8 月31日(水) 所用で少し遠方まで出かけたが、偶々30年以上前に泊まったホテルの建物を
見つけた。若者向けの2階建てのホテルだったが、今はレストランとしてだけ営業している様子。
少し時間の経過を感じさせたが、懐かしい思いがした。
8 月30日(火) 夜 お通夜に出かける。人望のある先生だったので、多くの参列があった。しかも
遠方から来られた方が多く、声明儀式に対する見識を持ち、相伝教学の伝承に力を注がれた
先生の業績いよって、巨星として輝いておられたことが証明されたような気がした。
もうこれだけの仕事が出来る方は、なかなか出てこない。
8 月29日(月) 青草人の執筆、編集、印刷といった毎月の仕事をこなす。どうも和讃が疑惑和讃の
ところなので、毎月同じような内容になっているのではと気になる。それにしても聖人も80歳を
過ぎてから恩徳讃のあとにこれだけの和讃を作られたのには、よほど人間の思いの深さを
戒めねばという強い信念がおありだったということだろう。
8 月28日(日) 声明をご指導いただいていた先生が急逝された。連絡があって法務中だったが
すぐにお寺にうかがった。昨日の夜までお元気にされていたのに、今朝急にお亡くなりになられた
とか。つい先日お目にかかったばかりだったので、驚きと悲しみの中、正信偈舌々のお勤めさせて
いただいたが、もっと稽古せんといかんなあ、と言われたような気がした。
8 月27日(土) ようやく少し時間が取れるようになったので、府庁に提出しなければならない書類を
仕上げて発送した。こういうことはきちんとしておかないと、いずれ宗教法人に対しても、厳しい
状況になってくる可能性がある。
8 月26日(金) 夕方、寺の方にお参りの方があった。以前にはよくこの辺を自転車で走って回られ
たこともあったが、久しぶりに福島の方に来られて、街の様子がすっかり変わってしまった、と
話されていた。住んでいるとよくわからないが、確かに4,5年前の景色と比べたら、だいぶ違って
いるのだろう。
8 月25日(木) 夜 結婚式の打ち合わせ。日が落ちて幾分涼しいとはいえ、本堂はむしむしする。
これで当日朝10時からの式で、花嫁さんの衣装ではきついのではと思う。しかし緊張と慶びで
そんなことはあとで感じるようなことかもしれないが。
8 月24日(水) 昨日の夜は真宗学院の講義。葬儀式について話させていただいたが、これから
大谷派の教師資格を取られる方には、実際の儀式について、実践的に学んでいただくのが
教えられる方も身が入っていいのではないか。カリキュラムに沿って、となっていくと、大学の
声明の授業のように、出席さえしていればいいということになってしまう。
8 月23日(火) 松井山手の方で法事、そのあとお食事もご一緒した。車で行くのでアルコール
が飲めないから、必然的に食べるのが早くなる。ひとり食べ終わった形になるので、少し気が
引けた。
8 月22日(月) 久しぶりに中古CD屋へ。バルトークとバッハの管弦楽曲。ドヴォルザークの
スラブ舞曲とショパンの前奏曲集に六代目の「らくだ」。これでも5000円でお釣りがあったから
よしとしよう。自分への褒美としてはなかなかのラインアップ。
8 月21日(日) 今日は朝から3軒のご法事。いずれも寺でお勤めだったので移動がなかった
からその分助かったが。
8 月20日(土) 11時から葬儀。導師を勤めさせていただいたので法服七条を着けさせていた
だいた。着付のプロの方が参勤されておられたので着けていただいて、なんとか様になったか。
3時から地域のマンションでの交流イベントのお手伝い。スーパーボールすくいのお手伝い。
少し雨も降ったが、盛況だった。ただいつまでこうしたことが続けられるか。
8 月19日(金) 隣寺の前住職が亡くなられてご弔問に伺った。満で九十九歳、亡くなられる
直前まで家で普通の生活をされておられたとか。内臓がお強かったそうで少し前までは
普通の人以上に召し上がっておられたそうだ。この夏になって少し食が細ってこられて
普通のお年寄り並になられたそうだが、食べたいものを好きなだけ食べられるのは何より
のことだ。
8 月18日(木) 夜地域の盆踊りの受付に。空模様が心配されたが全く雨も降ることなく、
7時から10時まで。地域の方も踊っておられたが、他の地域から来られた方が、おそらく
いろいろなところの盆踊りを回っておられるのだろうが踊りも様になっていてこれが生きがい
になっておられるようだった。またそういう人は上手いから見てもらいたいのか一番外側の
円をまわられるので、見る阿呆に徹している者によく見える。中には盆踊りなのに弾むように
踊っておられる方もいて、それはそれで楽しめた。
8 月17日(水)
8 月16日(火) 今日も神戸方面へ。大型連休になると西行きの高速道は異常に混むので
最後にしてもらった。それでも少し混んでいたが何十キロという渋滞ではなく、予定通り
行けた。午後、組内で親しくしているお寺の前住職の弔問に伺った。14日にお亡くなりに
なられていたのだが、なかなか時間が取れず遅くなってしまった。
8 月15日(月) 最後に行った八幡市のお檀家さんに行くのに少し迷ってしまった。何回も
来たことはあって、大丈夫だと思っていたが曲がるところを一筋間違えてしまって、それでも
