■ シーン8「王女様との密会」 ■

クレスト では、爺やのルートか副司令のルートで王女に近づきましょう。
GM  分かりました。
マヒェン  爺やのルート使うなら私に情報が流れないとダメですよ。
アスラ  当然だな。そうなるとココに行くわけ。(とアントンを指さす)
クレスト それで行きますか。爺やの方が早いでしょう。
アスラ  と言うわけで、「久しぶりだ!」(笑)
アントン  「おっ? おぉ〜? なぜあなたがココに!」(笑)
アスラ  「スマンが話は後だ。我々は重大な情報を持ってきた。」
マヒェン  「緊急の用件か、聞こう。」て、私はまだ顔を出せない(笑)
クレスト あ、ちょっと待って下さい。今停戦中ですが、クバルカンの増援はでれる状態ですか?
GM  クバルカンはいつでもOKなんですが、こちらのオリオールの反撃準備があと二ヶ月ぐらいかかります。これを待たねば真っ正面からの投入は兵力の逐次投入で無意味になります。
クレスト あと二ヶ月か〜・・・
アントン  まあ、停戦交渉は延ばせるらしいので大丈夫でしょう。
クレスト 停戦延ばします?
アスラ  いや、どこまで延ばすかだろう。
クレスト 今バラせば、ヘタすれば戦闘再開ですよ。
アスラ  情報がギリギリ出すのがいいだろう。やるなら。今するとこっちも混乱する。
クレスト まあ、情報はアントン司令には流しましょう。
アスラ  ただし、爺やと話を付ける方向で、今はカードを伏せておく。ただ、アントンさんには副司令官の動きには注意するよう忠告する。
クレスト 副司令の方も密会を続けて、交渉を延ばしておく。
アスラ  どちらにも情報は渡さないと。
マヒェン  ところで、私まで回るのかな?
アスラ  じゃあ、回してもらえるかな。いや会わせて貰えるかな?
アントン  ええ、ではクバルカンのルーンの騎士様を・・・
アスラ  「初めまして。」
マヒェン  「こちらこそ、初めまして。」なげ〜っ、やっと会えた!
全員  (爆笑)
アスラ  ホントなげ〜よ。
マヒェン  これでやっと情報がスムーズに渡る〜(笑)
アスラ  会うまでプレイ時間で4時間ぐらいかかってるな(笑)
アントン  やった〜(笑)
クレスト 「やった〜」じゃねえよ!(笑)
アスラ  早くワシたちを会わせろ!(笑)
マヒェン  何で今頃なんだ!(笑)
GM  司令官の仕事はなあ、まず部下同士の情報の円滑化だよ。組織運営分かる?
アントン  いや、部下と上司を会わせる必要がどこにあるのかと・・・
GM  そんなもん、私の元で共に頑張って欲しいでいいだろ。まあ、中立に徹しすぎた私の責任でもあるが。
アスラ  あ〜あ、面白かった。
クレスト あ〜、やっと揃った。
マヒェン  よ〜し、ようやく情報が回ってきたぞ。
クレスト 情報が回ってきた頃には、もう解決策が見えているとはちょっとね。
全員  (笑)
マヒェン  ま、それは置いておいて、後はタイミングとかその辺かな。
アスラ  取りあえずは、副司令官とテーラーの情報チェックだな。
マヒェン  あとは、副司令官が動くタイミングに合わせた方がいいでしょう。
GM  分かりました、それ以上情報収集しますか?
クレスト あまりに動いて、それを敵に捕まれてもアレだからいいでしょう。
マヒェン  うん、そうだな。
アスラ  他に現状までで分かる情報で何かないかな?
GM  そうですね。カインさん副司令官が抱えている、三個大隊とその支援部隊&全軍が三カ月程度動ける物資はすでに船に搭載済みで、彼にとっての決定的瞬間に宇宙空間からバラバラと降ってきます。
そして、この事を王女様は知りません。これは運命点情報と言うことで。
アスラ  伊達に運命点垂れ流してないぜ(笑)
あとは、クバルカンにテーラーさんの話ししておこうかな。
マヒェン  なるほどね〜。「まあ、機会があれば正々堂々お相手しよう。
それも、法の騎士の務めだろう。」
クレスト まあ、シナリオ上での元凶がクバルカンですしね。
マヒェン  うん。それは傭兵を巧く使えなかった上の責任だけど、その尻拭いはしておかないとね。その為の私だし。
アスラ  あ、ヤル気や(笑)
クレスト では、そう言う事で・・・
GM  はい、では王女様との会見です。爺やルートで副司令官は介在していません。ただ、この場合これを副司令官に察知されないようにする判定が必要なんですが・・・
アスラ  大丈夫。同じ時間にワシが副司令と会見しておく。たわいない話をしてやる。
GM  じゃあ、アスラさんが代表なのでアスラさんが判定してください。
アスラ  OK! クリティカル! 運命点だ!
