春風亭昇太独演会』 テレピアホール(名古屋 栄) 投稿者:春日井のパパ  投稿日:2004/07/02(金) 19:33:33
I P:220.145.36.20
米朝系聴く人は、この会には来ないと思い安心?してたら、ある方からお声が。「こんなんも来るの?」お互い様です(笑)。いつもの名古屋での落語会と違って若い女性が多い。こちらでテレビ番組持っているからか、マスコミの力は恐ろしい。前回は5〜6割の入りだったが今回はほぼ満席。どうしたの?

春風亭昇太 軽いトーク
前回は私服で登場したが、今回は前座がいないので、着物で高座の前にマイクを持って立つ。15分ぐらいのトークを。

春風亭昇太「そば清」
思い出せないがどこかで聴いたことある噺。蛇含草の江戸版ですかね。内容は違うがサゲは一緒。餅を食べる見せ場に比べて、蕎麦を食すところは弱いね。蛇含草の方が好きだなあ。

次の噺のために高座上で着替える。袴を脱ぎ着ていた着物を舞台袖に投げて(これ、やすきよの漫才に背広を投げるのがあったと思い出す)、また袴を付けるまでトークしながらを客の前でする。本人パフォーマンスのつもりだろうがどうなんでしょうねえ。あまり感心しませんね僕は。せめてイッセー尾形のように舞台ふちでやれよと思った。もっと若い人ならともかく、40半ばのオッサンのやることではない気がする。昇太よ、いつまで若手のつもりだい!

春風亭昇太 新作「リストラサラリーマン」(正式名不詳)
志の輔の新作の出来のほうが上ですね。歳は下でもキャリアはこの人の方が上ですが、完全に抜かれているよ〜って前回自分で言ってました。←そのとおりです。


Re: 2004年7月1日(木) 『春風亭昇太独演会』テレピアホール(名古屋 栄) 投稿者:春日井のパパ  投稿日:2004/07/02(金) 20:55:03
I P:220.145.36.20
林家二楽 紙切り
この人がよかった。プロです。トークも紙切りも。
私、間違ってました。今の正楽が先代の息子かと思ってました(顔似てるような気がして)。この方が先代の息子さんです。先代は10年程前に松坂屋ホールで枝雀さんと共演したの観ました。二人とも故人や(グスッ)。
前回のゲストも独楽回す人で、この人客席走り回り充分楽しませていただきましたが、昇太よりもゲストの方が見ものですよこの会は。ここだけの話。上方の手品やる人や独楽回す人よりも、お江戸の方がエンタティナー度高いね。
圧巻だったのが、客からのリクエストがモリゾー&キッコロだった(皆さん知らんでしょう。愛知県人だって知らん人多い。盛り上がっていないもんで。)まさか、その客を仕込んどいたわけではないと思うが、それ切りました。OHPで一瞬映し出しただけだけど、プロ根性には敬服しました。
最後は祭りの風景を次から次へと。男女の踊る姿から、サザエさん一家、ゴジラ(イントネーション注意)、ウルトラマンまで登場し、凄いの一言。(もっとじっくり見たかったなあ)

春風亭昇太 「壷算」
この人、歳を取っても、上手くならんでしょうな。落語は天性の才能だよネ。円蔵やこん平のようなオモロイ落語家になるしかない。とても志ん朝のような上手い噺家にはなれんでしょうな。
この噺も語りでなく、動作、ギャグで笑わせる。アクションで値切る男の仕草は、それなりに面白かったけどね。
時間の関係か江戸版なのか判らないが、二人が瀬戸物町に行く道中に、古着屋へ羽織を買う例え話がなかったのは寂しい。サゲも「ややこやしいから、金とこの一荷入の壷も持っていって」より、「これがこっちの思う壷」の方が面白いと思うのだが・・・

私と同じ歳の昇太君なので応援してますが、もっと落ち着けよ!(人のこと言えないか?)次回も昇太のトークとゲストを楽しみに行こう〜と。

尚、新作「リストラサラリーマン」は、正しくは「リストラの宴」でした。



[39] 2004年7月3日(土) 『桂ざこば・南光・雀々三人会』  稲沢市民会館中ホール (愛知県 稲沢市)  投稿者:尾張の関西人  投稿日:2004/07/03(土) 23:29:28 [返信]
I P:218.222.70.35
桂 歌々志  『狸 賽』
桂 こごろう 『つ る』
桂 南 光  『あくびの稽古』
(中入り)
桂 雀 々  『がまの油』 
桂 ざこば  『厩火事』


