■ シーン3「陰謀渦巻く停戦交渉」 ■

GM  では、オリオール公国は停戦に応じることになりましたが、交渉団として軍を代表してアントン司令も停戦交渉に臨まねばなりません。
アントン そうなんですか。ネゴシエーターだけに任せて・・・
クレスト エ○ィー・マーフィー一人で登場。「あ〜、どもども。」(笑)
マヒェン 一人で大暴れ(笑)
クレスト 華麗なカーアクション(笑)
アスラ  ネゴシエーター違うだろ(笑)
アントン いっしょに行きますから大丈夫ですよ。
GM  じゃあ、エディな外交官と軽快なトークをしながら行ってくれ(笑)
あと、クレスト王子も政治的立場もありますから、オブザーバーとして会議に参加する事も可能ですよ。
クレスト う〜ん。ボクは後方で部隊を固めて置きます。どうもクサイし。
アントン 王子が残るなら、部下には王子と協力して防衛に務めよと残します。
GM  う〜ん、してもよいですが、彼は単に傭兵でなく流浪とは言え王族ですから、彼に指揮権を渡すと・・・
アントン あ、分かりました。
クレスト 「この国はボクのものだ〜! みんなボクに付いてこい〜っ!」(笑)
マヒェン と言う口実を与えかねないですね。
クレスト おまえ達の戻ってくるところはもうないぞ〜(笑)
マヒェン よくある話しだ(笑)
GM  なお、PCであなたが指揮権を渡しても良いのは人形使いさんぐらいですね。
アントン どれもしませんよ。次席の指揮官に預けます。
GM  はい、分かりました。さて、その頃街に潜伏している人たちが、停戦交渉が始まるまでまず一回行動していいです。何かしますか。
アスラ  よし、まずはネライス軍がなぜこんなちんたらと戦争してるのか調べよう。
あまりにも動きが怪しすぎる。
マヒェン 同じく探る。
GM  では、敵部隊に対して捜しますか。それとも全般情報を探しますか。それともこの街でちまちまと謀略合戦をしますか。
アスラ  純粋に敵部隊に潜り込む。
マヒェン 私はエージェントの能力を使って全般情報を調べますよ。結果は17。
GM  ハイ、分かりました。では、まずは全般情報からです。
まずはオリオール公国ですが、このセッション開始前の状況から停戦に傾いていて、それを宗主国でもあるクバルカンが、援助するからしっかり戦えと尻を叩いてます。そして、その先遣でマヒェンさんが来たんですね。
ですからオリオール側から見れば、今回の停戦はむしろ望んでいたものです。
マヒェン それは分かりました。肝心の方は?
GM  はい。ネライス帝国は今意見が大きく二つに分かれているようです。
完全にこの国を蹂躙するまで攻めるべきだとする伝統的一派と、何とか政治的妥協で一日も早く戦争を終わらせようと言う一派です。
マヒェン 誰がどうなの?
GM  この国は基本的に徹底的な軍事国家ですので、主な意見を占めているのは蹂躙派です。
マヒェン つまり、王族が蹂躙派か・・・。
GM  そうですね。司令官のグルナ姫が蹂躙派です。そして、停戦派が副司令官のカイン=ストレーガーさんです。
アントン その関係があるから、最初と二回目の停戦を宣伝した人が違うんですね。
GM  そうでしょうね。
クレスト 「ヘタれやから、行ける行ける」ってなっただけでしょ(笑)
全員  (笑)
クレスト 「相手、何もせんと下がったで、ヘタれちゃうん」って。
GM  「ウチやる気なくした、アンタしといて〜っ」てか(笑)
アスラ  それなら、しょうがないな(笑)
アントン いや、副司令官が何もせずに下がるとは何かある筈と考えたんですよ。
だから、停戦交渉を主張したんですよ。
マヒェン 姫は直感でヘタれと考えて、副司令は理屈で考えた結果?(笑)
全員  (笑)
GM  なるほど、GM納得です(笑)
マヒェン で、今回ゆっくりしている原因はソレだけ?
王女様と副司令の対立があるため? それ以上の突っ込んだ情報は?
GM  現在では、そう思われています。全般的情報だとそれ以上ありません。
マヒェン 分かりました。ま、最初はコレぐらいでしょう。
GM  ちなみに、ネライス帝国本国もやはり二派に分かれているようです。
マヒェン まあ、ネライス帝都の方は、セッション前に放たれているであろう密偵からの情報を待ちましょう。
マヒェン この街で帝都の情報は密偵から入手できますか?