アントン  ああぁ〜、アスラさんの運命点がなくなった〜(笑)
GM  漢らしい(笑)
アスラ  ここで失敗する訳にはいくまい。
GM  では、パーフェクトに抑えられました。では、副司令官のカインさんは、アスラさんと料亭で会談中です。お見事(笑)
アスラ  けど、もう戦う力は残されていません(笑)
全員  (笑)
GM  はい、では無事会見です。お忍びですので、向こうは立ち会い人でもある爺やと王女様だけです。ちなみに御名は「グルナ=アルス=シュバリエ」です。
マヒェン  シュバリエ? どこかで聴いたような?
GM  ああ、仏語で「騎士」って意味です。まあFSSてことで(笑)
マヒェン  いや、その単語自体がそこここで出ているような・・・「パンツァー・シュヴァリエ」とか・・・
GM  そらドイツ語とフランス語が混ざっとる!(笑)
まあ、そんな事はいい。さて、向こうから口火を切るつもりはないようです。
会談を申し込んだのはそちらですからね。だから、「久しいな。こうして会うのは何十年ぶりだろうか」ぐらいの挨拶止まりです。さて、
グルナ姫 「御身らは、我といかなる話をお望みか?」
クレスト 「全く見知らぬ中ではございませんので、」と話を切りだしましょう。
GM  向こうは心持ち警戒していますね。この段階で話すことなど何があるのかと。
それに、「話をする」と言う事以外実は聞いていません。
さて、向こうはたわいのない昔話とかぐらいしかしませんが、向こうから何かを話させたいのなら判定してください。誘導尋問的に話せば何かでてきそうです。向こうは策士ではありませんからね。
クレスト そうですね、停戦に関して快く思っていないのと、そろそろ補給が危ないのではと言う事の誘いをかけてみましょうか。
GM  具体的な話を切り出すと・・・。ちなみに、なぜあなたが王女と交渉に望んでいるか、表面的な立場は分かっていますね。
マヒェン  向こうとしては、王子が裏切る・・・かな? と思っていると。
アントン  まあ、ボクからの話しとなってますから・・・
GM  停戦に関する話かなぐらいには思っていますね。
クレスト そこら辺の話と、先ほどの副司令の話を・・・
GM  副司令の話するんですね。洗いざらい?
クレスト そうですね。第二氏族を利用して、王女を出し抜いて、追い落とそうとしている節があるとしてしまいましょう。
GM  では、その話には一瞬険しい顔をしますが、強気な発言が帰ってきます。
グルナ姫 「要は、私が先に勝てばよかろう」
アスラ  私は会話に入れますか?
GM  もうチャーミーはダメ(笑)
アスラ  くっそー!(笑)
アントン  え、いないんですか? 今までいたのに。
GM  あんなぁ・・・
アントン  いや、ボクはチャーミー経由で情報を・・・
マヒェン  私。情報がいくのは。
GM  だいいち、もし随行していたとしても、この会談は向こうが爺や一人なのに、それに反した数を連れてどうするんですか。交渉の基本でしょ。
マヒェン  まあ、そう言うわけで、唯一の随員の形の私が、その部隊が背後から突いてくるかもと揺さぶってみましょうか。
グルナ姫 「フム、それも可能性の一つだな」
クレスト 王女に手柄を立てられては、カインさんは終わりなんでしょ。
でも、王女の手元にそれが出来るだけの戦力が今あるの?
