アイヌモショリ(Ainomoshori)級戦艦
新造時
同型艦
要目(新造時)
備考 建造当初は、日本の改訂された「八八艦隊計画」の中核戦艦として日本で建造が進んでいたが、ローマ軍縮条約によりこのクラスの保有を禁止された日本が、新たに戦艦を建造しようとしていたアイヌ王国に完成していた船体を売却し、その後アイヌ王国で建造が進められ、艤装などをアイヌ式にして完成する。 日本の計画とアイヌで完成した時の最大の違いは、45口径46.0cm連装砲を搭載せず、50口径41.0cm三装砲を搭載している点にある。 これは、アイヌが基本的に主砲一発当たりの威力よりも、時間単位当たりの弾薬投射量を重視するからであり、またアイヌで46.0cm砲がまだ開発されていなかったと言う理由もある。 また、日本からアイヌへの売却が簡単成立したのは、単に連星国家と言うだけでなく、アイヌ王国が本型をタイプシップに新型戦艦の建造を計画していたからに他ならない。つまり、この売却により双方が得をした訳である。 また、このクラスは本来46.0cm砲を搭載することを前提とした装甲防御が施されていたため、41.0cm砲戦艦としては、列強最強と言って良いぐらいの極めて強力な防御力を誇る重戦艦として完成している。また、紀伊級として日本で建造されていた3、4番艦も、船体だけの完成状態で同様に売却され、飛天型航空母艦同様、アイヌ王国にて空母に改装されて、それぞれ「カント・モショリ」、「ヤウン・モショリ」として完成している。
近代改装後(1941年)
要目