冬の省エネルギー対策





このページでは、我が家で行っている冬場の省エネ方法を今一度まとめて紹介したいと思います。
以前から懸念されていた原油価格高騰で燃料費もバカにならない時代になってきました。
どれも昔からあった当たり前のことばかりなのですが暖房器具の普及や自動化で忘れてしまったものばかり。
暖房温度を上げての偽りの豊かな生活ではなく、暖房温度を下げてちょっとした工夫でCO2も削減で持続可能な世の中に、お金の節約にもなるのでみなさんも試されてはいかがでしょうか?

(★★★★★)・・・・★が多いほど効果があると思います。

温度計を用意しよう(基本)
温度計
基本的に現状がどうなのかを知ることで対策を考えることになりますので写真のようなできればデジタルの温度計を用意するとよいと思います。 湿度も解れば言うことありません。
この他、壁の温度など日接触で温度を正確に測定できる放射温度計など用意できる方は用意したいですね。
この温度を使ってまずは部屋の温度がどのように変化してゆくのか記録してみるのがよいと思います。
おすすめ温度計
EMPEX(エンペックス) [TD-8172] デジコンフォII(デジタル湿度計/内・外温度計)

暖房器具の設定温度は必要最小限に(基本)
温度設定
暖房器具の温度設定と利用時間でエネルギー消費量は決定してしまいますからとても重要です。
基本的に我が家では暖房温度18℃以下に設定しております。
(我が家では17℃の設定です)
この設定で寒く感じるのであれば重ね着をするようにします。

重ね着&全員集合であったか家族(基本)
重ね着
寒ければ暖房温度設定を上げるのは後にしてまずは重ね着してすごしましょう。 冬場に部屋の中で暖房ガンガン・・Tシャツですごすなんて愚の骨頂。
全員集合
我が家も部屋数5つ程ありますが、多くの部屋を利用すると、その数だけ暖房や照明で電力を消費するので、できるだけ皆で過ごせる時間を増やし、かつ、その部屋を限定する。
我が家の場合は13畳程のLDK、4人過ごすには十分。 暖房もエアコンとホットカーペットのみの限定的な利用時間で十分に暖かくすごせます。 この場合、人間の体温も暖房の一部となります。

床と電気カーペットの間は断熱すべし(基本)
足元の法則
足元が冷たいといくら部屋を暖めても体が暖かくなりません。 我が家ではホットカーペットスリッパを併用して温かくすごすようにしております。
電気カーペットを床に直接敷くな!
写真は我が家のリビングのカーペット部分で、下に電気カーペットを敷いております。 何も敷かないと床温度は真冬で13℃程にまで下がりますので、この冷たい床に直接電気カーペットを敷いてしまうと熱が床に多く流れてしまい効率が悪いことこの上なしです。
そこで、もう常識になりましたその電気カーペットと床の間に断熱材を入れることで3割以上エネルギー消費を抑えることができます。
断熱材は何が好い?
断熱材といっても特に特別なものを用意する必要はありません。 写真のようなダンボール紙・アルミ保温シート・包装用保温シートなどで十分で中央の専用の保温アルミシートは既に多く売られております。
どれも効果がありますので、我が家の場合は全て重ねて(4重)使用しています。 効果抜群です^^
おすすめ断熱材
電源切り忘れに注意!
断熱材を敷いても、電源を切り忘れてしまえばすごい浪費になってしまいます。 ということで、左の写真のような切り忘れ防止タイマースイッチをつけて利用するであろう時間より30分ほど短めに設定して使用します。 30分ほどは余熱で暖かいですか、電気を無駄に使う必要はどこにもありませんね!。
勿論、手でこまめにスイッチを入り切りするように心掛けましょう。
おすすめタイマースイッチ
ナショナル便利グッズ 切り忘れ防止 タイマー 

