■ シーン7「停戦交渉開始」 ■

GM  さて、ようやく停戦会談の場です。
マヒェン 頑張れよ。
アントン ハイ。でもネゴシエーターがしてくれますので。
アスラ  うそ〜ん、また熱弁振るってくれるんじゃないのか?(笑)
アントン いえ、さっきからエディが、軽快なトークを喋ってくれていますよ(笑)
アスラ  まあ何かあったらよろしく。他は交渉でれないんで。
GM  そうですね。後、オブザーバーとしてクレスト王子が出てもいいですが、PCではその二人だけですね。
マヒェン 私は情報だけ入るように、変装だけして別室に待機しています。
GM  そんなところですね。さて、停戦会談ですが、ネライス側は予想通り「とっとと降伏しろやゴラァ。」状態です。軍事的、政治的に圧倒的有利にありますから臆するところもありません。
マヒェン 『分かりました』(笑)
アスラ  早っ! 交渉終わりやん(笑)
アントン 属国派の意見が代弁されているんですね。こちらは大丈夫でしょうか?
GM  まあ、言を左右にしてのらりくらりとかわしています。
アントン あの、穏便案について話してもいいものでしょうか?
GM  他に話すなら、判定をしてもらいますよ。
アントン 前にエディに言っていたらダメなんですね。
GM  情報とは知る人が増えるほど漏れやすくなります。注意してください。
何気ない行動で、全てが吹き飛びますよ。
アントン 気を付けます。
マヒェン では、本日はお開きと言う形になるんですね。
GM  そうですね、この調子なら数ヶ月は大丈夫でしょう。
アントン 分かりました。一安心です。
GM  と言うわけで、PCは停戦会談は放っておいていいですから、その間何か行動される方はいますか? ただし、すでに密談予約入れている人は別です。
アントン ボクも知らないんですか?
アスラ  そりゃ、教えられんだろ。
GM  アスラさんとクレスト王子の行動は二人が勝手に進めているので、二人が伝えない限りあなたの手元に情報は入ってきません。
アントン いや、後方の部隊から二人が消えたとか情報が入らないかと思って。
GM  なるほど、じゃあ対抗判定かな? アントンさんの部下vsアスラさんです。
アスラ  トライブスマンで・・・14!
GM  えっと部下は・・・ダメです。工作に気付いていません。
アントン はい、では何事もないと思っておきます。
マヒェン ところで、帝都や公都などからの情報はまだか?
GM  あ、ゴメン。予定外の事が色々起こるから忘れてた。
全員  (笑)
マヒェン 忘れないでください。
GM  大戦争の筈が、個々人で話が進んでいたので忘れてしまった。申し訳ない。
マヒェン まあ、情報が錯綜していると言うことにしておきましょう。で?
GM  えっと・・・今までプレイヤー情報だったことの裏付けが取れます。
マヒェン よし。これで振り回されずに済むな。
GM  なお、ネライス本国は、国是ですから蹂躙派が強いです。
そして、今話をまとめようとしているのは前線部隊です。ただし、一番穏健な停戦案の事については伝わってきません。
マヒェン 前線の一部の考えって事か。
アントン ボクは戦争以外で動けない人なので、その辺の交渉とかは、チャーミー中佐とマスク・ザ・ピンク(マヒェン)に任せます。夜の交渉を・・・
アスラ  夜?
マヒェン 私に何をしろと言うのだ!(笑)
全員  (笑)

(しばらく下世話な話となります。失礼しました。)
アントン いえ、爺やとの交渉に決まっているじゃないですか〜。
マヒェン ハイハイ、そっちはするから。
アントン あとは、情報収集できるならします。爺やの言っている事の裏付け取るとかします。他は、今の街の外の敵軍の配置とかも調べます。
マヒェン 後方の事はほったらかしでいいのか?
アントン ボクは、テーラーが内通していると言う情報をこちらが握っている事を知らないと思っていますから、テーラー隊を下がらせたところで情報が漏れてもヤバイので、アスラさんに任せています。
マヒェン そんなにタダの傭兵を信じていいのか?
アスラ  しかし、真実はワシらは色々して既にサリス市に向かっているんだな。
クレスト イェス(笑)
マヒェン 後方には影武者置いてね(笑)
アントン ええ、ボクは信じているので、目に付く所の情報収集にだけに務めます。
GM  わかりました。では、ここ数日ですが、爺やからの接触はなし、情報も特に注目すべきものはありません。
アントン 分かりました。
マヒェン さて、後は何を調べたものやら・・・
GM  まだ、情報収集しますか?
