「深海」

どこまでも果てしなく広い海に、
何かが落ちた場面から曲は始まります。

少しずつ沈んでいくそれは
引き連れた空気を小さな泡として纏い、

やがて水と、光と、
自分だけの世界となります。

いつしか海底へと辿り着き、
水の動きに身を任せて漂うその姿は
優雅に見えるかもしれません。

僅かに射す光が美しく、
時間が止まっているかのような静けさ。
しかし、ほんの少しずつ
それは流されていきます。

 - さらなる深海へと。

音源
(2008.12.6 東北大学マンドリン楽部
             第43回定期演奏会)