GM  えっとね、皆さんは王女に関しては何も調べませんでした。
少なくとも判定まではしていない筈です。
マヒェン  ・・・愚か者〜!(笑)
クレスト そう言えば、判定すると言いながら忘れていましたね(笑)
王女が痺れ切らしているかもで、そのまま流してしまった・・・
GM  リプレイでは、ありがちな事だね。では、話を戻そう。
さて、王女様の反論だけど、まず副司令官が動く前に王女様が決定的勝利を掴めば問題ない。彼は動けない。そして、彼が進めている謀略工作の数々は我が国の事だからあなた方が介入する事ではない。こっちで解決します。
じゃあ、ここでクレスト王子、キングで判定して。
クレスト キングで? ハイ・・・運命点だ!(笑)
アスラ  垂れ流し(笑)
GM  そんなに厳しい判定条件じゃないよ。
クレスト それでもヨシ(笑) じゃあ合計20ぐらい。
GM  え〜と、王女様ですが表裏のない人ですから、嘘を付けばバレますが今まで嘘をついたとは思えません。むしろ自信満々で話しています。
何かカードを握っていると思います。補給や軍事云々に関しては「卿らに言われなくても、私とてバカではない」と言いたげですね。
クレスト 何があるの?
GM  もう、停戦から二ヶ月経っています。
アントン  え、そうでしたっけ? 
GM  誰かが、体勢の整う一ヶ月前に交渉するって(収録外で)言っていました。
アスラ  その間に動いていいかな?
GM  あ、そっちは別シーンなので、後でお願いします。
さて、こちらからの情報ですがこんなもんです。
クレスト 爺やは?
GM  表面上無表情を装っています。まあ、発言できる立場でないと思って下さい。
アスラ  ちゃ、チャーミー中佐ここで活躍したい(笑)
口八丁手八丁で丸め込みたい(笑)
全員  (笑)
GM  あと、王女様は、「ストレーガー(副司令)に関する情報には感謝する。いずれ何らかの形で礼をしよう」と。「この情報に関して汝らが望む報酬はなんであろうか? 我の権限の許す限り努力するであろう」とご返答があります。
クレスト じゃあ、「裏切り予備軍のテーラー隊が戦場で裏切れば、そちらの国家としての体面に傷が付くでしょうから」と切り出して・・・
GM  それに関しては苦々しいですね。
クレスト 「そこだけでも抑え込んで貰えるとありがたい」と。
GM  それに関しては、
グルナ姫 「残念だが、テーラーとやらとの交渉の手段は我にはない。また、カインが交渉したのならそれはカインの名誉の問題であり、結果として彼だけが不名誉の汚名をかぶるだけとなるであろう」
GM  と国家としての立場を言いますね。さらに、
グルナ姫 「我としてなら、第二氏族にまでその不名誉が及ぶなら、それに越したことはない。これは帝国の内政なのだよ。王子殿下」
GM  と権力者の一端をかいま見せますね。顔も嘘ついていません。
クレスト 何〜っ。甘く見すぎた?(笑)
GM  ただ、「ストレーガーが決定的な動きを見せておらぬのに、こちらとしては今どうする事もできぬ」とも言います。
マヒェン  それはそうでしょうな。
アントン  少し思ったんですけど、政争とかってこの戦争の後に起こりそうな事ばかりんなんですよね。
GM  帝国内の事に関してはそうでしょうな。
アントン  ええ、だからこのままいくと王女様は、じゃ早く攻めるかて、こっちは攻められて負けてしまって終わってしまうのではと・・・
GM  その可能性もありますね。最初から言ってるでしょ、やる気満々て。
攻める事に対する気持ちに一変の曇りもないからな。
停戦交渉自体王女様には、結構ウザッタイ。だから、最初の停戦勧告が王女で、二回目が副司令官という演出もあったんですね(笑)
マヒェン  こっちは、知っている事は全部言ってしまったんですよね。
クレスト 知らないことをでっち上げるなら今(笑)
アスラ  向こうは謀略の素人だイケル(笑)
GM  爺やもいるし、嘘はつかなくても見抜く能力はあるかもよ?
アスラ  バレない嘘ならいい(笑)
クレスト どういう嘘をつくかですな。
GM  えっと、そっちの話が一通り終わったら、クレスト王子にお話があるとの事です。
クレスト はい?
グルナ姫 「クレスト殿下がどの程度オリオールに影響力を持っておられるかで、我から話せる事が一つある」
クレスト それは、何部隊か寝返らせる事ができるとかですか?