Re: 2004年7月3日(土) 『桂ざこば・南光・雀々三人会』  稲沢市民会館中ホール (愛知県 稲沢市) 投稿者:尾張の関西人  投稿日:2004/07/04(日) 00:49:18
I P:218.222.70.35
桂 歌々志 『狸賽』
平成9年3月、故桂歌之助師に入門。
落ち着いた高座は、とても前座さんとは思えない。
会場をホッコリさせてお役御免。

桂 こごろう『つる』
平成3年3月、桂南光(べかこ)師に入門。
1年余続いた、ラジオ大阪の『こごろうジャーナル』が昨日(7/2)で終わりました。唐突な終わり方で意外でしたが、当然ながら、一言も触れず終い。
まくらの「桂こごろうです、決して【桂てでろう】ではありません。」あたりで、熟睡してしまいましたm(_ _)m

桂 南 光  『あくびの稽古』
昭和45年3月、桂枝雀(小米)師に入門。
マクラからお客さんは大笑い。よく受けてました。

桂 雀々 『がまの油』 
昭和52年6月、桂枝雀(小米)師に入門。
マクラが南光とかぶる。前の噺は聴いていないのか?
内容が良かっただけに、惜しい!

桂 ざこば『厩火事』
昭和38年5月、桂米朝に入門。
いつもの、嫁さんのボヤキからネタへ。
気の入った高座で、満足でした。


[40] 2004年7月4日(日) 『東京さえずり会』 江戸東京博物館ホール (東京 両国)  投稿者:まゆ  投稿日:2004/07/05(月) 14:08:02 [返信]
I P:218.42.16.83
桂 しん吉 『鷺取り』
桂 歌々志 『おごろもち盗人』
桂 よね吉 『七段目』
桂 都んぼ 『秘伝書』
桂 出 丸 『首提灯』
 ー中入りー
桂 あさ吉 『世帯念仏』
桂 団 朝 『子はかすがい』
 大 喜 利


Re: 2004年7月4日(日) 『東京さえずり会』 江戸東京博物館ホール (東京 両国) 投稿者:まゆ  投稿日:2004/07/05(月) 15:04:17
I P:218.42.16.83
桂 しん吉 『鷺取り』
  鳥の羽根柄のお着物が、とてもおしゃれ。この日の吉朝門下の三人さん、いずれも白と黒の粋で涼し気ないでたち。師匠のセンスの良さを受け継いではるんかな・・・。噺も◎!

桂 歌々志 『おごろもち盗人』
  通りがかりの人に財布を持っていかれるところまで。盗人の情けなさが、面白かった。

桂 よね吉 『七段目』
  吉朝さんのそれそのままの、熱演。この日、一番引き込まれました。まくらでは、独自の「そば屋!」(大向こう)が、うけていました。

桂 都んぼ 『秘伝書』
  高座に上らはった瞬間から、陽気な空気をかもし出す、明るい雰囲気の方。大喜利では、ボケ役がはまってました。

桂 出 丸 『首提灯』
  ちょっと急いではったんかな・・・。もっとたっぷりと酔っ払いぶりを見せてほしかった。

桂 あさ吉 『世帯念仏』
  いつもの飄々とした雰囲気で、あっさりと。まくらが、5月の深川の会とまったく同じだったのが残念。

桂 団 朝 『子はかすがい』
  聴く方にそろそろ疲れが見える七席目。(昼の「三人会」から引き続きの方も大勢)そんな中、迫力のある声で、しっかりトリを務められました。

大喜利
  お決まりの「数え唄」は、国宝ではなく、場所にちなんで横綱を目指すバージョン。あさ吉さん「ろく〜で肋骨みな折れて〜」がうけました。もちろん「米朝師匠か!」のつっこみあり。


