ゴルフ豆知識 ☆  ゴルフ用語 ☆



前方のプレーヤーなどに注意を与えるときのキャディさんが叫ぶ「フォアー!!」の語源です。


語源は「FAR」(=遠い)と思っていませんか? 実は、語源は古い英語の「FORE」にあります。
「前部の、前面の」という意味があり、「FOREHEAD」(額)、や「FORE-FINGER」(人差し指)に
つかっています。
ゴルフの 「FORE」 は、特別ゴルフ用語であり、「 前方にいると危ない」と書いています。


【備 考】
  前の組が遅いプレーをして、後続組に迷惑を与えているときの
  「フォア!」の場合は、"速いプレーをしてください"の代用語です。




ゴルフ豆知識 ☆  ゴルフルール ☆


【問 題】 レギュラーティからプレーしていたが、#5ホールで場所間違って、バックティからティアップし、打ってしまった場合は?    (無罰・1打罰・2打罰) から選んでください!



▼『ティグラウンド』編
・ ティグラウンド区域外にボールをティアップし、打ってしまう場合は2打の罰打が課せられ、改めて区域内から打ち直しになる。
・ その日のプレーに決められた以外のティグラウンドからプレーしてしまうと、ルール上でティグラウンド区域外のプレーになり、2打罰が課せられる。

回答 : 2打罰
(その日で決められた以外のティグラウンドからプレーしてしまったので、2打罰が課せられる)


【補 足】
改めてティグラウンド内から打ち直しは3打目になります。  (ティアップ可)。
その理由は、ティグラウンド区域外からプレーした球はインプレーとはなりません。
これが2打罰を加えて第3打のプレーとなり、ティグラウンド区域外からストロークはカウントしません♪(11-4b)


【問 題】 空振りをした球がティから落ちて、その球を再ティアップし、打ってしまう場合は?
                  (無罰・1罰・2罰) から選んでください!



【空振り】

(1) 空振りでも、クラブヘッドがボールのある地点を通過してしまった場合はやはりストロークとなり、1打として数えなければなりません。

(2) 空振り後にティからボールが落ちてしまった場合、そのボールはイン・プレーとなり、球の止まった位置からプレーをしなければなりません。
空振りを1打と数えて、次のショットは第2罰となります。(11-3)

(3) 空振り(またはチョロ)をした球がティから落ちて、その球を再ティアップしてしまうと1打罰が課せられます。
再ティアップをしてしまうこと=インプレーの球を拾い上げること=1打罰になるからです。
次のショットを行う前に、球を拾い上げた位置にリプレースしなければなりません。(18-2a(i))

(4) 空振り( またはチョロ )をした球がティから落ちて、その球を再ティアップし、打ってしまうと2打罰が課せられます。
再ティアップするためにボールを拾い上げる(=インプレーのボールを拾い上げる)と1打罰。
そして、拾い上げた球を落ちて止まった位置にリプレースしなければ1打罰なので、計2打罰が課せられます。   (18-2a 裁定18-2a/1,2)。  従って、打った球は4打目になります。

回答 : (4)の理由で・・・  2打罰


【空振り補足】
空振りしてしまったとき、すぐに次のショットをすることが多いですが、空振りは「1打目」になるので同伴競技者全員がティショットを終えてから打ち直すことが正しい処置です!

(ボールが同伴競技者のじゃまになる場合は、マークをし、ボールを拾い上げましょう♪)

参考資料:ミズノゴルファーズランド