マヒェン したいんですが、何から手をつけて良いものやら。少し考えてから言います。
GM  はい、ではカインさんとの密会です。
アスラ  おう。
クレスト どんな人?
GM  向こうは代理人です、カインさんの代理なのでアベルとしておこうか。
マヒェン どっちか裏切りそうだね(笑)
アスラ  ワシたちは、変装しておくぜ。マスク・ザ・ブルーとホワイトに。
GM  はい。で向こうですが宮廷騎士クラスの騎士ですが専門家のようです。
で、「ご用件はいかなる用でしょうか。会いたいとの願いでしたので、こちらは聞き届けたしだいですが?」と慇懃に訪ねてきます。
アスラ  「うむ、テーラーさんより事情を聞き興味をいだきました。」と切り出し、「ネライス鎮定軍の副司令官閣下に耳寄りな話があるのですが」としてニヤリと笑いかけます。
アベル 「つまり、あなた方は情報を売りたいと考えてよろしいのでしょうか?」
アスラ  「情報だけでなく、地位と名誉も付随するかと考えます。」と答えます。
アベル 「その場合は、あなた方もそれに含まれると・・・」
アスラ  「そう考えていただければ、なお嬉しく思います。」
アベル 「その件については、了解しました。して、あなた方が求められるものは? 愛国心やボランティアなどと言うわけでもないでしょう。もしどちらかなら、せっかくですが私はあなた方を信じるわけにはまいりません。」
アスラ  「副司令官閣下は、王女殿下を裏切られているとか側聞しましたが?」
GM  向こうは驚いた風を見せつつ「そのような事があるわけございません。」
アスラ  「いやいや、テーラーさん達を使えばね。」ニヤリ。
GM  向こうは、さらに否定して見せますね。
アベル 「我らは氏族帝国に永遠の忠誠を誓う僕。そのような出来る筈ございません。ましてや、国を裏切るような行為などできよう筈もございません。」
アスラ  「王女は裏切ることと、国を裏切る事は同じではありますまい。」ニヤリ。
アベル 「おっしゃっている意味がよく分かりませんな。」
GM  と、そんな感じで言葉の上ではかわされてしまいました。
アスラ  「まあ・・・よろしいでしょう。」
GM  ・・・何がしたいね〜ん!(笑)(素に戻ってます。)
全員  (笑)
アスラ  まあ、まずは腹黒い男と言う印象を与えておかねばな(笑)
で、今後も交渉を継続してもらえるか聞きましょう。
GM  それは、「そちらが示す内容によるでしょう。」との事です。
アスラ  では、「ならば! ネライスを見限りオリオール側についていただけるならば、我々は副司令官閣下にしかるべき地位と権力を持って迎えることが出来るでしょう。」と伝えましょう。さらに、「立ち回りによっては、救国の英雄となる事もできるでしょう。」と違う道も示しましょう。
GM  「興味深い話しですが、私は一介の交渉人です。」とした上で交渉を続ける用意がある態度を見せますね。
アスラ  「このままのお言葉を副司令官閣下のお耳に入れていただいても!」
アントン すっごい嬉しそう(笑)
アスラ  ニヤ〜リ。おかしい、ホントは格好いい武人のはずが・・・
アントン チャーミーの方がよっぽど武人ですね(笑)
GM  で、この交渉については因に含んで今度は副司令官との会見となります。
アスラ  よし!
GM  ところで、クレスト王子?
クレスト は〜い。
GM  君はさっきから沈黙しているけど、黙りのまま?
君も会いたいとの事でこの場にいる事になってるけど。
クレスト う〜ん。この段階では何もないですね。顔を見せる事そのものが目的ですね。
GM  なるほど、お目通りが目的と。
クレスト 今後の情勢の変化で、接触する必要が出てきますしね。ニヤリ。
アスラ  話を膨らませる為に連れてきたからな(笑)
GM  話を膨らませたでなく、風呂敷を広げただけじゃないだろうね。
アスラ  いやいや、違うよ(笑)
GM  まあ、第一回交渉はここで一旦切ります。また次回と言うことで。
では、その後を継続して進めますが、停戦会談そのものはしばらくダラダラと続きますので、何か動きを行う方はしてください。でなければ、時間だけを進めます。ただし、ダラダラ時間が流れるのでなくPCが何もしなければ、NPCの都合で時間が流れるだけになります。
アントン ボクは報告か情報を待つだけの立場なので動けません。
あ、副司令とテーラーが会っていたと言うことは聞いているので・・・
GM  実は、それ以上の事は聞いていないんだけどね。あなたが「知っている」事は、テーラーが「怪しいらしい」と言うただそれだけです。
アントン ええ、だからヤツが何か怪しい動きをしないか監視しておきます。
コマンダーでの判定値は・・・1回クリティカルで33です。
クレスト どうして、エージェントとかでなくコマンダーで判定してるの?