GM  向こうが聞きたい答えは、政府を説得できるかどうかですね。
クレスト じゃあ、「ございます。非常に素晴らしい意見を聞いて下さる軍司令官に恵まれております」といきましょう。
全員  (笑)
GM  お、王女様の中だけでアントン司令が少し偉くなった(笑)
グルナ姫 「つまり発言権があると」
クレスト 「はい、ございます」
GM  では、それを確認すると・・・まあ、要するに彼女自身に爺やからの案が伝わっています。そして、そう言う幕の引き方もあるだろうと可能性を示していますね。で、
グルナ姫 「そちらがそれで満足するなら考えなくもない」
GM  とした上で、条件としてクバルカンをいかなる理由であろうと介入させない事と念を押されます。
アントン  あの目の前に・・・
GM  内部工作はいい。そのぐらい我慢する。表だって来たらダメなだけ。
クレスト 王女も国家として活躍しなければいいのか。
GM  国同士で表面的にクバルカンと張り合う気はないですね。
マヒェン  しか〜し、それを狙っていると言う噂も(笑)
GM  そですね。クバルカンとしては、この機にこの辺りの発言権を強くしておきたいと言う所でしょう。
クレスト その事に関してマヒェンさんは何も発言しないの?
マヒェン  今は、クバルカンの人じゃない事になっているから、発言はできない。
GM  あと向こうから出るのは、個人的な話しぐらいでしょうね。
そう言った話になると、態度も口調も柔らかくなりますね。
クレスト ボクをそちらに亡命させてくれ〜(笑)(小声で)
GM  まあ、そう言う事を含めた話にもなるかもしれませんね。
あなたを迎え入れる話しなんかもね。
クレスト おぉ。ホント?
GM  「あくまで個人的な口約束でしかないが、」と前置きされますが、「もし万が一クレスト殿下が我が国に政治亡命し、私の元で功績や武功を立て、そして私の陣営に属してくれるのであれば、国の再興を含めた地位や名誉の回復もできるであろう」との事です。
クレスト 王女様にそれだけの権力があるの?
GM  あります。彼女は億単位の人口を抱える大帝国での事実上ナンバー3です。
そして、副王としての肩書きで帝国の東方一帯を治める立場にあります。
しかも、その地域にクレスト王子の旧領土も含まれています。
そして、この戦争で勝利すれば、彼女の帝国での地位はさらに向上すること間違い在りません。そしてそこまでであなたが王女の側で大きな働きをすれば、あなたの立場も強くなることでしょう。
そして、この戦争で勝利を掴みつつあり、盤石です。
その件に関してはあなたの返答次第で確約が取れそうです。
クレスト よ〜し。オレ様の地位が、もう決まりかけてきた!(笑)
全員  (笑)
GM  さらに、王女様は、あなたにそれ程悪感情は抱いていませんね。
マヒェン  あれ、シナリオ変わってきたよ(笑)
クレスト あぁ〜、なんだか裏切りたい。そうすればボクのバラ色の未来が・・・(笑)
アスラ  いいよ。
クレスト でも、裏切ったら最後は便所で首を吊ってそうだな(笑)
GM  以上、この会談から引き出せる向こうのお話は終わりです。
アスラ  主導権はまだ向こうか・・・
クレスト 現状では仕方ないでしょう。
GM  まあ、このまま何もせずいけば、大戦力をぶつけ合っての正面決戦です(笑)
クレスト おう、望むところ(笑)
GM  そして、正面決戦すると、君たちが負ける確率が高いです。
アントン  クバルカンを介入させてもですか?
クレスト そりゃそうでしょ。向こうは全然消耗してませんからな。
しかも、テーラーの傭兵部隊もあるし。これ何とかしないとな。
GM  そうですね。これもキーですね。傍観しただけでも味方が不利です。
後は言うまでもないでしょう。ちなみに、テーラー隊を本気で潰そうとしたら、戦争で意味のあるウチに潰すなら国家騎士団が相手の二倍以上必要でしょう。しかも、最悪の事態だと、カイン副司令の子飼いの部隊まで向こうの増援に加わっています。
クレスト そうですよ、王女にこのカード渡してしまいましたからね。
GM  そう。そうなると副司令官に逆らう事は不可能です。
実は、一番の良いカードを握っているのは、NPCだけでなく全PCで考えても、この王女様となっています。私の事前予想では、この辺りまでシナリオが進んだら一番不利になっている可能性が一番高い筈だったんですけどね。結果として、プレイヤーの皆さんがせっせと王女様にカードを貢いでいたと言う状況だったんですよ。ババ抜きなら、「あと1枚〜♪」状態です(笑)
アントン  で、そのいらないカードが全部ボクに来ているんですね(笑)
GM  さあ、どこに行っているかは知らないけどね。
クレスト ところで、アスラさんに連絡は取れないんですか?
GM  この場で?