[41] 2004年7月5日 『志の輔らくごの会』  札幌市民会館  投稿者:えみゅ吉  投稿日:2004/07/07(水) 12:36:35 [返信]
I P:211.125.0.159
立川  志の春 「つる」 
三遊亭 全楽  「真田小僧」 
立川  志の輔 いろいろ聞かれて困っちゃう薬屋さんのお話 (すみません 題不明)
中入り 
ジャンク小出  洋風曲芸 
立川  志の輔 「抜け雀」


Re: 2004年7月5日 『志の輔らくごの会』  札幌市民会館 投稿者:えみゅ吉  投稿日:2004/07/07(水) 13:06:55
I P:61.121.44.127
立川志の春 「つる」 
一生懸命に丁寧にお噺されましたが、開口一番で少し固くなっていたのか、面白いところまでたどりつけなかった感じ。 
三遊亭全楽 「真田小僧」
正統派で、なかなかよかったと思います。円楽一門の方を聞いたのは初めてでしたが、まっすぐお噺に取り組んでいるって感じられました。志ん朝師匠のCDで、このお噺は聞きましたが、なんとなく似ていました。 
 
立川志の輔 困っちゃう薬屋さんの話
今回の落語会、お題が書いてなくて、チラシもなかったので、題名がわからないんです。
新作なので、いろいろ細かく聞かれて困った薬屋さんのお話でわかるでしょうか?
今回、前の席に小学生位のお子ちゃまがいて、笑い転げている声で、みんなつられて笑うという感じで、マクラで早速触れていました。あと最近始めて国立能楽堂に行って、お能をみたはなし。入ったとたん、檜の香りで、税金なのね〜と思ったことなど。枕が結構長かったです。
この新作は冬のパルコの「志の輔らくご」が札幌にも2年前から来ていて、一回聞きました。

ジャンク小出 
はしご使って、曲芸したり、いろいろ小道具を箱に詰めて、拍手も仕切って、なかなか。

立川志の輔 「抜け雀」
気の強いおかみさんと絵描きさんに挟まれた、宿屋のご主人がすっごく感じでていました。あと、屏風に書かれた雀の様子も身振りで全部やってすごくつかめたと思います。
志の輔師匠のお噺は面白いけれど、しんみりするところがすごく感じ出ていて、うまいといつも思います。


[43] 2004年7月10日 『第164回 かまくら落語会』 鎌倉生涯学習センター・ホール(神奈川県 鎌倉市)  投稿者:まゆ  投稿日:2004/07/14(水) 07:40:40 [返信]
I P:218.42.15.230
桂 吉坊 『馬の田楽』
桂 宗助 『七度狐』
桂 吉朝 『百年目』
 −中入りー
桂 吉朝 『首提灯』


Re: 2004年7月10日 『第164回 かまくら落語会』 鎌倉生涯学習センター・ホール(神奈川県 鎌倉市) 投稿者:まゆ  投稿日:2004/07/15(木) 15:38:55
I P:218.42.15.230
コメントなど畏れおおくて・・・とにかく充実した会でした。

私としては、5月のサンケイホールでの吉朝さん『百年目』を聴けなかったので、特に期待がふくらんでいました。そして期待通り、いえ期待以上に満足できました。

この日は、開演2時間前から横須賀線がストップ。予定より20分遅れで始まりました。
なんとか開演には間に合ったものの、食事をする余裕もなく会場へ。そのせいか“おから”までもがめちゃめちゃ美味しそうでした。

なにはともあれ、吉朝さんご一行が無事にいらしてくださって、よかったよかった!


[45] 2004年7月24日(土) 『桂米朝・小米朝親子会』札幌道新ホ−ル  投稿者:えみゅ吉  投稿日:2004/07/29(木) 13:22:48 [返信]
I P:61.121.44.2
桂 吉坊  「子ほめ」 
桂 よね吉 「ちりとてちん」
桂 小米朝 「鷺とり」
桂 米朝  「はてなの茶碗」
  中入り
桂 小米朝 「猫の忠信」
  


Re: 2004年7月24日(土) 『桂米朝・小米朝親子会』札幌道新ホ−ル 投稿者:えみゅ吉  投稿日:2004/07/30(金) 13:04:58
I P:218.229.43.175
桂 吉坊 「子ほめ」
吉坊さんやっと聞くことができました。2月の吉朝師匠の会のときはお茶子さんだけだったので。すごく上手い!吉朝師匠の口調にも似ているかしらん。きちんと笑い取る間も押さえているとお見受けしました。 
 