GM  司令官として部下を差配してそこから情報を得ているとなるから。だから、専門家よりも判定にはペナルティーがあります。
クレスト ほぉ、騎士の司令官代用なんかもそんな感じですね。
GM  まあ、そんなところです。さて監視の方は水も漏らさずな状態です。
アントン では、後は停戦交渉の動向を注意しています。
GM  さて、しばらくはダラダラと交渉が続きますが、動きが出ます。
アントン 何ですか?
GM  怪しげな密使の動きがあります(笑)
全員  (笑)(何かを察したPC数名の笑いが巻き起こる)
GM  そして、副司令官が場違いな時間に外出します。
アントン じゃあ、それをマークさせます。行き先だけでもチェキします。
GM  え〜と(GM一人で対抗判定中)・・・密偵は帰ってきませんでした。
クレスト かわいそ〜(笑)
アスラ  ヤツに斬られたか(笑)
アントン 残念です。ボクが動けたらもっと面白い事になったんでしょうが(笑)
GM  もしかしたら、賢明な判断だったかもしれないな(笑)
さて、その頃桃影(マヒェン)さん。
マヒェン は〜い。えっと、シデン(爺や)の裏話と穏健派と言うのがどういうものなのかと、ホントにそれが実現の可能性があるのかを調べたいです。
GM  なるほど。では、エージェントで判定してください。
アスラ  陰謀は楽しいぞ(笑)
クレスト じゃあボク王女側について攪乱しましょうか(笑)
アントン 全員がバラバラな行動しちゃダメじゃないですか(笑)
アスラ  ん? チャーミー頑張ってるじゃないか。チャーミーでは頑張るぞ(笑)
GM  それって、プレイヤーそのものは裏切ると言ってないか?(笑)
全員  (笑)
マヒェン はい、もういいから。え〜と21ぐらい。
GM  えっと穏健派の実体ですが、王女様の近い位置にいる人間たち、分かりやすく言えば王女様の取り巻きです。
マヒェン つまりお姫様に絡んで何か停戦を早めなければ行けないことがあるか・・・
GM  そして、行動も王女様そのものの取り込みも始めているようですね。
それに関しては本国の方でも若干の効果も見られますね。いわゆるバタフライ効果ってヤツですね。つまり、状況によっては穏健派が主流になる可能性もあります。まあ、現在は蹂躙派の頭目の王女様を攻略するか、本国を動かせるかにかかっていると言ったところでしょうか。
マヒェン で、王女様は国の大儀的なものから主戦派だけど、今停戦する理由は?
GM  それは戦費と兵站物資の問題ですね。今は次の物資をため込む為の時間として利用しているみたいです。で、後で蹂躙し尽くしてからこの国から回収するか、それがダメなら一日も早く停戦して出費を止めるかしなければ、たち行かなくなる。なお、王女様は名目上この辺り一帯を治める立場にあります。
いわゆる副王です。(乱暴ですが、王族の総督みたいなもんです。)
マヒェン 立場に縛られているのか。じゃあ、クバルカンなんて来たら、引くに引けないなぁ。
GM  妥協点がその辺りにあると穏健派は見ているんでしょうね。
マヒェン 最悪、ここで大戦争か・・・
GM  戦争が泥沼化する恐れは大いにあります。
そうなると、勝利を前提として侵攻した王女様の名誉も傷つきます。
マヒェン 確かにそれはこちらも避けたいなぁ。つまり、こちらとしても不用意にこのまま援軍を投入するのはマズイな。
GM  クバルカンとしては、一番いいところで「人形」を出して格好良く締めたいところだね(笑)
マヒェン そう。だから私みたいなのが、先にきて色々動いていますからね。
う〜ん、それにしてもどうしようかなぁ・・・情報を得て困ってしまった。
GM  まあ、考えておいてくれ。その間に他進めるよ。
マヒェン どういう方向に持っていくかが、難しいなぁ。
GM  と言うよりね、PCの誰かが主導権を握ると話がそこに流れるはず。
クレスト 握りあい(笑)
GM  ホントは司令のもとで結束すれば一番簡単なんだよ。
アスラ  ヤダね(即答)
マヒェン それはないだろう。(同じく即答)
クレスト 楽しくな〜い♪(笑)
アントン ・・・。
GM  君たちの意志はよ〜っく分かった! では、次なる闇の交渉だ!
