34巻感想

かなりのブランクがあったため、次の巻が出るまで後半月しかありませんが(今3月31日です)めげずに行きます。
未読だからネタバレはいやよ、という方はこちらへ→











































よろしいですか?早速いっちゃいますよ?


■巻頭
  恒例の人物紹介が無く、代わりに委員会表が…
  ?になっている委員長欄には後々六年生が入るのでしょうか…?楽しみです。
  っていうかねー…仙ちゃん作法委員長なのよね…学園モノだったら明らかに『生徒会長』のイメージなのになア、彼。(落乱も一応学園モノです)
  個人的にツボだったのは三郎の学級委員長。彼に一票を投じた五年ろ組の生徒さんに拍手。やっぱりそれだけ認められているってことでしょうか。


■第一章
  のっけから乱太郎の父ちゃんと母ちゃん、本当に仲がいいですねえ…二人で『デート』だなんて(きゃv)
  結局どうしてついて来ちゃいけないと言ったのかはっきりとした結論が出ずじまいでしたが…乱太郎の推理(声優ネタ注意)通りなんらかの仕事だったのか、単に『せっかくの夫婦水入らずなんだからついて来るな』という理由だったのかそれともそのお芝居が(自主規制)…まさかね。
  
  仕方なく家を早く出てきり丸の家に言った乱太郎でしたが…なんか土井先生、横顔がものすごくセクシーになってるんですけど。23ページ2コマ目とか。
  結局騒動はきり丸の聞き違いだったわけですが、39ページの土井先生…今まで散々『期末テストに出すぞ』ネタがあったと思うのですが、期末テストのシーンを一度も見たことが無いような気がします。気のせいですか?

  あと、これはあちこちのサイト様で言われておりますが、42、43、46ページの土井先生…かっこよすぎじゃ!!何ですか。私になびけと仰ってますか(言ってません)
  51ページの困り顔の清八さんもツボだったんですけどね…そのページの最後のコマの影は一体誰だったんでしょう。


■第二章
  なんていうかもう本当に美味しかったですね!この章は!!
  二章の頭から66ページまでのネタはすごく落乱らしいなあと思いました。開き直る左門とか。この子もどんどんキャラが濃くなっていくなア…

  

  山田家修羅場について。
  間で振り回されてる息子がいいですね!127ページの『うちの母が父を…』とか断然ツボです!!
  矢羽音の喧嘩とかは流石、ですよねv130ページとか、132ページとか…一体どんな問題発言が出ていたのかすごく気になります。
  133ページの『聞かない方がいいんだって』『じゃ埋めとこう』もすごく可愛かったんですが、できればそれを掘り返して解読してみたいです。本当に何言ってるんだろう…
  170ページの利吉さんの奔走も涙を誘います。このページの最後のコマで手裏剣をぶつけたのは一体誰なんでしょうか…考えられるのは、
    @夫婦の喧嘩の流れ弾…もとい流れ手裏剣。
    A自分の親をバカ扱いされたことに対する利吉さんの報復。
ですが、個人的にはAプッシュです。あ、でも手裏剣が上から降ってきたことを考えると、@かも知れませんよね…っていうか、Aだった場合、手裏剣を投げ上げたことになるので、絵があまりかっこよくならないです(そういう問題でもないです)
  171ページのやさぐれ利吉もいいですね!!一人称が急に『おれ』になったり、結構きわどい発言をしたり(最後のコマの吹き出しの中を必死で解読しました)と態度が一変。吹き出しの中の内容や、そうした態度を総合して考えるに、彼は以前、女性に田舎モノ扱いされてバカにされたんですよ…間違いない!(長井秀●)私は田舎の方でも全然OKですけど(誰も訊いてません)
  後は176、177ページですね。見て下さいよ。伝蔵さんはボロボロなのに、奥さんは怪我一つしていませんし、着ているものもほとんど汚れていません。うわー伝さんホントに紳士!!奥さんには手を出さないんですね!!
  あ、これに関しては実は伝さんが奥さんより弱いとか、怒り狂う奥さんに対して火に油を注ぐようなマネはするまいと黙ってボコられてただけとか、逆らうと後が怖かったとかそういう邪推は一切禁止です。

  

  上級生の話。
  今回は委員会ネタ含め、上級生が美味しかったですね!!
  まずは長次。この巻で一気にキャラが立ちましたね!!これでもう、妙な少女漫画シリーズに巻き込まれんで済むでしょう(アニメ)
  ちなみに、私の認識した長次のキャラは、『縄標の使い手で(160ページ)、プロの忍びに近い無口な人で(72ページ)、ちょっとマニュアル小僧で(157、180、193ページ)、でも学園長の世話をするあたりまめで優しくて(158、204ページ)、その反面ちょっとお茶目(冗談を言ったりする)(73、151〜153ページ)』っていう感じですねv濃い…

