平成25年5月分

5 月31日(金) 旅行二日目。金沢別院、専光寺に参拝した後、金箔専門の店に。そこの案内の方の
  話の上手いこと。他の人はその影響もあってだいぶ土産物を購入されておられた。そこから近江町市場へ。
  そこそこ賑わっていたが、おいしいと紹介された食堂はいまいちだった。値段が高い割に味はもう一つ。
  ちょっと観光化され過ぎたのかもしれない。そこから帰路に。

5 月30日(木) 組の研修旅行。今回は金沢へ。バスで向かったが途中福井に入るあたりでは雨が結構
  降っていて、トンネルを出たところで急に霧が深いところもあった。しかし金沢に着いたら曇り空で傘は
  いらなかった。まず犀川沿いのレストランで牛肉で腹ごしらえしたあと、鈴木大拙館へ。新しく建てられた
  記念館で展示物よりもその建物自体で大拙の教えを表わしている感じ。コンクリートの建物と水、それから
  背景の木々の緑と灰色の空、それを1日眺めていればどんな心持になるかと思ったがそうもいかず、そこから
  歩いて21世紀近代美術館へ。これは現代アートの展示だったが、古都金沢の兼六園のまん前に異色の
  美術館。見る人によって受け止め方が違ってくるだろう。そのあと兼六園を散策。菖蒲と皐月が咲いて雨に
  洗われた新緑が美しかった。そのあと宿の浅田屋へ。5室しかないそうで、限られた客に十分なおもてなし
  というのがコンセプトの古い老舗旅館。全てが和風だったがいささかそこに固執しすぎるきらいがある。
  夜は片町という繁華街に出たが、どこも都会の夜は同じ。ただ紹介されたそのお店は賑わっていた。新幹線
  が金沢に延びてくるので大阪より景気はいいにかもしれない。

5 月29日(水) NTTの店に付属品を買いに行ったら、売り切れで取りよせになるということで、他の店に行ったら
  その商品はいくらでもあった。同じ系列の店でも仕入れの上手い下手によって売り上げは変わってくるということ
  を実感した。

5 月28日(火) 夜 駐車場協会の総会に。まだこういう会合には地域の古くからの偉い方が来られていて、父親
  の話が出たら、なんで父の後、某会の会員にならないと言われてしまった。もうこの会も行きにくくなってしまった。

5 月27日(月) 夕方から真宗学院の講師会。学院長から他教区の学院との交流の提案があったが、結論は先送りに。
  まあ提案も唐突で無理もあったが、個人的にはそういう機会があってもいいと思った。

5 月26日(日) 午前中に2件の法事。午後から組内のお寺の法事。声が疲れた。寺の法事はご門徒さんもお参りに
  なって盛大にお勤めに。寺としては本来そうあるべきなのだろうが、なかなか大変でついつい簡略化してしまうので
  立派にお勤めになられて頭が下がった。

5 月25日(土) あるお檀家さんにお参りしたら、毎朝夫婦で六首引きをお勤めしています、とのこと。愛知県のご出身
  だが、真宗の信仰が深い地域でお育ちになられたので、宗風が身についておられるということだろう。そういう宗風
  をよみがえらせる、というか新しく立ち上げていかないといけない。

5 月24日(金) 久しぶりに囲碁の会に行って、どうも偶にしか行けないので勝負勘が悪い。最後は勝っている碁を
  見損じで落としてしまった。なかなか強くはなれない。

5 月23日(木) 夜 民生委の会合。来期より新しく委員になっていただける方の話が出た。存じ上げているお名前だった
  ので少し安心した。

5 月22日(水) とうとうスマホを買ってしまった。といっても電話やメールは普通の携帯で、データ通信のようなことだけ
  スマホにするようにした。その方がスマホだけより通信費がだいぶ安いらしい。しかも機械の値段もタダ同然で、
  どうせスマホだけだと使いこなすのに時間がかかりそうで、その間の電話やメールが困りそうだったからちょうど
  よかった。

5 月21日(火) 「集合知」に関する本を読んだが、なかなか難しい。多くの人の知恵を集めれば文殊の智慧になるのかも
  しれないが、その時あたえられる情報によって知恵に方向が変わってくる。しかしそういう知恵というか多くの人間の
  考えを瞬時に集められるシステムを作れば、政治家はいらない。

5 月20日(月) お檀家さんの奥さんの実家の親がお亡くなりになられたという話を伺った。亡くなられた方は、
  お寺にも来られたこともありとても上品な方だったのを覚えている。ご実家は神道で、儀式や習慣も仏式と
  違うのでとまどわれたそうだ。お尋ねいただいてもこちらもわからないので適当に応えるわけにもいかず
  参考までにわれわれはこうしているというくらいのことしかお話しできなかった。

