夏の省エネルギー対策





このページでは、我が家で行っている夏の省エネ方法を今一度まとめて紹介したいと思います。
2008年6月現在、原油価格高騰で電気代もあがる一方になってきました。
どれも昔からあった当たり前のことばかりなのですが冷房器具の普及や自動化で忘れてしまったものばかり。
冷房温度を下げての偽りの豊かな生活ではなく、冷房温度を少しあげてちょっとした工夫でCO2も削減で持続可能な世の中に、お金の節約にもなるのでみなさんも試されてはいかがでしょうか?

(★★★★★)・・・・★が多いほど効果があると思います。

温度計を用意しよう(基本)
温度計
冬の対策と同じく現状がどうなのかを知ることで対策を考えることになりますので写真のようなできればデジタルの温度計を用意するとよいと思います。 湿度も解れば言うことありません。
この他、壁の温度など日接触で温度を正確に測定できる放射温度計など用意できる方は用意したいですね。
この温度を使ってまずは部屋の温度がどのように変化してゆくのか記録してみるのがよいと思います。
おすすめ温度計
EMPEX(エンペックス) [TD-8172] デジコンフォII(デジタル湿度計/内・外温度計)

冷房器具の設定温度は必要最小限に(基本)
温度設定
暖房器具の温度設定と利用時間でエネルギー消費量は決定してしまいますからとても重要です。基本的に我が家では冷房温度28℃以上に設定しております。
(我が家では29℃の設定です)
この設定で暑く感じるのであれば更に薄着するようにします。

薄着&全員集合で仲良し家族(基本)
薄着
暑ければ冷房温度設定を下げるのは後にしてまずは着ている物を一枚脱いでみましょう。 夏場に部屋の中で寒くなるような冷房ですごすなんて愚の骨頂ですね。
全員集合
我が家も部屋数5つ程ありますが、多くの部屋を利用すると、その数だけ冷房や照明で電力を消費するので、できるだけ皆で過ごせる時間を増やし、かつ、その部屋を限定しています。
我が家の場合は13畳程のLDK、4人過ごすには十分。 冷房もエアコンと扇風機のみの限定的な利用時間で十分に涼しくすごせます。

日光を遮断しよう(★★★★★)(基本)
日光
我が家のベランダ側は南西に向いており昼から日光が部屋の中に入ってきます。 この日光は冬場は暖房になって好いのですが、夏場はたまったものではありません^^;
冬場と同じく窓の断熱を行うこと、赤外線反射フィルムなどをはるのがよいと思います。
しかし部屋が暗くなるのは問題がありますので、フィルムを貼るにしても直射日光が当たる部分のみとしましょう。
すだれ
昔からよく使われているのが「すだれ」ですね^^。 これも非常に安く手に入りますので窓や外壁に必ず取り付けたいですね。
でも、必ず室外に取り付けましょう。室内に取り付けたのでは暗くなるだけで意味がありません。

おすすめすだれ
天津すだれ(よしず) 本間 超特大巾96cmx長さ220cm
天津すだれ(よしず) 本間 特大巾96cmx長さ180cm
天津すだれ(よしず) 本間 大巾96cx長さ157cm
天津すだれ(よしず) 本間 中巾96cmx長さ112cm

すだれ巻上げ器(シングル)

カーテンで窓を断熱する(★★★★)
カーテン
床までとどくカーテンで暗くならない程度に遮光しましょう。 部屋の熱の大部分がガラス窓から出入りしますからカーテンで断熱すると効果があります。
カーテンを閉めるだけですから簡単にできるでしょう。 ただ、できるだけしっかり断熱できるように隙間をなくすように努めてください。

 

換気扇で十分な換気(★★★)
換気の法則
冬場料理のときの加熱で出る熱は暖房になりましたが、夏場は邪魔な存在ですね。熱気がなくなるまで十分に換気しましょう。
注意したいのは、必ずどこかの小窓をあけておくことです。 入るこ所が無ければ換気扇からも空気が出てゆきません。 暑い日でも必ずどこか少しだけ開けておきましょう。

