大和級戦艦(就役時)

同型艦

艦名

就役年
大和
武蔵

1941
1941

・要目
項目 数値 武装 数値
基準排水量 70000t 主砲 45口径46cm砲 三連装3基 9門
全長 273.0m 副砲 60口径15.5cm砲  三連装6基 18門
全幅 38.9m 高射砲 45口径12.7cm砲  連装8基 16門
機関出力 180000hp(主缶は30気圧) 艦載機 6機
速力 28.0ノット(28.5ノット) 水線部装甲 400mm(20度テーパー)
航続力 16ノットで9600浬 甲板装甲 200mm(最大230mm)

・メモ
今回のコンセプトは、英国のような外洋艦隊が求める「大和」です。
技術レベルは史実の日本の数年先ぐらいです。

そして今回重要な要素は、「居住性」と「航続距離」。できれば高速力。
主戦闘能力に関しては史実と同じでかまわないでしょう。十二分にモンスターです。

外観上の変化ですが、一番の分かりやすい変化がデッキを一つ増やした事です。
見た目で目立つようにリノリウム張りにしてやりました(笑)
あとデッキが増えた空間的余裕を使い、副砲の下部構造をいじってある事になってます。
各副砲塔は、給弾室を設けて動力をパワーアップ。さらに完全な砲塔型として再構成されています。

次に大きな変化は、全長を10メートル増やしました。幅と喫水は増やしてません。
こちらは圧力高めたボイラーに対する、より大型でハイパワーのタービンを据え付けるためです。
概算では4メートルだけバイタルパートを伸ばせばいいとなりましたが、
艦全体のバランスの関係から艦尾から艦首にかけて全部引き延ばさざるをえませんでした。
排水量が一割近く増えた原因の半分はこのためです(排水量はかなりドンブリ勘定です)。

残りの排水量は、バルジ内の燃料槽化、水密隔壁の増加、デッキの増加によるものです。
全長アップによる副砲と高角砲の増加は余録にすぎません。

でまあ、今回言いたいことなんですが、
架空戦記界でスタンダード化している、「速力30ノット越」、「50口径46センチ砲」のオーバースペック大和は、
この上にボイラーの圧力をさらに引き上げ(恐らく400〜450度/35気圧以上!)、機械室もさらにハイパワー化です。
主砲をバーベットリングごと50口径にしないといけません。
大量の電子兵器のための発電力強化する区画なんてのも増やさないといけない。

そんなの日本が冶金技術など基礎の面から相当上昇しないと無理、ということです。
ま、次はそんな妄想大和に衣替えするんですけどね(笑)