36巻感想
それでは早速感想、行きたいと思います。
●勿論読んだぜ!/まだだけど立ち読み気分で〜の方はれっつすくろーる。
●まだなんです!ネタバレやだ〜!!な方はこちらへ。
行きますよ?
■まず表紙をめくって。
本屋にて、一瞬表紙だけでは探せませんでした(笑)一度通過して漸く気づき、レジへ。
早速中を覗いてみると…
みぎゃー!!
あ…あのッ!!びっくりです!!はっきり行って予想外でした。
っていうか蜉蝣と間切ってどういう組み合わせなんですか!?
あの間切の下がり眉がこんなところで見られるなんて…いきなりテンションアップです。
■登場人物紹介。
や…ッ…山田母子登場!?
いきなり奥様と息子さんがご登場なすってこっちもびっくりですよ。
利吉さんは過去に登場人物紹介やら背表紙やらに出てきたんで、もう出てこないかと思っていたんですが…
それともアレですか。
位置的に(一番下の一番左)スペースが余ったからその穴埋めとかじゃないですよね?
…ね?
…尼子先生、信じてます。
■第一章
とりあえず、19ページから20ページにかけての土井先生にラヴ。
土井先生と刀って本当に合いますよねえ…アニメにも抜刀シーンがありましたし。
…本当は火薬と兵法専門なんですが。
あまりその分野で最近活躍していないような
土井先生が続いて魅せてくれます。
26ページ…!!
「じゃ」って言い残しての塀越えなんて今まで利吉さんの専売特許だったのに!!(偏見)
どうでもいいですが塀越え、途中で一回壁に足をついているように見えるんですが…
でもあの位置に足をついたら、物理的に上に飛び上がるのは難し(妨害電波)
31ページからは六年生(のうちの2名)乱れ打ちです。
突如穴から飛び出してくる小平太!!
忍者っぽく着地する小平太!!
穴から手を出す文次郎!!
その穴に藤十郎を引きずり込む文次郎!!
そして穴に一度は引きずり込んだ藤十郎を放り出す文次郎!!
ちくしょう。
その行動に意味があるのかわからないけどお姉さんは萌え萌えだよ!!(萌え萌えて…)
文次郎いいなあ。
超忍者してるしなあ。
『バカタレ!!』も決まり文句として定着してきたしなあ。
忍者を語ってるところは正直格好よかったです。
私も袋槍で追い掛け回されてみた冗談です。
ていうか後輩に『無駄に体力あり余ってる』とか言われてる小平太はどうなんだ。
まだまだ一章は続きます。
最後に出てきたのが山田親子VSドクタケ!!
「ドクタケ山岳部 粉砕しましょう」なんて物騒なことをさらっと言ってのけるリッキーに惚れ直しました。
すみません。またかとか言わないで下さい。
ドクタケは火縄銃一発であえなく敗走しましたが、その裏には母上様のご尽力もあったと勝手に推察している今日この頃です。
■第二章
『学園のサイドワインダー・小松田』
新たなキャッチフレーズの誕生です。響きだけ聞けばかっこいいんだけど。
へのさんの登場で新展開に。
個人的には75ページの伝さんと学園長のやり取りが好きです。
つーかすごいやこれ
上級生揃い踏み!!長次と仙ちゃんが出てきてないってツッコミはなしです。
三郎も雷蔵も…79ページの学園長の吹き出しの陰に兵助も!!(←可哀想…)
93ページの三郎さんが特にかっこよかったです。
「何か得体の知れないものを感じる」
その道を極めたものにしか言えない台詞ですよね!!(萌えポインツ)
六年生もすごいです。
まずは小平太。
ものすごいテンションで登場し、「会計委員会に負けるな!!」って小平太だ!!
小平太が会計委員会への闘争心を顕わにしているんだ間違いない!!以上、長井●和でした。
いやあ、萌えポインツですよね(何が)
そのテンションにつき合わされている金吾も可哀想だけど。
その後ろで呑気にお茶&お弁当タイムに入っている三治郎としんべヱが可愛いですv
そして来ました不運委員長、伊作!!
もはや『伊作といったら紙』という方程式が完全に定着してしまったようです。
だって、前のページで『紙の上を』っていう台詞が出た瞬間に、伊作さんが出るってわかったもの。
ファイト!!委員長!!