  次に伊作さん。なんていうかもう、彼もどんどんキャラが濃くなってきましたね!!
  82ページで人の話を聞かなかった→伊作は 大木先生属性を獲得した!!
  90ページの乱太郎とのやり取り→伊作と乱太郎のコンビ度が上がった!!
  94ページ『でも救急箱はある』→伊作は 土井先生属性を獲得した!!
  102ページ、不幸な過去が明かされる→伊作の 『不幸』ステータスが上がった!!
  RPG風に言うとこんな感じでしょうか。
  結構彼のエピソードを見るに、彼はどちらかと言うと人を動かすのが得意な人なんでしょうか…確か前に出てきたときも自分がやればいいのに乱太郎に止血をさせていましたし、今回も飛びばしごを乱太郎にやらせましたし…
  いいんです。そんな彼が大好きだー!!(病気)

  その次は文次郎でしたか。『忍者』ステータス上がってます!!(そのネタはもう…)振り回される団蔵が可愛かったです(注:管理人はショタではありません)
  文次郎の『不運でヘタレの』発言、いろいろ物議を醸し出していますが、私が気になるのは、文次郎が『不運でヘタレ』だと思っているのは委員会全体なのか、それとも委員長のイメージだけでそう言っているのか、ということです。
  なんていうか、『不運』なのは周知の事実なので解るのですが、『ヘタレ』ってどうも…実感がこもってる気がするのですが。
  だって、160ページでは長次の縄標を『学年一』って認めてるんですよ!!オレは誰よりも優れているとかそういう独りよがりな考えの子じゃなく、ちゃんと実力のある人は認めてあげられる子なんですよ!!その子が保健委員を『不運でヘタレ』と表現するってことは(以下自主規制)

  続いて三郎。庄ちゃんとの掛け合いが絶妙ですねv
  個人的には、107ページのノリがすごく好きです。ああ、落乱だなって。
  108ページに団蔵にベタボメされ、117ページでも土井先生に信頼されている様子の彼ですが、お友達は大変困っているそうです(149ページ)
  あ、上級生とは関係ないですが、107ページからの話では、111ページの歌う庄ちゃんとか(繰り返しますが管理人はショタではありません)、120ページの土井先生が好きです。

  そして小平太。
  とりあえず体力がある、ってことはわかりました。
  それから、話を聞かない子だ、ってことも解りました(139ページ…イサク!!)
  そんでもって、『いけいけどんどん』が原作オフィシャルにもなりました。
  以上です(ええッ!?)

  最後に仙蔵。
  なんていうかもうこの人『生徒』って感じがしないよ!!
  美形軍団(もとい、作法委員)を引き連れて個々の構成員(もとい、委員)の特徴を生かし、利用し、冷静に状況も判断できる…
  参謀だ!!参謀になるために生まれてきたような御方だよ!!
  仙ちゃんは就職には困らなさそうです。

  ――と、ここまで見てきて、ひとつ気がついたことがあります。
  6年生のキャラについてなんですが、6年生ってみんな『○○は学園一』ってステータスがついてますよね。
  これを並べてみると…
   ●仙蔵…火薬にかけては学園一(194ページ)/学園一冷静(アニメ)
   ●文次郎…学園一『忍者している』(109ページ)
   ●小平太…体力が人間離れしている(138ページ)→体力は学園一、と考えていいでしょう。
   ●長次…学園一の縄標の使い手(160ページ)/学園一無口(72ページ)
   ●伊作…ものすごく不幸(103ページ)
  ちょっと待って。
  なんか、6年生の他のメンバーって、忍者には欠かせない何らかのステータスが『学園一』なのに…伊作だけマイナス方向のステータスが際立って高いことでキャラが立っている気がします。
  私にはむしろそのことの方が『不幸』に思えて仕方ないのですが。
  でもやっぱりそんな彼が大好きだー!!(しつこい)


 
■第三章
   のっけから文次郎がかっこいいですねえ…体育会系だァ。
   
   忍たま長屋にて奥さんのことを『手裏剣の名手』と言ったりして、さりげなくのろけたり照れたりしている伝さんにラヴ。
   どうよ。このラヴラヴ夫婦。旦那はちゃんと奥さんをくの一としても認めてるんだよ!!(萌ポインツ)

   223ページ以降の手紙ネタ。
   親バカ全開のドクタケコンビに萌え。
   思ったんですけど、達魔鬼と風鬼ってどっちが偉いんでしょう…達魔鬼は肩書きがありますが、風鬼は八方斎のお気に入りだし…あ、でも達魔鬼さんは城主直属でしたっけ。やっぱ達魔鬼さんのほうが上なのかしら…まあ、二人が仲良くやってんならそれでいいです。(オイ)
   馬借の皆さんも良かったですね〜いくら仕事とはいえ、あんな腐ってるものばかり大変だったでしょうに…仕事のためなら何でもなさるのですね!素晴らしい!!
   231ページ、魚の中に猫が混じっているのは多分清八さん辺りのご愛嬌だったのでしょう(え)



■総括
   とても新鮮な巻でした〜
   六年生もたくさん出てきましたし、山田家の修羅場も見られましたし、最高です!!
   次巻では水軍が出ることを期待しつつ…
   あ、ここまで読んでくださって、ありがとうございましたv

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