高千穂型戦艦

新造時　

同型艦

高千穂	1922年8月就役
穂高	実験艦として処分

要目（第一次改装後）

項目	数値	武装	数値
基準排水量	61250ｔ	主砲	45口径46.0ｃｍ砲　　連装4基　　8門
全長	282.0ｍ	副砲	50口径14.0ｃｍ砲　　単連装8基　8門
全幅	36.4ｍ	高射砲	65口径10.0ｃｍ砲　　連装6基　　12門
機関出力	180000馬力	艦載機	3機
速力	30.0ノット	水線部装甲	330ｍｍ
航続力	18ノットで7200浬	甲板装甲	163ｍｍ+50mm

備考
本来は赤城型巡洋戦艦の3、4番艦が建造されるはずだったが、ジュットランド沖海戦による日本艦隊の多大な損害の影響で、八八艦隊計画が完全に変更され、未成戦艦の設計の主装備を13号艦に搭載予定だった45口径46.0ｃｍ砲とし、それに合わせて船体などの設計も13号艦を基本艦型として変更し建造された。特にその最初となる高千穂型は完成が急がれていたこともあり、すでに建造がかなり進んでいた13号艦、14号艦をそのままに艦番号を変更して建造された。そしてそれ以後の紀伊型戦艦や、13号艦型（21号艦型）もそれの改良発展型として設計し直されている。
なお、本来の3、4番艦である、「愛宕」「高雄」は建造途中で解体されている。そのため全く新たに艦名が決定された。
1939年より大改装が施され、大和型に準じた近代的な戦艦となり後の戦争も小規模な改装を施されつつ乗り切っている。

近代改装後（1940年）