使わない窓は断熱すべし(★★★★★)
窓を完全閉鎖
写真は我が家の6畳の和室で中央は窓。 部屋のガラス窓から熱の出入りが一番多いのでこれに対処するために発泡スチロールで隙間無く完全にふさいで断熱してみました。
普段この窓から出入りすることはほとんど無いので問題はありません。
不便な点は遮光してしまい部屋が暗くなりますがこの窓を生かしたとしてもこの部屋の場合、もとから暗いので問題ないと考えました。

 

窓を完全閉鎖
窓部分を2cm以上の厚みの発泡スチロールで隙間無く完全に塞いでしまいます。
効果は絶大で、夜はこの部屋で皆で寝るようにしておりますが、エアコンなど温度設定ができる機器で冷房をしたとするとこの窓の断熱で2割以上エネルギー消費を抑えることができます。
おためしあれ〜。

ノレンで部屋を区切ろう(★★★★)
ノレン効果
我が家の部屋の出入り口にはノレンをつけるようにしております。 冷蔵庫で冷気が逃げないようにノレンをつけているのはもう当たり前になっておりますが、部屋ごとにこれを設置することで冷房している部屋から冷気の無い部屋への冷気の流れ込みを防ぐことができます。
勿論、ノレンに完全に頼らず、扉をしっかり閉めることが重要です。
ノレン効果+α
ノレンの効果として、空気の流れをせき止めますので、ホコリが飛び散らなくなり、掃除が楽になり、掃除機の使用時間も短くなり省エネ効果がそこにも現れます。
長いノレンは自作
長いノレンの方が効果が大きいのですが、市販されていないようなので必要なくなったカーテンをノレンに改造して使用しております。目安は身長より10cm以上長く作ること。
冬場の暖房にも効果がありますのでお試しください。
夏場のノレンのフォーメーション
夏場に関して言えば、左の写真のように冷房した部屋を換気するとき、外気を取り入れる場合上部を開けておくと上にある温まった空気のみを流すことができます。 冷房のない状態でノレンのみ配置してしまうと、風通しが悪くなりかえって暑くなります。 色々工夫してみてください。

おすすめのノレン

扇風機は大活躍(★★★★)
空気をかき混ぜる
冬場にも大活躍の扇風機。 方向を変更できるこの扇風機で温まって上に昇った暖かい空気を下におろし、温度差を少なくします。 かえってこの扇風機を回すことでエアコンのエネルギー消費を抑えることができます。

 

ウチワを使おう(★★★★★)
ウチワで十分です
おまつりなどでタダで配られているウチワ、電力消費もなし・・なんてクリーンでエコなんだ!! これに勝るものなしです^^。
 

 

エアポット・魔法瓶を使おう(★★★★★)
冷蔵庫の開閉回数の低減
これはもう当たり前なのですが、写真の左にあるようなお茶ポットを使っている方が多いと思いますが、これを冷蔵庫から出し入れするたびに冷蔵庫のドアの開閉があり、冷蔵庫内部の冷気が逃げてしまい、冷蔵庫に余計な電力消費をさせてしまいます。
なれば、開閉回数を減らすために冷えたお茶ポットのお茶を写真の右のようなエアポットや魔法瓶と呼ばれる保温機能のある入れ物に入れ替えて使いましょう。 これで冷蔵庫の開閉回数は激減します。 おためしあれ〜。

おすすめ保温ポット

緑のカーテンで日よけ(★★★★)(基本)
緑のカーテン
我が家のベランダ側は南西に向いており昼から日光が部屋の中に入ってて冬場は暖房になって好いのですが、夏場はたまりません
そこで毎年行っているのがおなじみの緑のカーテン。 今年もキュウリ・トマト・ゴウヤ・ピーマン・黒大豆・スイートバジル・・・などを5月頃から種から植えて育てて、美味しく日よけしていただくことになってます^^
トマト〜!
トマトは沢山なりすぎて困るくらいですね^^。 わき芽を植えればいくらでも増えます。
きゅうり〜!
瓜科の植物は葉が大きくなるので日よけにはぴったりですが、うどん粉病などにかかりやすいので、ケアがそれなりに必要です。 キュウリはあまり大きくなりすぎないうちに収穫、大きくなるとスカスカしておいしくありません。 種を収穫するには大きくしないといけないのですけれど^^。 それは最後のですね。
2008年8月2日


2008.6.2〜(第一弾完了・・つづく)
最終更新:2008年8月3日


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