平成30年10月分


10 月 30 日(火) 今年の本山への経常費等を教務所に持って行ってようやく完納。
  かつては9月の組会で集めて、班長が教務所へ持っていっていたが、最近は
  それぞれで振り込みをしても可ということになり、例年より遅れていたが、ようやく
  収めることができた。教務所に持参したらその場で完納證をいただけるし、記念品
  も頂戴できる。振込だと金額が合っているか心配になるが、直接持参すれば
  その心配もない。

10 月 27 日(土) 難波別院の報恩講の楽僧で出仕。今年はご門首がご不参にも
  かかわらず音程が高かった。本山の堂衆さんが来られるときは、格ということを
  考えられて音の高さを調整されるのだが、今年は来られないで教区の者だけで
  勤めて、本山並みの高さ(双調)となり、ご門首ご不参なのに例年より音程が高い
  という不調法。それならば音程は低くともきちんと助音がそろった勤行をしてほしい
  ものだ。

10 月 25 日(木) この秋最初の助音のお手伝い。思ったほど声が出ていない気がした。
  先日の組内の寺院の報恩講で助音と内陣の音が微妙に違っていたので、それを意識して
  音がそろうことを意識しすぎたからかもしれない。もう少し余裕をもって声を出さないと。

10 月 23 日(火) 歯医者で検診。今のところ異常はないようだ。いつまでも自分の歯で
  食事ができるようにしていきたい。今のところ歯磨きが唯一の健康維持の行為かも
  しれない。

10 月 22 日(月) 夜町会長会。地域で古紙や古着を特定の業者に回収してもらって
  その代金を地域で使えるようにする提案が大阪市の方からあった。いいことだと思った
  が、もうすでに特定の業者と契約されている町会があって、地域全体でそういうことを
  すると、その町会に人に不公平になるということでお断りすることになった。まあ微々たる
  収入だろうが、地域に還元できるのであればいいことだと思ったが。

10 月 21 日(日) 青草人の会。歎異抄第六章の二回目。「つくべき縁あればともない
  はなるべき縁あればはなる」のところから尋ねて、縁というのは因が種、果が花なら
  種から花が咲くまでに太陽に光や水、養分などいろんな条件が必要となる、その
  条件が縁ということ。たとえばヒガンバナは地中の温度が20度を下回ると花を咲かせる
  しかしその条件はヒガンバナにしか当てはまらなくて、チュウリップにはあてはまらない。
  縁も同じで親鸞聖人に縁のある人はその教えにうなずけるが、縁のない人はそうは
  いかない。しかしまた今は縁がなくとも時間がたてばその縁が結ばれることもある。
  花の中にも竹のように何十年に一度しか花をつけないものがあるように、年数をへて
  親鸞聖人の教えにうなずいていけるようになる人もある。という話に。

10 月 20 日(土) 福島区の区民祭り。民生委のブースで最初の準備担当なので、
  8時半くらいに出かけたが、急に雨が降り出して、9時ごろには本降り。どうなることか
  と思ったが、20分くらいで上がって、ちょうど砂ぼこりが抑えられてよかった感じ。
  たくさんの人が来られて、人気のソースを販売する地域のブースでは、早くから
  行列ができていた。福島区の主だった人が全員そろっている感じ。

10 月 19 日(金) 大阪市の社会福祉協議会の大会。何か知らないが表彰状を
  いただいた。年月だけ長くなって大して仕事をしていないのにこういうものを
  いただくのは心苦しい。

10 月 15 日(火) 夜 延塚師の講義。先生も全国各地、それこそ北海道から九州
  まで飛び回っておられて、北海道では地震に遭遇されたりしたらしい。それだけ
  お忙しいのに、講義は内容が濃かった。教えが体にしみこんでおられて、調べ直さ
  なくても、表現はちょっと悪いが、2時間くらいの話はぶっつけでいけるということか。

10 月 13 日(土) 報恩講。天候に恵まれ報恩講にしては多くの参詣があった。
  始めてきていただいた方や久しぶりに足を運んでいただいた方、遠方の方など
  お彼岸とかと違った顔ぶれで新鮮な感じだった、。今年の表白は以下の通り。
  