戻れるだろうという感覚で走らせていたら全然違うところに入ってしまった。ナビはあるので
間違ったことはわかるのだが、ナビは上が進行方向になるので、北が上の普通の地図と
方向が違ってしまうので混乱してしまった。これも最後ということで油断があったかもしれない。
8 月14日(日) 今日は遠方を住職、近所を息子という割り振りだった。自転車で走り回る
のも暑いかもしれないが、車も少し行っては停め、お参りの間強烈な太陽に照らされて
温室状態になったところでまた乗り込むのも厳しいものがある。
8 月13日(土) 以前よくお目にかかっていて、しばらくぶりにお会いした方が今日は何人か
おられた。懐かしさを感じるとともに想像していたよりお元気そうだったので安心した。
8 月12日(金) 午後少し雨に降られたが、連日の暑さを思えば大地が冷やされたほうがいい。
少しばて気味だが、明日から長男が助けてくれるのでなんとかゴールにたどり着けそう。
8 月11日(木) 今日が一人で回る日では最多。しかし道路事情もよくなってなんとかセーフ。
8 月10日(水) いつもお盆のお参りの時に、産地から送られた夕張メロンをいただけるのだが、
今年は収穫が遅れてまだ送ってこられていないということだった。今年はいささか天候が異変な
のかもしれない。
8 月 9日(火) 最近は車を停める場所を確保するのが大変。だいたいコインパーキングを利用する
ことになるが、なるべく小銭を用意しなければならず、しかも場所によっては少しの時間で千円以上
とられるところもある。まあそれでも罰金をとられるよりはよしとしないと。
8 月 8日(月) いよいよお盆参り。今日は奈良方面だったがいつも石切の檀家さんでお昼をご用意
いただくので有難い。桜井の方もいい道が出来て本当に行きやすくなった。聞くところによると、
昨年両陛下が長谷寺に参詣されたそうで、それに合わせて道路も整備されたのではという話だった。
そういうことであれば天皇陛下のご予定もかなり前から決まっていて、それに間に合うように
交通事情も整備されていくということなのだろうか。
8 月 7日(日) 午後から盂蘭盆会。このところの暑さで参詣される方は少なかった。「親鸞の道}の
ビデオを放映した後、少しお話させていただいた。聖人のご生涯をお名前の変遷とからめて話を
していった。あまり聖人のご生涯のエピソードは多くないが、一般的に親鸞聖人というと肉食妻帯
をした僧侶というイメージがあるが、正しくは肉食妻帯を最初に公にされた方ということを話した。
口伝鈔にある一切経校合のエピソードを、いままで真実性が薄いとしてあまり取り上げられて
いなかったが、他の僧侶が袈裟を外して魚や鳥肉を食したのに、聖人は袈裟を着けたまま食された
というエピソードは現実に一切経の校正が時の権力者北条氏によって行われたことが確認されて
おり、そういう出来事があったとしてもおかしくはない。自分を偽らないという聖人の基本的な立場
を証明する貴重な話だと思う。
8 月 6日(土) 生駒と服部の墓地でのお参り。日射しはあったが風もあったのでなんとかしのげた。
例年通りお食事をお相伴させていただいた。帰ってから福島近辺でお参りにまわったが、結構早い
時間から人通りが多い。今日は淀川の花火大会ということだが、年々人出が増えて来ている
気がする。そのうち何か事故でも起こるのではないかと危惧する。
8 月 5日(金) 西宮から堺に向かう時、前方に黒い雲があるなあと思いながら車を走らせていた
ら、淀川をこえたところからバケツをひっくり返したような豪雨に見舞われた。高速道だったが
スピードを落として、ワイパーもフルにしても前方が見にくい。路面にも水が溜まって、対向車線
を大きな車が通ると、水しぶきが大波のように襲ってきて全く視界がきかなくなる。それでも堺
まで行くとすっかり雨があがって結局傘をさすことはなかった。この時期の集中豪雨は怖い。
8 月 4日(木) 今日からお盆参り。久しぶりに伺うところもあり、以前は一階が会社の事務所で
大勢の人がおられたところが、事務所が本町の方に移転されてガランとしているのに驚いたり
世間の移り変わりを実感出来る時節でもある。
8 月 3日(水) あるお檀家さんで、ご家族の方のお体が少しご不自由になられたので、2階の
住まいを1階でも生活できるように改築されていた。これから家庭で老後を過ごしていくには、
階段を上り下りする生活より、そのまま出入りできる住宅の方がいいに決まっている。そういう
ところも考えて家を建てるようにしないといけないと思うが、今の建売住宅は1階がガレージに
なっているところが多い。まあその空間をいずれ改築すればいいのだろうが、将来のこともよく
考えておかないといけない。
8 月 2日(火) 夏休みで子供さんがお参りの時に一緒に後に座って、お勤めをしてくれる。好奇心
の多い小学生くらいの子供さんにとって、仏さまの前でお勤めをするということは楽しいことかもしれ
ない。こういうご縁を大切にしていかないといけないと思うが、なかなかそこからどうすればという
ところが見えてこない。
8 月 1日(月) いよいよ8月に入ったが、今日のお参りは盆にまわっているのでお休み。散髪に行って
夏用に短くしてもらった。