密偵も始末済みだから安心だぜ!(笑)
アスラ  ニヤ〜リ。闇のゲームの始まりだ。
全員  (笑)
GM  さて、司令の密使が消息を絶った頃、あなた方二人と副司令が密会しています。「お話は遣いの者より聞きました。なかなかに興味深いお話ですね。」とニヤリと悪役らしい笑みを浮かべています。
アスラ  「そちらのお考えは如何ですかな?」
GM  表面的にはニコニコしていますが、「使いも申した通り、我らが王女殿下を裏切るなどは出来ようはずもございません。もちろん、このお話を他でするつもりは毛頭ございませんのでご安心を。」と最初に返事があります。
アスラ  まあ、そう来るだろうな。
GM  そして、「私にとっての栄達は、ネライス帝国に対していかに忠節を尽くすか。これに依っております。」と表面的な返答があります。
アスラ  では、「しかし、階位の低い氏族でしかないあなたは、このままではいつまで経っても栄達は望めないのではありませんかな?」と攻めるぜ。
カイン 「そうでもございませんぞ、偉大なる軍功を立てれば・・・現に私は今回の鎮定軍の副司令官という名誉に預かっております。」
アスラ  ならば力強く「しかし、そこでの軍功は全て、全て王女殿下が奪って行かれるでしょうな!」と畳みかけましょう!
全員  (笑)
アスラ  ヨシ! これでどうじゃ。キャラ立ちまくり(笑)
GM  まあ、そんな感じで話は進みますが、この人まだ言を左右にしていますね。
「面白い」、「興味深い」とか言う言葉は使っていますが言質は取らせません。
アスラ  ホゥ。狸だなぁ。
GM  で、しばらくしてから「それに対して、あなたは私にどのようなものを見せてくれるのでしょうか?」とカインからさりげなく問いかけてきますね。
アスラ  「うむ、まずは我々を雇われるとなります。」
GM  「形式としては必要でしょう。もし、もし万が一わたくしがオリオール公国の権力を掌握した時あなた方が望まれる事は?」と問われます。
アスラ  「ワシはただの傭兵でしかありませんからな。」と笑いながら答えましょう。
GM  「また欲のない事で。」と返されますね。信じていません。
アスラ  じゃあ、そろそろ王子様に話を回すか。
クレスト あ、ああ・・・そうですね、ボクの生い立ちはもうバレているんですよね。
GM  向こうも専門家ですから、バレていると考えていいでしょう。
クレスト 「多くは望みませんが・・・」と期待するフリをしましょう。あと、
「王女殿下のご意志が知りたい」と聞いてみましょう。
GM  それだけだと、「王女は国家の意思の代弁者です。それを違えることは自らの存在を否定するようなこと。まずあり得ますまい。」と返されますが。
クレスト う〜ん。王女は蹂躙派ですよね。
GM  もうバリバリの。国が行けといえばどこまでも(笑)
クレスト で、副司令が穏便にまとめたいと言いながら、併合か。
アスラ  もう少しこちらのカードを見せておくか。「度重なる侵攻で、そろそろそちらの兵たちも腹を空かし始めているのではありますまいかな?」
GM  そう切り出しましたか。それには、表面的にはニヤニヤ笑っているだけで、「お互い色々と苦労することもございますからな。ハッハッハッ」と流されてしまします。
アスラ  では、「大国の影もチラついておりますな」と攻めてみよう。
GM  それには、「ゆゆしき問題です。実に由々しき問題です。」となります。
アスラ  「となると、あなたご自身もお困りとなる事でしょうな。」
GM  しかし、「そこを利用する手もございますぞ。」と返されますね。
カイン 「全ては水のごとく流動的。これが戦と言うもの。」
マヒェン オレはどうとでも対応できるぞと言いたいわけですね。
アスラ  「ま、確かに・・・」さて、次の手だが・・・王子にバトンタッチだ。