親鸞聖人 

今を去ること八百年の昔 

あなたは生死の迷いを出ずべき道をもとめて

出家して比叡の山で修学されましたが

人として生まれた喜びを見出せず

百日の六角堂参篭のうちに聖徳太子の示現をえられて

吉水の法然上人の元へまた百日、足を運ばれ

「ただ念仏して弥陀にたすけられまいらすべし。」

という上人の教えに深く帰依されました。

 

親鸞聖人

あなたは あなたが出遇われた真実のみ法を

確かな自信と情熱をもって語られました。

あなたの教えを聞いて

いのちの真実に目覚めた念佛者の呼びかけによって

今、私は南無阿弥陀佛を称えます。

 

親鸞聖人 

あなたは「目も見えず候、ものごとをみなわすれて候」

とお手紙に書き送られた老境にあっても

「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、

ひとえに親鸞一人がためなり。

されば束縛の業をもちける身にてありけるを、

たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ。」

と本願に遇いえた慶びを語られました。

平成三十年、大地を揺るがす大地震、

家々や田畑を濁流にのみこむ大雨、

あらゆるものを吹き飛ばさんとする強風、

自然の猛威にただおびえるしかない

無力な私たちが今ここにいます。

 

親鸞聖人 

あなたが浄土真宗を顕かにされた十三世紀は、

天候不順による飢饉や疫病によって

多くの人が亡くなられた時代でした。

蓮如上人が本遇寺創建当時の私たちの先祖に

教えを説かれた十五世紀は、

人と人とが殺しあう、まさに戦国乱世の時代でした。

私たちの先祖先達は、

時代社会が混迷し不安が渦巻いているからこそ

親鸞聖人の念仏の教えに真の救済を求められたのです。

私たちの先達がいのちをかけて聞いてこられた聖人の教えを、

今を生きる私たちは、本当に聞こうとしているでしょうか。

私たちの聴聞の姿勢を、この時代と社会が問うています。

 

親鸞聖人 

数珠をまさぐるあなたの逆立つ眉の下で

涼やかにみつめられる眼差しのかなた、そこに私がいます。

親鸞聖人 あなたは今私たちと共にここにいます。

宗祖親鸞聖人滅後七五六年


10 月 11 日(木) 報恩講の花を坊守と入れた。いよいよ年間最大の仏事が
  迫ってきた感じ。松が立派だったが、高さがかなりあったので、切るのももったい
  ないし枝が出ているからそれとのバランスが難しかった。

10 月 10 日(水) 運転免許証の講習。いまだに2時間コース。次回こそゴールド
  を目指して、今のところ3年無違反。あと2年耐えられるか。

10 月 6 日(土) 道で地域の役員さんに会ったら明日の地域の行事が順延に
  なったとか。今日も天気はいいし明日もよさそうなのに、と思ったが、台風が
  来るかもしれないという予報もあったので、早い目に決められたとか。
  明日はそういう行事があると思って午前中の予定を開けて置いたが、次の日は
  その分予定が詰まっていて参加できそうにない。こういう事態も予測して
  おかないといけないということか。

10 月 5 日(金) 午後は天満別院の報恩講に楽僧として出仕。いろいろ失敗
  してしまった。夜は中学、高校時代の友人と久しぶりに会食。友人の頭髪が
  真っ白になっているので驚いた。聞いてみたら今まで染めていたらしい。
  他人のふり見て、ではないが、自分の年齢を感じさせられた。しかしアルコール
  が入れば数十年前と変わらない会話が弾んで楽しい時間を過ごせた。

10 月 1 日(月) 今度の台風は大阪の南、和歌山の方に上陸して前回ほどでは
  なかったが、それでも昨夜は一時的に風雨は強まったし、今日も吹き戻しの
  風はきつかった。前回の台風で被害を受けられたお家の方は心配されたこと
  と思う。一度恐ろしい体験をしたら、しばらくその記憶が鮮明に残っているので
  台風と聞いただけで心配になってくる。気象の変動で大雨や強風は増えてくるの
  かと心配。