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概要


Dir構成と相対的指定法のすすめ

    当プロバイダの場合、下図のようにpublic_htmlの下にuserzという個人のDirがあります。そのDirにまずindex.htmlというHPの玄関となるメインのHTML文書ファイルを置くことになります。

    その他、数学関係はmath,掲示板のcgiプログラム関係はcgi-binなど、分かりやすいDirをつくって、それぞれのDirごとに、関連するHTMLファイルや、そちらのDirでしか使用しない画像を置くとよいでしょう。この場合、画像などはそのファイル名を指定するだけで結構です。また、ディレクトリが違えば同じファイル名を何度使用してもかまいません。例えば、old1のDirにもold2のDirにも、内容は違うけれども同じファイル名(paint1.jpg〜paint5.jpg)である画像などを置くことができます。

    また、どのHTMLファイルでも使用するような画像についてはimagesなどのDirをつくり、そこに一括して置きます。この場合は矢印()で示しましたようにDirを指定しなければなりません。

    また、リンクするHTMLファイルにつきましても実際存在するURLを指定するよりも、画像ファイルと同じような指定をする方が便利です。なぜかと申しますと、前述しましたように、作成したHTMLファイルをアップロードする前に、リンクなどの確認をすることがよくあります。このときの確認をオフライン(電話を繋げていない)状態において(手元のハードディスク内で)確認するときに、実際のURLを指定していた場合には、リンク先のHTML文書に移動してくれないからです。要するに実際存在するURLを指定した場合は、オンライン状態で確かめるしかないので、無駄な電話代がかかってしまうのです。

    下の図の解説のように、index.htmlを基準としてリンクや画像を指定する方法を相対的指定法、また、実際存在するURLをそのまま指定する方法を絶対的指定法といいます。
    HTMLファイルのメンテナンスの面から考えまして、できますれば相対的指定法でタグを作られることをお勧めいたします。



当HPのDir構成図(概略)

    user名(userz)
     |
     |---index.html,osusume.html,・・・ etc.imagesのDir内の画像はタグで./images/***.gifと指定
     |
     |---oldimagesのDir内の画像はタグで../images/***.gifと指定
     |  |
     |  |---old1imagesのDir内の画像はタグで../../images/***.gifと指定
     |  |---old2ここからindex.htmlに戻りたい場合タグで../../index.htmlと指定
     |
     |---math
     |---cgi-bin
     |
     |---images(色々なhtmlファイルで何度も使用するような画像をまとめてここに置く)
         |
         |---***.gif
         |---***.jpg


アクセスカウンターがリセットされた場合の再設定方法

    最近UNIXのサーバを利用しているプロバイダにおきましては、個人にもcgiやssiプログラムの使用を許可し、掲示板やメーリングリスト、チャットなどのできるHPが増えています。しかし、このcgiプログラムバグによる暴走のためにプロバイダのサーバーが停止し、アクセスカウンターがリセットされることがよく起っています。このとき、プロバイダ側が何らかのバックアップをとっていればある程度カウンター数は元に戻りますが、もし元に戻らない場合、例えば5000をプラスしたいときはHTML文書を編集し、カウンタのタグで

      <IMG SRC="/cgi-bin/nph-count?link=***.html&width=5&increase=5000">

      <!--#exec cmd="./cgi-bin/count.pl"-->の場合はcount.plのプログラム中のカウントのところに+5000

    などとして5000を加えてやることもできます。ただ、ご訪問者がカウンタをつけたhtmlファイルをリンクされていない場合や、カウントをするまえに読み込みをストップして次のリンクに移動される場合などのように、カウントされないときも多いですので、カウントが減ってもあまり深刻に考えないほうが(やる気を起こすエネルギーになるのは確かですが...)よいのかもしれません。



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