クレスト じゃあ、「一つだけお願いがございます。私めの昔の戯れ言でもございますが、」
GM  そう出たか・・・それには、「国としては非公式ですが、立場は公式なものとして会う事は可能でしょう。」ときます。「ただし、その場合はあなたが我が氏族帝国の軍門に下る事が前提となります。でなければ、私どもとしても王女殿下にあなたをお目通りさせる訳にはいきません。」と条件をつけられます。
クレスト ボクら二人で裏切る?(笑)
GM  今は名目上。相手はまっすぐで卑怯な事も嫌いな王女様だからね。
クレスト ボクの今後の展望が色々見えてきたんだけど、見えすぎてどれに行こうか今すごく迷っています(笑)
アスラ  それはあなたにお任せです。どれも面白そうです(笑)
クレスト でも、ここに困る人が一人見えているんだけど。(とアントンを指さす。)
アスラ  一人だけでしょ。他は楽しいぞ(笑)
全員  (笑)
GM  一致団結して敵を倒すんじゃないのか〜!(笑)
アスラ  えっ? 別に倒さなくてもいいじゃ〜ん(笑)
GM  まあ、シナリオ上、そう言うツッコミはできるけどね(笑)
マヒェン 現段階では、戦闘をする必要性がなくなってきたんだけどね。
アスラ  いや、戦争はするよ。そのためにこの副司令と手を結ぶんだし。
クレスト アスラさんは今どっち側で動いているの?
アスラ  ワシは当然オリオール側で動いているよ。副司令官を見方に引き入れて、ネライス側を引っかき回して貰っている間に、オリオールをなんとかしようかと考えている。
クレスト やっぱり、ちょっとボクの立場と違うんですね。
向こうに行く道もあるからなぁ。
アスラ  まあ、それはそれでよし。
アントン ボクが一番大変です〜(笑)
マヒェン 全員違う立場だね。
GM  一応全体目的はこの国を何とかするかな? でも王子様は選択肢広いよ。
で、この今の謀略のままいくなら、あなたがこの国の傀儡の王として君臨して権力をカインさんに渡すと言うのもアリ。
クレスト ウン・・・。難しいなぁ・・・
アスラ  楽しくなってきただろう(笑)
クレスト 今のところ王女様は、ボクの立場のために戦略的に利用するぐらいにしか思ってないので・・・
マヒェン ただの道具か。
クレスト 向こうにガセネタを流すための手段(笑)
アスラ  そう割り切るならそれもヨシ。
クレスト そう割り切ってもいいです。そんなに深い仲でもありませんしね。
ただの許嫁、子供の頃何度かあったぐらいですからね。
それに自分の国が今あるわけでもなし。
マヒェン しかも相手は、祖国を潰した張本人。
クレスト で、こっちに来いと言われても、向こうの国の方がデカイわけですし。向こうに会うイコールボクがオリオールを裏切るって事ですからね。
GM  まあ、単にあって物別れと言うのもありです。それも政治でしょう。
クレスト だから、協力するフリをして偽の情報を流す手段としてしか、ボクにはとれませんよ。
アスラ  じゃあ、そう言う方向で話をまとめましょう。
GM  じゃあ、王女様と会うの?
クレスト いや、今あっても流す情報ないし、副司令がこちらに付くという確約もないですしね。ボクが王女に近づく理由はまだないでしょう。
アスラ  半分は副司令の態度しだいですな。
GM  分かりました。では今回は「今日は大変有意義でした。」と話が締められてしまします。
アスラ  「また会えるとよろしいですな、ハッハッハッ。」
GM  そして数日後会うような確約がありますね。
マヒェン じゃ、そっちが片づいた所で、私はクバルカン本国の動きが知りたい。
GM  正直かなり困っています。オリオールが来てくれと言わない限り兵を出すわけにもいかないし、
クレスト 停戦交渉なんてもんも始まってますしね。
GM  そう、法と正義の国としては行くに行けません。
マヒェン 逆を言えば、来いと言われれれば動ける状態ですか?