5 月19日(日) 青草人の会。今日は「道綽決聖道難証」のところ。道綽さまの生きられた時代が、仏教弾圧
  されたりした時代であり、道綽様もその中で大変ご苦労された。また釈尊が入滅されて1500年、正法500年は
  教えもそれを実践する人も、それによって覚りを得る人もある時代だが、次の1000年は教えとそれを実践
  する人はあるがそれによって覚る人はいなくなった時代、そしてその次の末法の時代に入ったら教えだけは
  あるがそれを実践する人も、それによって覚る人もいなくなる時代と言われている。そうした時代に生まれられた
  道綽さまは、この末法の時代に相応しい仏の教えを求められた方、という話をさせていただいた。

5 月18日(土) あるお寺の御遠忌法要に楽僧として参勤。当初の天気予報では傘マークもあったが、当日
  は好天になってよかった。盛大にお勤めで、やはりこういう大きな仏事は寺とご門徒、地域を一体とする
  絶好の機会であると思った。別院よりも末寺の御遠忌の方があたたかい。

5 月17日(金) 神戸のお檀家さんの葬儀。お元気なころは毎日摩耶山に登っておられるとお聞きしていたが
  娑婆の縁尽きる、というのはいつだれの上にくるのかわからない。だからこそ1日1日を精一杯に生きる、
  ということが大切なことだろう。亡くなられた方もまさに毎日精いっぱいに生きられた方だったと思う。

5 月16日(木) 午後からあるお寺のご本尊入仏法要に参勤。たくさんのご門徒の方が参られておられた。
  まだ以前の仏さまのイメージが残っておられて戸惑っておられるようにも見えたが、これから手を合わせて
  いかれるごとに、光り輝くお姿におおきなはたらきを崇敬されていくことになっていくのだろう。

5 月15日(水) 午後 あるお寺にお手伝いにうかがったあと、別院で組内の研修。御遠忌を勤めるに
  あたって、ということだったが、今のところ組内で御遠忌を勤められる予定もなく、参加者も少なかった。
  蓮師の500回御遠忌を勤めたので、しばらくはという思いもあるがそろそろ考えていかないといけない時期
  になってきたか。

5 月14日(火) 夕方 歯医者へ定期的な診察に。まあ車検みたいなものだが、なんとかクリアした。

5 月13日(月) あるお檀家さんで今天王寺の美術館で行われているボストン美術館所蔵の日本の芸術
  作品の展覧会に行ってこられて話を伺った。立派な絵画が多数展示されてあって、見ごたえがあったとの
  こと。なんとか時間を作って見に行かなくては。

5 月12日(日) 月参りが最も忙しい日に、法事と遠方に参る第2日曜が重なって、まる1日走り回った。

5 月11日(土) 地域の大きな病院が一つ新しい建物ができたと思ったら、もう一つの病院が工事にかかって
  まあ耐震ということが問題なのだろうが、医療費が上がってくる中、そういうところにも使われているということ
  なのだろう。

5 月10日(金) 夜 組会。雨がかなり降っていたので車で出かけた。アルコールがだめになるので、
  お接待いただく会所には悪いが、雨の中を傘をさして自転車で隣の区までというのも辛い。

5 月 9日(木) 夕方、地域の保護司の方と新しく保護司になっていただくように依頼に。 こちらが民生委を
  先に引き受けたので両方というのもむつかしいので、違う方にお願いすることになった。社会的弱者を見守る
  ということには変わりがないが、仕事内容は質的にだいぶ違うかもしれない。

5 月 8日(水) 永代経のお手伝いに寄せていただいたあと、ご本尊を新たにお迎えになられたお寺に、
  法要の打ち合わせ。今まで須弥壇にくらべて少し小さな尊像だったので、大きな尊像を安置されるとのこと。
  光り輝くご本尊を拝ませていただいたが、実にいいものだ。光顔巍巍として真宗のご本尊に相応しい。 

5 月 7日(火) 梅田に新しく出来たグランフロントというところが賑わっているらしい。大阪駅の北側というと
  場外馬券売り場のイメージしかなかったが、すっかり変わったようだ。はたしてあちらへの人の流れが
  ブームのあとも続いていくのか、その施設の魅力を次々生み出していくしかない。 

5 月 6日(月) 墓地の建碑式。この時期だと助かる。 

5 月 5日(日) この連休は法事もなく、といって出かける予定もなく好天の一日をながめるだけ。 

5 月 4日(土) みどりの日。どうも新しい休日というか祝日はむりやり作った感じなのでなじみがない。緑化
  を推進するのであれば、もう少し別の時期の方が、こんな谷間の日では全く印象に残らない。

5 月 3日(金) 憲法記念日だが、何か最近の風潮は護憲より改憲論議の方がニュースの取り上げ方が
  多い気がする。憲法は基本となる規則で、それで70年もやってきて特に支障があったとも思えないのだが。

5 月 2日(木) 連休前ということで、お参りの前倒しが多い。こちらは別に連休中でもかまわないのだが、
  気を使っていただいているところもあるようだ。

5 月 1日(水) 5月に入ったというのに冷たい風が吹き付ける。桜の開花は早かったというのに、いつまでも
  寒さが続く。