GM  う〜ん、あなたの腕しだいでしょう。と言うわけで判定。
マヒェン うりゃ〜・・・12。
GM  しばらくかかりそうですね。
アスラ  そう言えば前に出ないのか。そして王女と接触?(クレスト王子に)
クレスト そして裏切り! そして国の再興!(笑)
全員  (笑)
アスラ  いいねぇ(笑)
GM  なんだ、ハッピーエンド見えてるな(笑)
クレスト まあ、司令が惨敗でもしない限りしませんよ(笑)
GM  まあ、それはおいといてアスラさん判定して。
アスラ  おう、では前線を調べるので騎士で判定だな・・・18。
GM  はい、問題なく侵入できました。で、何を調べますか?
アスラ  そうだな、敵部隊の配置状況と前線の兵士の状態かな。
GM  基本的にサリス市を包囲していますが、当然敵の反撃を警戒して、街の南側を重点的に兵力が配置についています。
アスラ  て事は後方は手薄って事か。
GM  そうですね。包囲用の部隊はいますが、基本的に前線じゃなくなっているので比較的手薄です。
アスラ  敵主力の位置は?
GM  街の北東部に本陣が置かれています。
アスラ  停戦交渉には誰が出るのだ?
GM  グルナ姫と参謀長などゾロゾロ出てきますが、副司令が軍隊を預かっているでしょうね。
アントン じゃあ、そこを爆弾で暗殺を・・・
GM  姫も騎士ですから、多分死にません。するなら、バスター砲でも打て。
クレスト じゃあ、打ちましょう(笑)
GM  そして、星団法違反でこの国はおしまいですよ(笑)
クレスト おぉ、素晴らしいじゃないですか(笑)
アスラ  で、他の情報は?
GM  ぐるっと回っただけだとそのぐらいです。
アスラ  敵主力の規模は?
GM  それぐらい分かってもいいでしょう。宮廷騎士団2個大隊、主に「蒼騎士」で構成された大隊と「ダーク・ロード」で構成された大隊とがあります。他、機動力のありそうな国家騎士団が数個大隊あります。
アスラ  ホウホウ。ちなみに、友軍の配置は?
GM  停戦会議ですので、最終防衛線でなく敵部隊とやや距離を置いただけで、対峙しています。そして国家騎士団と一部傭兵騎士団ぐらいしかいません。
アントン そうです。あ、そうそう特に指示してないのでテーラーさんの大隊はこの前線にいるんですよね。
GM  そうですよ。ところでアスラさんの部隊は?
アスラ  ワシの部隊はとっくに防衛線に下がってるよ。ダッシュで逃げたし(笑)
GM  と言うわけで、あなたが指示しないとアスラさんの部隊は後方に下がっている事になりますが、それでいいですか?
アントン 最初からそう言う約束ですから、それでいいですよ。
アスラ  ウムウム、契約通り。
GM  えっと、では国家騎士団しか配備してないの? 傭兵騎士団は?
アントン え〜っと・・・国家騎士団だけでいざと言うとき相手を抑えられますか?
GM  最低さっきぐらい必要だから、少し無理ですね。
アントン じゃあ、国家騎士団を前において、そのサポートにテーラー隊を置いておきます。
クレスト ボクは、ボクの部隊は?
マヒェン 後方にいるんでしょ。まあ、私の部隊なんて来てもいないけど(笑)
アントン そう・・・ですね。前に出てくれるならお願いします。
クレスト う〜ん、一度下がっていますし、あまり部隊を前に後ろに動かすのはよくないでしょう。ムダに消耗しそう。
アスラ  いいかな? 副司令官の天幕を調べたいのだが。
GM  副司令官? ではトライブスマンで判定してください。
アスラ  では、ゴロゴロゴロ・・・19。
GM  恐らく、それらしいものを発見できました。さすがに警戒厳重です。
アスラ  う〜ん。では動きが出るまで「鷹の目」で見張っておきます。
あと、部下達も色んな場所に放って情報を集めさせます。
GM  特に重点的に捜す情報は?
アスラ  そうだな・・・敵要人と密偵の動きかな。
GM  了解です。では結果を待っていてください。そして、しばらく監視していますが、熱心に停戦交渉準備をしている風にしか見えませんね。
アスラ  動きが出るまで、あんパン食べながら張り込みだ(笑)