GM  はい。タイミング次第です。
アントン こちらが体制を立て直したところで、休戦協定を「ぱ〜ん」と蹴って、クバルカンを呼んでガガカッと攻めて・・・
GM  えっと、まず戦争には相手がいる事を忘れないよう。おバカなパソコン相手じゃありません。それに、「ぱ〜ん」としたらクバルカンは来ませんよ。
マヒェン オマエ何やっとんじゃ、と言われるだけ(笑)
クレスト もう準備整ったからいいんじゃ〜(笑)
全員  (爆笑)
GM  クバルカンは法と正義の国ですからね。向こうが持ちかけた停戦を、こっちの都合で一方的に蹴って再戦ではヤ○ザの喧嘩です(笑)
アスラ  兄貴〜、兄貴〜(笑)
マヒェン そうなったら私も引き上げます。処置なし(笑)
アントン いや、建前じゃないですか〜。
クレスト 二階に上げといて梯子外すようなものじゃないですか(笑)
全員  (爆笑)
アスラ  かっこい〜(笑)
GM  はい、アホな妄想は置いておいて話し進めます。
停戦交渉はしばらくダラダラ続いています。情報収集などするならしてください。
何もないなら時間だけ進めます。
アントン えっと、帰らない密使がいるから、何かあるの分かりますよね。
GM  そですね。警戒がより厳しくなった。これは分かるでしょう。複数の勢力が動いている。これもいいでしょう。でも、そんな所です。
アントン 警戒が厳しいのは町中でいいですか?
GM  はい、町中です。
マヒェン 爺やの裏はどうかな?
GM  爺やは、謀略に関しては裏も表もないタイプなので調べれば分かります。
マヒェン 調べた結果は、裏ありませんでした〜(笑)
アントン 副司令が誰と接触しているかの裏を取ろうと努力しますが・・・
アスラ  白影参上!(笑)
GM  白影暗躍してる〜(笑)
アスラ  陰謀オヤジとなってしまったよ(笑)
アントン で、何で判定ですか?
GM  う〜ん、専門クラスないからコマンダーでいいです。差配と言う事で。
アントン それなら、18です。
GM  18か・・・分かった事は、相手は腕の立つ騎士らしい。
アントン じゃあ、現状だとますますテーラーを疑いますねぇ。
マヒェン テーラーは腕の立つ騎士?
GM  確かにテーラーは名うての騎士です(笑)
アスラ  ドンドンハマっていくじゃないか(笑)
アントン そこまで分かったところで、後方にテーラーの動きを報告させます。
アスラ  全然おかしくないぞ(笑)
アントン ええ、プレイヤーは分かっているんですが、キャラとしてはこれしか今行動できないので・・・
GM  あなたの直属の部下が調べたとしても問題なしです。動いていません。
密使を放っているそぶりすらありません。
クレスト 素晴らしい。
アスラ  密使なら俺様が放っているぞ(笑)
全員  (笑)
アントン で、それが分かった時点で、他の可能性を踏まえて調査させます。
GM  では、どの方面に密偵を放ちますか? 街、前線、後方?
アントン では街で。
GM  平たく捜す?
アントン そりゃ、副司令が活動していると思われた辺りを重点的に。
GM  では、判定してください。

(判定中。ただし対抗判定でGM側が2回クリティカルをしてしまう)
GM  えっと、密偵が全然帰ってきません。
ごめんなさい。ダイスの神様が情報を渡すなと言っているようです(笑)
全員  (笑)
アントン 分かりました。じゃあ、これ以上手を出すと危険と判断します。
で、肝心の停戦交渉の方は大丈夫でしょうか?
GM  それに関しては、交渉人が頑張っているので、ネライスが極端な強硬姿勢を出さない限りは大丈夫です。
アスラ  結局、向こうしだいか。
マヒェン じゃあ、ネライスが補給線に問題を抱えているのはだいたい分かるので、その線で何か他に動きがないか調べます。あとは、副司令自身の暗躍を調べましょう。
GM  うん、調べてください。調べないと大変な事になります。
けど、あなたは個人で調べてるから、大変な事になるかもしれない(笑)
マヒェン 調べるよ〜。大変だよ〜、個人でしか知らないし〜(笑)・・・16です。
GM  はい。補給ですが、副司令子は飼いの私兵集団を持っています。
マヒェン 情報収集部隊?
GM  いえ、それ以外の実戦部隊です。
マヒェン 規模は? 一個師団とかそういうレベル? どういう関係?
GM  関係は、部隊を個人的に可愛がって、彼個人に心服させています。
で、それは前線に来ている部隊でなく、後方で待機している部隊です。
数は三個大隊。それに全軍が三カ月程度動ける物資があります。
マヒェン 後方とは?
