阿賀野型二等巡洋艦
改装後
同型艦
阿賀野 | 1940年12月就役 | 能代 | 1941年4月就役 |
矢矧 | 1941年2月就役 | 酒匂 | 1941年8月就役 |
要目
項目 | 数値 | 武装 | 数値 |
基準排水量 | 8620t | 主砲 | 60口径15.5cm砲 連装4基 8門 |
全長 | 184.0m | 高射砲 | 65口径10.0cm砲 連装4基 8門 |
全幅 | 16.4m | 魚雷発射管 | 61.0cm 4連装2基 8門 |
機関出力 | 153000馬力 | 艦載機 | 2機 |
速力 | 37.5ノット | 水線部装甲 | 75mm |
航続力 | 18ノットで7200浬 | 甲板装甲 | 35mm |
備考
5500t型の旧式化のための代艦として計画された次世代型の水雷戦隊旗艦用偵察巡洋艦。
米新型戦艦が超高速を発揮するとの情報を入手したことで、最上型では速力が不足だと判断されたため、当初計画を大きく変更し建造された。その性格上、強力な雷装と通信指揮能力を持つ。また、最上型と違い無理な性能要求はなされず、その能力に見合った兵装を搭載したバランスのとれた艦でもある。
また、圧倒的な速力を持つため軽巡洋艦とは別に機動巡洋艦とも呼ばれる。
また、戦争が近くなってくると、この艦をタイプシップとして、防御力の改正を盛り込んだ設計の簡略化を図り、コストと建造期間を徹底的に低減した多数の戦時量産型軽巡洋艦が計画され、戦争が終了するまで多数が建造された。