修理:2010-03-05 17:48:55
プリンタの修理・廃インクタンク満タン(canon iP90)
こんにちは〜RUPISUです♪

前回の記事で、プリンタヘッドの無水エタノール入りタンクに交換する方法

でのクリーニングをご紹介しました。

http://www.cwo.zaq.ne.jp/rupisu/blog/blogpage_s-entry-10473426281.html

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しかし、プリンタ自体にクリーニングの回数などをカウントしているようで

ヘッドクリーニングを行うと多量のインクを消費しますので、それの受け皿

となる、「廃インクタンク」が満タンになるというわけで、それを警告する意味です。

プリンタを分解してみると・・・

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プリンタヘッドも取り外すと、ヘッドクリーニングと保湿パッド部分が見えます。

とりあえず、ここは綺麗に無水エタノールで拭いておきたいですね。

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そして、「廃インクタンク」なるものは、プリンタヘッドの移動する真下に

装備されており、この機種では、スポンジの下に見えます。

白い部分がそれですが、この場合まだ吸収体が満タンではないことが

容易に理解できます。 満タンだと、真黒になってます。

その場合は、更に分解して、適当な吸収体を代替品としてつければよいと

思います。 今はこれはヘッドと同様に一般には手に入りません。

(厚手のクッキングペーパーを何重にも重ねると使えるかも?)
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さて、今回は吸収体の交換の必要はなかったのですが、プリンタの状態で

あとどのくらいで満タン表示されるかを知ることができます。

方法は・・・・まずはメンテナンスモードに移行させます。

電源を切った状態で・・

@リセットボタンを押したまま電源ボタンも押し続けます。

A電源ボタンを押したまま、リセットボタンだけ3回押します。

これでメンテナンスモードに入ります。

そして、内部レポートの印字方法は・・・

@メンテナンスモードにします。

Aリセットボタンを1回押します。(2回押しても出ます)

B電源ボタンを1回押します。

これで、レポートが表示されます。

リセット方法は各機種とも違いがあるようで・・・

今回は色々試して・・・・

@メンテナンスモードにします。

Aリセットボタンをn回押します。(n=4〜11)

B電源ボタンを2回押します。

@からBの操作をnを4〜11に変更して行ってみてください。

これでリセットされました。

上の赤丸の方がリセット前で、54.4%・・・

下の赤丸はリセット後で5.8%・・・
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このリセット操作をすると、これまでUSBに認識されていたプリンタ

ではなくなるので、もう一度プリンタの接続設定を行わなければなりません。

ご注意ください。

そして、インクタンクを取り付けて、最後にクリーニング。

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そして、印刷してみると・・しっかり印刷できています♪
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そして、分解した部分をもと通りにすれば、修理完了♪
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ここまで自分で行うには知識が必要ですが、工学系の高校生以上の

人なら理解出来ると思います。

これで修理は終了しました。

メーカーに問い合わせると、ヘッド交換で送料を入れると9000円程

廃インクタンクの交換だと更にかかるとのことでしたので、新しいものに

買い変えた方が良いとも受け止めれる金額を提示してきます。

廃インクタンクの交換は、時限爆弾のようにいつ起きるかわかりません。

ある程度使用すれば出るのであれば、ユーザーでも交換できる機構に

すべきところを、メーカーは、ヘッドも吸収体も2008年から外部に売ら

なくなりました。 変な話です。

でも負けません・・・今回もほぼゼロ円修理でした・・・WINビックリマーク

それでは〜♪


キーワード:canon , ip100 , ip90


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