GM  ネライス帝国領土内ですが、すぐにも行動にでれる体勢にあります。
マヒェン そして、これがクバルカンみたいに機会を窺っているんですね。
GM  そうです。
マヒェン なるほど〜、そんなカード持っていたか〜。
でも、なぜ副司令は停戦派なんでしょうか?
GM  やっとそこにきたね。
アスラ  俺が引っかき回したからなぁ(笑)
GM  て言うか、一致団結して情報収集しない事そのものが大問題のような。
アスラ  でも、ワシと人形使いは面識ないから無理ジャン。
GM  ま〜ね。アントン司令が誰を誰にも紹介してませんからね。
クレスト てんでバラバラ(笑)

(しばらくこの件で喧々囂々となる。)
GM  最初に暗に言ったつもりだったんだけどねぇ・・・
知らないよって・・・紹介しろとの同義語だと思ってました。
クレスト イェース。
アスラ  ワシらは司令官が会わせてくれると言うまで会えんからな(笑)
クレスト ボクこのまま一兵卒で終わるのかと思ってました。
全員  (笑)
マヒェン では、調べる〜・・・15!
GM  本国と前線で頻繁に密使が行き交っています。さらに、副司令はテーラー以外にも謀略の手を伸ばしています。目的は今のところ不明。
マヒェン 副司令官と誰かか・・・なるほど〜。 それは停戦後を見据えてかな?
GM  現在活発に活動中ですね。
マヒェン 停戦交渉を切るタイミングがそれで決まりそうですね。
アスラ  ところで、ワシって一介の傭兵なのに、誰の了解も得ずして勝手に交渉してるんよな。全然上に話し通してないし(笑)
GM  それは、いざとなったら君の母国と交渉だね(笑)
アスラ  うん。それもアリ(笑)
マヒェン ところで、アスラさんの国て?
アスラ  ボォスにある傭兵の国。出稼ぎに来ています(笑)
GM  小さなメヨーヨ朝廷みたいな国ですね。だから、単なる傭兵でなく、場合によっては国としての対話も可能となります(笑)
アスラ  主な輸出品傭兵。たまに謀略(笑)
GM  ダメじゃん。戦え(笑)
クレスト 戦う以外はココの役目だ〜(笑)(アントンを指す)
アスラ  ホントだ〜っ!(笑)
アントン アハハハハッ。
GM  戦争だけでなく、交渉もメインにしたのはまずかったのかなぁ。PC動けると思ったんだけどなぁ。
アスラ  大丈夫、動いているよ(笑)
アントン ええ、ボク以外動いてますね。
クレスト 足りない脳味噌で動いていますよ(笑)
GM  まあ、情報がだいぶ出てきたので、シナリオのジグソーパズルが組み上がった人もいるだろう。
クレスト 何か違うパーツがあるんですが・・・
GM  て言うか、誰か違うチェス盤用意してるだろ(笑)
全員  (爆笑)
アスラ  四次元麻雀(笑) あワシも同じ様な情報をこっちでも調べておきます。
GM  副司令官についてね・・・何で判定かなぁ・・・
アスラ  よし、ここでクリティカルだ! 燃えろ!(笑)
GM  よし、燃えました。部下達が情報を集めてきました(笑)
アントン 戦闘まで残さないんですか?
アスラ  今回は、戦うキャラじゃないからいいのだ。
クレスト あ、ボクも調べたいです。ボクは王女側の動きが知りたいです。
これだけ停戦交渉が伸びているのに、向こうが痺れを切らさないのは、どういう訳なのかが知りたい。
GM  はい、ではアスラさんには人形使いと同じ情報が入ります。
あとこの人が持っているカードは〜・・・
マヒェン 誰がどの情報を持っているか分からなくなっているな(笑)
GM  副司令官が本国の王女様よりも身分が上のある人とのパイプを持とうとしている事も分かります。そしてそれに成功しつつあります。つまり、アスラさんの交渉は蹴っても問題ないのではと言うことです。
アスラ  ある人とは? 分かる?
GM  本国の第二氏族。つまり王女様より立場が上の人です。
そして、このツテがあるから、私兵を持っていても問題にもならないし、王女にもバレていません。
アスラ  ほぅ〜。これで、王女に対するカードができたな。
GM  これで、ようやく黒幕の暗い部分が、実際出てきたね。
クレスト プレイヤーの暗い所が目立っていたからね(笑)
でも、どぉ〜しよ〜かなぁ・・・
アスラ  ワシはどっちでもいいぞ。
クレスト 三人で逃避行(笑)
アスラ  うん。それもヨシ。
ま、とりあえず司令官と副司令がいがみ合えばそれかそれでよし。
マヒェン つまり、司令官に情報は流すべきですね。
GM  忠誠心を示すまたとない機会。
クレスト ウン。王女様に対してね・・・
GM  えっ? アントン司令にじゃないの?
