平成30年2月分

2 月27 日(火) クラシックコンサートでフェスへ。ロシア音楽の特集ということ
  でボロディンの「ダッタン人の踊り」と「中央アジアの草原にて」とムソルグスキー
  の「禿山の一夜」と「展覧会の絵」。特に「展覧会の絵」は指揮者による解説
  がありわかりやすかった。こういう企画は学生対象に行ってもいいだろうが、
  まあ無理に聞かされるというのも演者、聞き手ともにつらいものがあるか。

2 月24 日(土) 別院で7組の人権研修会があり、落語家の桂春蝶さんが
  来られて「ニライカナイであいましょう」という戦争の現実を伝える落語を
  聞かせていただいた。やはり話術のプロの語りはすごい。聞き手をたちまち
  時空を超えた世界へ連れていく。時間が長いのでちょっと早口になるところも
  あったが感動した。

2 月23 日(金) 夜、別院で教行信証講義。他の用事もあったのだが、「ひまを
  かききても聞くべし」というお教えもあるので、聞法を優先することにした。
  それだけの覚悟を持って聞かないといけないのだが。

2 月20 日(月) 区役所で民生委の会議。今年は大阪の民生委員制度が
  始まって百周年ということで、行事が多い。もっと広報をといわれるが、
  民生委員の仕事内容をもういちど見直すか確かめていかないと、介護保険
  もあることだし、中途半端な業務になりかねない。

2 月18 日(日) 青草人の会。いよいよ歎異抄三章に。善悪の問題になってくるが
  人間存在そのものが持っている業縁によってしか活動できない現実。善で
  あろうとしても結果的に悪になるかもしれない、ということは人間の側で善悪を
  決められない。一切衆生を救われんとする本願に適うのは、自分が善だと思う人
  よりも自分は悪しかできない身であると自覚できる人である。しかもその自覚も
  本願よりたまわったものということです。

2 月17 日(土) 朝から子育てサロンへ。今日は同じ年代1歳7か月の子供さん
  が親子で2組来られて、お母さん同士の情報交換の場にもなった。また先輩の
  お母さんも来られたので、幼稚園の情報なんかを尋ねておられた。こういう
  情報交換の場としても利用していただけたらありがたい。それから地域で
  風船で人形を作ったりされている方がおられて、人形を飾っていただいた。

2 月13 日(火) 声明の練習を共にしている若い友人から、帖外和讃のことを
  教えられた。現在勤められる三帖和讃に聖徳太子を讃嘆された多数の和讃
  以外にも聖人が作られたとかつて言われていた和讃があり、それを現代でも
  勤められている寺院があるとのこと。聖教全集などいろいろ調べたが記載がなく
  法蔵館版の真宗聖典に載っていた。文献的に怪しいものでも教えに適った
  ものであれば何らかの理由でその和讃が作られたのだろうから、どこかに
  残してほしい。 

2 月12 日(月) 堂島大橋が架け替え工事の為通行止めになる。2年もかかるよう
  だから大掛かりな工事になるのだろう。昭和2年にできたそうなので90年、時代の
  大きな変遷をこの橋も見てきたのだろう。かつては市電が走り、馬車や人力車の
  時代から自動車の時代へ。橋のたもとの石造りの装飾なども効率的にではなく
  装飾にもゆとりを感じさせるこの橋の趣は好きだ。

2 月10 日(土) 午後区民センターで行事があったが、仕事が入りパス。今月は
  夜は地域の行事が多すぎる。年度末で予算を使い切ろうということかもしれないが
  お役所仕事は周りが迷惑する。組会が自坊で。旅行の話し合い。しかし参加されない
  方もおられるので、あまりその件ばかりで盛り上がるのも気が引ける。全員参加が
  望ましいが、そういうことが難しい時代になってきたのかもしれない。

2 月 6 日(火) たまたま福井の方に来ていて、数十年ぶりという大雪に遭遇。
  道路は雪に覆われ、地元でよく道を知っている人でないと通れない。運転が困難で
  立往生している車もあった。福井駅まで送ってもらったが、電車が全く動いていない。
  なんとかタクシーで敦賀まで出て、そこから電車で帰りついた。雪国のご苦労を
  つくづく思い知らされた。

2 月 2 日(金) 民生委の研修でエンデイングノートの書き方についての講演。
  現代では死んでいくということも大変な時代になっている。PCやスマホ、各種カード
  やらなんやら、本人しかわからないこと、本人でもわからないことが増えている。

2 月 1 日(木) 夜 大学時代のゼミの担当教授だった先生の七回忌も講演会が
  別院であり参加。偉大な先生だったことが、先生との思い出を語られる方々の話から
  伝わってきた。学生時代は全く不勉強だったので、今になって後悔する。