香取型二等巡洋艦

同型艦
香取 1940年4月就役 香椎 1941年6月就役
鹿島 1940年5月就役 橿原 1941年9月就役

他改良型が8隻

要目
項目 数値 武装 数値
基準排水量 4890t 主砲 50口径14.0cm砲  連装2基  4門
全長 126.5m 高射砲 50口径12.7cm砲  連装2基  4門
全幅 15.2m 魚雷発射管 61.0cm  連装2基  4門
機関出力 28000馬力 艦載機 1機
速力 25.0ノット 水線部装甲 なし
航続力 12ノットで7200浬 甲板装甲 なし

備考
無条約時代となり海軍の大拡張が始まると、新兵の教育用に必要となった事から、
低予算、見た目の良さなどを優先して民間の造船所で建造された。元となったのはそれまでの護衛艦をスケールダウンした能力を持つ。
戦時は、地方艦隊旗艦用として用いることを前提とされており、各種指揮通信システムが充実した練習巡洋艦となっている。
しかし、その装備などは護衛艦と同じで海軍がこれを護衛艦隊の中核艦として運用する事を目的としていた事を如実に物語っていると言える。
しかし、仮装巡洋艦の無価値化と潜水艦の能力向上によりその戦略的価値を失いその後同タイプの建造はされていない。
しかし、地方艦隊や護衛艦隊の旗艦として重宝され、それなりの戦術価値を示している。