クレスト この場と言うか、少し席を外して。
アスラ  いやこっちは今カイン副司令と・・・
GM  それだけはダメです。運命点で両者拘束中です(笑)
アスラ  ニヤ〜リ(笑)
GM  別室で待機しているチャーミー中佐となら会えるけどな(笑)
全員  (爆笑)
クレスト チャーミーちゃんと会ってもなぁ(笑)
アスラさんにこっちがこういう状態だと伝えたいんですが。
アスラ  正面決戦か・・・
クレスト このままではねぇ・・・王女様の疑問をこっちが全て回答した状況ですから。
GM  そうなんですね。王女様、今不利なカード一枚も握ってないんよね。
アントン  だから、今さっき王女様が言った事を・・・
GM  あなた方から聞いた話を誰かにバラしても、その時点で抑えれるから大丈夫。
アントン  いや、第二氏族とかの方に話をしてですね・・・
GM  だから、政争の前にあなた方が蹂躙されて終わりだって。
クレスト 取りあえず「今回の会談は、停戦交渉の事でもこちらの司令官と協議せねばならないので」とあと返答は次回させていただきます。と言うことで、
GM  分かりました。「一日も早い返答を期待する。こちらも努力しよう。」と向こうも昨日今日でどうこうなるとは思っていませんね。
ただ、比較的好意的です。
クレスト では、こちらの会談はお開きと言うことで。
GM  ではその頃、アスラさんとカイン副司令の密会です(笑)
アスラ  にや〜り。
GM  獅子脅しが「カコーン」とか鳴ってます(笑)
アスラ  もちろん、料亭だな。
GM  二人で芸者をぐるぐる回してね(笑)
アスラ  いいねぇ(笑)
マヒェン  『あ〜れ〜』(笑)
アスラ  では、「そちらの具合はいかがですかな?」と切り出しますか。
GM  『ニヤリ』と悪役らしく返してくれます(笑)
アスラ  「なるほど、なるほど。では、気付かれている様子は?」(笑)
カイン 「今のところは問題ございません。」
アスラ  「なるほど、しかし参謀長もなかなかに曲者のようですからな。」
カイン 「彼とて全てに目がいく訳ではございますまい。特に上の方は、なかなかに曇って見えぬもの。」
アスラ  なるほど、難しいなぁ。
全員  (笑)
クレスト みんなそれぞれが個別のカードを持ってもだえている(笑)
GM  全員ジョーカー握っているんちゃうん?(笑)
では、こちらは何度も会っていると言うことで切り出しましょう。
カイン 「貴殿になかなかよい立場を用意できるかもしれません。」
アスラ  おぉ、ナゼに?
カイン 「貴殿の王国は「飛び地」と言うものをお望みではありませんか?」
アスラ  おっ、いいねぇ。くれくれ〜♪
アントン  「飛び地」?
マヒェン  植民地。
カイン 「カラミティに足場ができれば、商売も繁盛する事でしょう。」
アスラ  「それは、どこに?」
GM  「この国のどこかになる『予定』です。」
アスラ  「なるほど、悪くないお話ですな。それはどこからの約束でしょうか? あなた一人でできる約束でもありますまい。」
カイン 「ご想像された『とある高貴な筋』と言うところです。」
アスラ  「それを王女は知らないと・・・」オレも知っているよと思わせておきます。
GM  けど、あんた自身の裏が全くないから、副司令も半分図りかねているんよな。
アスラ  全くないな。ワシそのものが黒幕だからな(笑)
GM  つまり、その辺で副司令の交渉は不利です。
本物のタヌキかなぁ・・・ぐらいだから。
アスラ  うむ、ただの陰謀好きオヤジになってしまった。
全員  (笑)
アスラ  こんな予定じゃなかってんけどなぁ。
GM  渋いいぶし銀オヤジはどこに行った?
アスラ  さぁ〜(笑)
GM  チャーミーと分かれてしもたやん。
アスラ  どちらかと言えば、チャーミーの方がかっこいいからなぁ(笑)
さて、どうするかなぁ・・・じゃあ、「その話は覚えておきましょう。」
GM  じゃあ、ここで・・・傭兵じゃなくてコマンダーで判定してください。
アスラ  トリャー・・・18。
GM  では、興味深い話を一つ。カイン副司令は、王女の排斥を目論んでいます。これが、地位を奪うだけなのか暗殺なのかは教えてくれません。
で、それに関して一枚かみませんか? との提案です。
アスラ  それはむしろ望むところだな。王女が死んでくれれば、帝国は混乱してくれるだろうから、戦いやすくなるしな。それに王女への義理もないし。
これは、あの王子には黙っておこうかな(笑)
では、「それはなかなかに興味深い。で、いつ決行されるのですかな」
GM  それに関しては、「まだ未定ですが、近々を予定しております。」との事です。
アスラ  停戦中かそれとも停戦後か?