桂 よね吉 「ちりとてちん」
よね吉さんもお初でしたが、こちらも安定した面白さ。このお噺自体が、愉快なものですが、割とギャク満載で、手馴れている気がしました。  
吉朝師匠のお弟子さんたちはレベル高いですね。 
 
桂 小米朝 「鷺とり」
小米朝師匠もお噺うかがうのは、始めてです。
芸能界のヨンさまと「徹子の部屋」で言われてから、ずっと名乗っていたのに、別な本家がいて、林家ぺ−さんが、本家だといってこの間の銀座落語会で高座に出て、お株を取られてしまったこと。20年近く前に、始めての独演会で札幌に来たこと。そのときはまだ“子”米朝とめくりに書かれることが多かったこと。3人兄弟で一人は噺家になる運命だったのか?など枕でいろいろ話されました。 
雀になってのちゅん太郎や江戸の雀の会話のところが面白かったです。このお噺のこの雀のところや、鶯を自分の手に止まらせて捕るくだりは、「商売根問」というお噺と同じなのでしょうか?「商売根問」というお噺は聴いたことないのですが、林屋染丸師匠の本で内容は同じで書いてあったので。
ただ、この鷺とり、最後はお坊さんが亡くなるので、なんだか変な噺のような気がします。 
  
桂 米朝 「はてなの茶碗」
「待ってました」の声。
枕でいきなり、最近自分の会はお客さまの入りがいい。もう最後かもしれんから、いっぺん見とこということらしい。とうけてました。 
茶金さんの大旦那の感じと油屋さんのおっちょこちょいの感じの対比がうまいなと思いました。
油屋さんのこつこつ商売をしている人への茶金さんの思いやるこころを特に感じました。
こういうところ、国宝いつもながら感じ出ていますよね。 
やっぱり、国宝はハンサムよね〜と中入りのロビ−で声あり、一人力強く、うなずいていました。 
 
桂 小米朝 「猫の忠信」
始めての噺で一番楽しみにしていました。
浄瑠璃の背景、文楽のことなど丁寧に説明があり、分り易かったです。三味線の太夫さんが、どうしてあんなに沈んだよう格好で三味線にしがみつくように弾いているかという件、おかしかったです。
あと常吉さんのおかみさんもうまい。最後の落ちまで一気に面白く聴かせていただきました。


[44] 2004年7月25日(日)第三回たなばた落語ランド『桂吉朝独演会』一宮劔正幼稚園講堂  投稿者:尾張の関西人  投稿日:2004/07/28(水) 00:09:00 [返信]
I P:61.198.209.249
桂 あさ吉   「茶の湯」
桂 吉 朝   「皿屋敷」
中入り
桂 吉 朝   「首提灯」  


Re: 2004年7月25日(日)第三回たなばた落語ランド『桂吉朝独演会』一宮劔正幼稚園講堂 投稿者:尾張の関西人  投稿日:2004/07/30(金) 00:43:15
I P:219.108.136.217
桂 あさ吉   「茶の湯」
癒し系噺家のあさ吉さん。若いフアンが多いそうですが、オバちゃんにも好かれそう。
この噺を聴くと、途中で必ず寝てしまいます。(あさ吉さんに限りません)

桂 吉 朝   「皿屋敷」
『車屋敷』へ向かう道中、虫の声のような笛の音が…。
歌舞伎の小道具で、虫の擬声を出す『虫笛』と言うそうです。喜六の目の動きが、恐がりの様子をうまく表していました。

桂 吉 朝   「首提灯」  
この噺でも、酔いたんぼの目線が秀逸!
師匠の『酔っ払い』が自然なのは、偏に『目の動き』によるものではないか、と思います。
「目は口ほどにモノを言う。」と言いますが、目の動きが噺のおかしさを倍増させたり、半減させたりするもんですね。

いい会場に、いい世話人さん。いいお客さんに、いい噺家さん。来年もここで『吉朝独演会』があれば、どこにいても、駆け付けたいと思います。