換気扇は必要最小限の使用に抑える(★★★★)
換気の法則
冬場料理のときの加熱で出る熱も暖房になりますね。 油を使わず加熱するだけなら換気扇は使わなくても大丈夫。 ただ、油を使った揚げ物や炒め物の時は使用した方がよいでしょう。
注意したいのは、必ず一日に何回か部屋の換気をすること。 これは普通にガスや灯油で暖房している場合と同じです。 忘れないようにしてください。

日光を取り入れよう(★★★★★)
日光
我が家のベランダ側は南西に向いており昼から日光が部屋の中に入ってきます。 この日光もかなりの暖房になります。 晴れた日は、日光で暖房要らず、部屋も明るくなりますので照明をつける必要もなくなります

カーテンで窓を断熱する(★★★★)
カーテン
床までとどくカーテンで日光の当たらなくなった夜などはカーテンを閉めましょう。 部屋の熱の大部分がガラス窓から逃げますからカーテンで断熱すると効果があります。
カーテンを閉めるだけですから簡単にできるでしょう。 ただ、できるだけしっかり断熱できるように隙間をなくすように努めてください。

 

使わない窓は断熱すべし(★★★★★)
窓を完全閉鎖
写真は我が家の6畳の和室で中央は窓。 部屋のガラス窓から熱の出入りが一番多いのでこれに対処するために発泡スチロールで隙間無く完全にふさいで断熱してみました。
普段この窓から出入りすることはほとんど無いので問題はありません。
不便な点は遮光してしまい部屋が暗くなりますがこの窓を生かしたとしてもこの部屋の場合、もとから暗いので問題ないと考えました。

 

窓を完全閉鎖
窓部分を2cm以上の厚みの発泡スチロールで隙間無く完全に塞いでしまいます。
効果は絶大で、夜はこの部屋で皆で寝るようにしておりますが、エアコンなど温度設定ができる機器で暖房をしたとするとこの窓の断熱で3割以上エネルギー消費を抑えることができます。
勿論体温で部屋は暖まりますのでこの部屋では暖房は殆ど必要なくなりました。
ちなみにエアコン温度設定は暖房17℃で、就寝時つけたまま寝たとしても消費電力量は10時間で0.43kwhです。

ノレンで部屋を区切ろう(★★★★)
ノレン効果
我が家の部屋の出入り口にはノレンをつけるようにしております。 冷蔵庫で冷気が逃げないようにノレンをつけているのはもう当たり前になっておりますが、部屋ごとにこれを設置することで暖房している部屋から暖房の無い部屋への暖気の流れ込みを防ぐことができます。
勿論、ノレンに完全に頼らず、扉をしっかり閉めることが重要です。
ノレン効果+α
ノレンの効果として、空気の流れをせき止めますので、ホコリが飛び散らなくなり、掃除が楽になり、掃除機の使用時間も短くなり省エネ効果がそこにも現れます。
長いノレンは自作
長いノレンの方が効果が大きいのですが、市販されていないようなので必要なくなったカーテンをノレンに改造して使用しております。
このノレン、夏場の冷房にも効果がありますのでお試しください。

おすすめのノレン

扇風機で部屋の空気をかき回せ(★★★★)
空気をかき混ぜる
冬場にも大活躍の扇風機。 方向を変更できるこの扇風機で温まって上に昇った暖かい空気を下におろし、温度差を少なくします。 かえってこの扇風機を回すことで暖房器具のエネルギー消費を抑えることができます。

 

足の血流アップ体操で湯たんぽいらず(★★★★)

縮める
足が冷えたら
これは、以前何かの放送で紹介されていた足の血流を好くするための体操です。 寝るときに布団に入って足が冷えていることはありませんか?
その時にこの体操をすることで足元を暖かくすることができます。
湯たんぽも必要ないくらい。 湯たんぽもお湯を沸かすときにCO2を出しますので是非この方法を試してみてください。

 


伸ばす
体操開始
方法は至って簡単。 足をまず写真のように縮めて伸ばして数十回繰り返すだけ。 個人差がありますから回数は試してみてご自分の程よいところを探してみてください。
伸ばしたときに攣らないように気をつけてくださいね^^


2007.12.24〜
最終更新:2008年6月30日


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