カイン 「皆さんが見ている場がよろしいでしょうな。」
アスラ  ニヤリと返しておこう「考えておきましょう。私にもお手伝いできるかもしれない。」と(笑)
カイン 「期待しておきますよ。」
アスラ  では、ワシはここで密会を切り上げて帰りましょう。
マヒェン  ・・・て事は、停戦会議の・・・交渉がまとまる日、
どっちかが、交渉を切り上げるときか。
GM  そうですね。そしてダラダラと交渉を続けるのが目的となっているオリオール側でなく、ネライス側が動くときでしょうね。
アスラ  よし、ではワシはクレスト王子一人に会ってくる。
GM  一人でか。また情報が詰まる(笑)
アスラ  と言うわけで、そう言う話だ。
クレスト ウム。
アスラ  「王女を助けるも助けないも君次第だ。後は任せた。」
アントン  王子は会談に出る権利があるんですよね。
クレスト ウム。素晴らしい(笑) でも、どうしようかな。どうして抑え込もう。
それに副司令を止めれたとしても、戦争自体をどう収拾するの?
アスラ  (仮定A)王女を助けたとすると、彼に連なる戦力がなくなるから、敵の戦力が低下するから多少有利になる。
クレスト 内憂がなくなるのは大きいですね。じゃあ、助ける助けない以前に、この戦争に勝つために副司令の悪事を白日の下に曝すしかないですね。
この国を救うためにも王女は助けましょうか。
アスラ  じゃあ、その辺の決断がついた時点で、他にも話します。
ただ、殺してしまうと、それはそれで大混乱。
マヒェン  どちらに転んでも損はなし。
クレスト でも、身内に黒い部分があるよりいいでしょう。
アスラ  じゃあ、ワシも助ける方向で裏切るよ。
クレスト と言うわけで、大団円に向かって少し進み始めましたね。
アスラ  さあ、どうでしょうな?
GM  分かりました。では、今後情報収集される方。何についてするか宣言してください。何もなければシーンだけ進めます。
アスラ  王女について調べる。ヤツの握っているカードを知りたい。
GM  はい、ようやくか。
マヒェン  ホンマに順序立てて・・・1個1個潰している状態ですね。
GM  しかたないだろ。セッションが変な方向に流れて、完全な謀略戦モードになってしまっているんだから。
アスラ  スマンが、ワシは運命点がもうないので他頼む。
クレスト いえ〜い、あるよ1点(笑)
GM  えっと、王女様への情報収集なので、前線のことを調べるなら傭兵かコマンダー、後方のことを調べるのならエージェントか政治的能力。

(しばらく判定中)
GM  さて、判定の結果ですが、前線の状況はあまり変化ありません。
そして、正々堂々な王女様ですので、帝国内の後方の部隊も調べればけっこう簡単に見つかります。で、データの都合上要するに副司令官閣下の私兵と同規模です。
アントン  てことは・・・
GM  帝国内部にMH3個大隊と大量の軍需物資です。
さらに彼女には、戦線後方に前線と同じだけの部隊が存在しています。
アントン  おぉぉ・・・
マヒェン  てことは、動けるのか・・・
GM  そうです。すぐさま行動開始可能です。そして、停戦交渉でオリオール側はのらりくらりとして誠意に欠けると言って戦闘を再開できます。
そうなったら全てが終わりです。
アントン  前線の部隊に動きは?
GM  特にありません。今は見せ金みたいな部隊ですし。むしろオリオール側を安心させるために動いていません。
アントン  じゃあ、ボクの後見人みたいなオリオールの王族の生き残りの人に、事の一切を可能な限り極秘に伝えておきます。で、その上でその人が停戦協定を結ぶというなら、ボクは反対しません。
GM  分かりました。
マヒェン  逃げるの?
クレスト 逃げた!(笑)
アスラ  責任逃れだ!(笑)
アントン  でも、その人が徹底抗戦と言ったらボクは戦うんですよ。
アスラ  どっちにせよNPC任せだ!(笑)
GM  お約束として、味方のNPCに判断を任せるとロクな事ないからね。
アントン  いや、任せるつもりはないです。話を通しただけですよ〜。
クレスト 今の言葉では、誰もその言葉は信用しないな(笑)