全員  (笑)
クレスト え、違うの? ボクは忠誠心とか言っているから、ボクはめっちゃ王女様だと思っていたんですが(笑)
アントン こちら側から王女の方に情報をリークすると言う方向で・・・
GM  マスターの僅かな期待は、うち砕かれたようだ(笑)
全員  (爆笑)
アスラ  だって、アントン司令情報使いこなさないもんなぁ(笑)
GM  王女の方が情報は使えると?(笑)
クレスト ウムっ!
アントン アッハッハッハッ・・・任して下さいよ。○○○に流せばいいんですよ。
(ここで問題「○○○」には何が入るでしょうか?(笑))
マヒェン 違う! やっぱダメだ。
アスラ  な、ワシが王女に(情報を)流そうとした理由が分かっただろう。
マヒェン うん、やっぱり正しい!
GM  そですね、そんな事したら別の意味で決定的事態が発生します(笑)
アスラ  ダメじゃん。
GM  まあ、楽しいリプレイになるとは思うけどね(笑)
アントン けど、副司令が第二氏族に付こうとしている情報で、副司令と直接会って懐柔すればこちら側に傾く可能性が高い・・・
アスラ  違う、違うんだ・・・
GM  ん? 何それ?
マヒェン それは無理。
クレスト 今、黒幕が誰か分かっていますか?
アントン えっと、第二氏族のまだ見ぬ・・・
クレスト いや、それ大元に行きすぎでしょ。
GM  そです。そこまでPCレベルでも考えなくていいです。
クレスト 今、黒幕が誰か分かっていますよね?
アントン 待って下さい・・・副司令ですよね。
クレスト よかった・・・でも結局、振り出しに戻っているんでは?
だって、結局テーラーの傭兵部隊が動かないじゃないですか。
アスラ  まあ、それに関しては動かなくても構わないだろ。
クレスト いや、そう言う意味じゃなくて、副司令の言いなりのままになるって事です。
だから、そっちよりも王女をどう利用するかですよ。
残されているボクの選択肢は。
GM  あなたのね(笑)
全員  (笑)
クレスト えっ? 何か間違ってますか?(笑)
GM  いや、間違ってないです(笑)
アスラ  あとは、爺やを使うかかな?
マヒェン 爺やをうまく使って、王女を何とかするかな? 逆もありだね。
アントン えっと、現状では王女と副司令官の立場は王女が上ですよね。
GM  命令系統上では、圧倒的に上です。
アントン だから、王女に副司令の陰謀を教えた場合、王女が副司令官を罷免する可能性もあるわけですね。
GM  ただし、その場合は副司令官が決定的行動に出るでしょう。
クレスト まあ、それで行くか! その方向で行きましょう。
アスラ  お任せ。俺は大きな事はどうでもいい。
アントン ボクはその時テーラーさんがどう動くかが心配です。
GM  その場合は、副司令官に雇われているので、彼の命令に従います。
クレスト ウン。でもその場合向こうの国は動かなくなるので・・・
アントン 動かなくなるって事は、敵同士で戦力をすりつぶしてくれる・・
クレスト いや、こちらに攻めてくる行動は変わらないので、副司令官が切り捨てられただけで、一斉侵攻が始まる可能性もある。だから、今の交渉を延ばした状態で、向こうを仲違いさせて戦闘に望みたい。
マヒェン そして、クバルカンも不義を正すという目的で、派遣する事が可能となる。
クレスト と言う方向で。
GM  やっとエンディングが見えてきた〜(泣)
全員  (笑)
アスラ  そしてこの話の中にアントン司令がほとんど介在していない(笑)
アントン イエ〜イ(笑)
GM  何だか、司令はD&Dのファイター化しているね(笑)
アスラ  ウン。取りあえず戦え(笑)
クレスト 剣を持って走っていけ(笑)
マヒェン オマエは盾だ(笑)
GM  みんなエルフとかマジックユーザーばっかりや〜(笑)
アスラ  3人シーフ(盗賊)と言う噂もあるな(笑)
全員  (笑)