あとがき

生き続けるために個人が成すこと。
私は一般的な日本人としてこのホームページを作成しましました。 専門家でもないとおっしゃる方がおられるかもしれませんが、「NHK・地球法廷」などの討論会に参加することを通して方向性は間違っていないと確信しております。 また専門家・知識人の方々との討論は非常に有意義でした。 またこういう機会があれば参加したいと考えております。

私の考えで、異論はあるかもしれませんが、皆さん忘れて欲しくないのは、国・企業・その他団体・家族に至るまで、それが始から存在していたのではなく、始に個々人が存在してそれぞれが成り立っていると言うことです。

個々人の省エネや省資源など環境対策の影響力は小さいとの意見が沢山ありますが、それは間違っています。 個人的な環境対策を自覚して行うのと、他者(国・企業など)から強制されて何となく行うのとでは、根本的な差があると思います。 個々人を自覚させると言うことを促すために国や企業が動くのは非常によいと思いますが、その自覚させる行動の中に利益誘導や作為的なことがあっては本来の目標を見失う可能性が大きいと思います。
個々人が成すべきことは以下のようになると思います。

(1) 環境問題を自覚し勉強する。
自分の住んでいる地球が今どういう状況かを「難しいからわからない」ではなく知る努力をする。

(2) 地球上に自分一人が住んでいるのではないと言うことを自覚する。
自分の行うことは全てまわりの者・物に影響を与えることを自覚するということ。 即ち、「思いやりの心を持つ」ということ。

(3) 地球の物質やエネルギーの循環の必要性を実感する。
新たな循環型社会を築くために「リデュース」「リユース」「リサイクル」「リファイン」を日常的に行う。 そして効率よくエネルギーを使用する省エネルギーの努力。

(4) (1)〜(3)までをふまえたこれからを担う子供たちへの教育。
子供は間違いなく自分たちより前の世代の大人の行動を観て学習し判断し行動して成長していきます。 その大人が環境問題に限らず子供たちに何も言えないようなあきれた行動をするようでは何もならない。 教育は家庭>地域>学校>..の全面から行うものです。

(5) 災難は忘れた頃にやってくる。(もっとコミュニケーションを!)
時間が経てば人間は昔あった災難を忘れがちです。 それを忘れないためにも「NHK・地球法廷」のような討論・コミニュケーションを持続的に行う必要性を私は感じました。 少なくとも私は非常に勉強になり良い影響を受けました。

技術的なことはともかく、(1)〜(5)までのようなことを世界中の大多数の個人が自覚し行動できれば環境問題も何とかなるかもしれないと私は思います。
私にも子供がおります。 この子供たちは環境問題や他の問題に幼少の頃からぶつからねばなりません。 私は子供を持つ親として、人類の将来を担う子供たちをいかに育てていくか我々大人は真剣に考えて行動していくことが最重要課題と考えずにはおれません。 
地球温暖化問題だけでなく環境問題を解決するには、それに携わる者のモラルが問われていると言うことを自ら認識し、それに携わる者は1人の例外もなく私たち全ての人間であることを忘れないことで、はじめて実現出来るのではないでしょうか?。



環境対策として個人的に出来ることをこれからも探していきたいと思います。 私の頭だけではたいしたことも思い浮かびませんので、みなさんの身近な環境対策として「こんなのありますよ!」と言うアイディアや実践記録などありましたら是非教えて下さい。 また、既に実践記録などお持ちでホームページを公開されている方には、是非リンクさせていただきたいので、御連絡ください。


最後まで見ていただき、ありがとうございました。 御意見ご感想などございましたらメールください。
それでは、また。

By RUPISU  [2000年9月29日]「12/24」


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