海の向こうからやってきた
ホソオチョウ(アゲハ科)

 
 ホソオチョウはアゲハの仲間で,朝鮮半島より人為的に持ち込まれた
  ものが定着している。食草はウマノスズクサ科のウマノスズクサ
  5月〜7月,9月,年2〜3回発生する。蛹で越冬 成虫はゆるやかに飛び、
日中晴れた日は食草のまわりをヒラヒラと
飛んでいる。

      

ホソオチョウの卵〜成虫までの記録
          

ウマノスズクサの付根に産み付けられた卵。
卵殻の内部で胚子の発生が終了、
幼虫が卵殻を食い破って脱け出した
 【蝶は卵殻を破るのに酵素をだして殻を溶かす】
行儀よく並んでいる2齢幼虫
食草のウマノスズクサの葉を食べる幼虫
体を固定させるために帯糸を掛ける前蛹 

   【蝶は体を固定するのには、帯蛹と垂蛹がある。】                        
 帯蛹……体の腹端を固定し,帯糸を掛けるもの。
  垂蛹・…・体の腹端だけを固定するもの。       
前蛹が脱皮を始め、さなぎになりはじめた。
 終齢幼虫と、さなぎ。  
羽化の始まり
            
           
成虫(ホソオチョウ♂)