その左腕の『衛生』の腕章が目にしみるぜ…
小平太、伊作ときて文次郎が出ないわけはないよね。
相変わらずの古語口調で…っていうか、これほど『おそろしい』っていう台詞が似合う十五歳って他にいないと思うんですが。つか、普通の十五歳って『おそろしい』って単語をそんなに頻繁に使うものなんですか。
「あのテスト、ほんとうにおそろしいよ」
「闇鍋ってかなりおそろしいよね」
「数学の先生がおそろしくてさ」
不自然です。
■第三章
漸く壷の謎が解けたわけですが、それよりももっと気になったことが。
四年生には本当に人間の友達はいないのでしょうか。
以前に、三木ヱ門が石火矢に名前をつけていることが発覚していましたが、今巻では滝夜叉丸が戦輪に名前をつけていたことが発覚。
二度あることは三度ある、といいます。
ひょっとして綾部さんは生首フィギュアに名前をつけてたりするんじゃないでしょうか。
そして生首フィギュアは男性型しかないから他の二人と違って男性名をつけているんではないでしょうか。
例:生蔵(なまぞう)・生男(なまお)・生人(なまと)・生千代(なまちよ)など。
喜三太、友達が増えそうだね。
絵本で登場した新キャラも続々登場。
…いえ、初めまして読者に対して説明してくれるのはありがたいのですが、先輩や同級生の名前を呼ぶのにわざわざ学年クラスを言わなければ呼べないのだろうかと一瞬思ってしまいました。
三年生ってお互い、仲悪そうだな…
また、冒頭からちょくちょく登場してきていた文次郎と小平太が再度登場します。
しかし小平太…審判の貴方がそんなにあちこちうろうろしていていいんですか!?
普通に戸部先生近くにいるし。増員の意味ないジャン!!
それとも戸部先生は審判じゃなかったんでしょうか…腕章もしてませんしねえ。
っていうか135ページ。
『トスされたものはかならずアタックする七松小平太先輩』
ってどういう認識のされ方だよ!!
でもそういう貴方が大好きです(え)
文次郎も最後に見事にシメてくれましたね。
彼の頭の中では、注意力を養う方法=とてつもなく重いそろばんで学級費計算を行うなんだそうです。
…どういう理屈やねん。
■第四章
のっけからやってくれました。
166ページの土井先生。
「先日メロメロだったテストのやり直しを」
メロメロて!!
【めろめろ】
@泣くさま。めそめそ。
A物事におぼれて本来の正常な精神活動が行われなかったり腰くだけになったりするさま。
例:「初孫に――だ」
※「広辞苑」より引用
つまり、は組は壷事件におぼれて正常な精神活動が行われていなかったちゅうことですね。
ひとつ勉強になりました。
そんでもって清八ー!!
またお約束のごとく塀越えで登場したかと思えば爽やかに「若だんな!!」と他の人間は全く視野に入っていないご挨拶vしかも新野先生に「よくぞここまで…」と言わせるような毒矢をあびておきながら全く気にもしないご様子で…仕事人魂、万歳!!
ふう。
いいなあ清八さんいいなあ萌え萌えだなあとかおもってたら伊作さん!?
わー!!保健室でナチュラルに治療に加わってる!!
私が夢にまで見た登場スタイルだ!!
だってこれが定着したら、アニメにもいっぱい出られるじゃないですか。
折角男前なんだからもっとアニメ出てくださいよぅ・・・
190ページからは今巻二度目の山田親子タッグが堪能できますv
利吉「一年は組のガキ…いえ よい子たちがじょろじょろ来ています」
メロメロの次はじょろじょろか!!
【じょろじょろ】
のってませんでした。
あたりまえか。
土井先生だって負けちゃいません。
199ページの袖箭を跳ね返した土井先生はかっこよかったです!!
…まあ、201ページ1コマ目の解説で、利吉さんに取り返されている感はありますが…
201ページといえば、その最後のコマから次のページにかけて、伝さんがひそかに一人ドクタケ忍者を倒してますよね。天晴。
216ページ、伝さんの戦闘シーン、かっこいいですよね…
どうやら袖箭の矢には笑い薬が塗られていた様子。
まさか清八さんの受けた矢にもこれがまさかね。
225ページのリッキーも苦労人オーラが漂っていていいのですが、やっぱり233ページのしんがりリッキー(なんじゃそりゃ)が最高です!!
虎ちゃんとのコンビもなかなか息が合っているようです。
239ページの見返りリッキーにはホント、やられました…
この巻の中ではこのコマが一番男前だと思うのですが。どうでしょう?
■まとめ
あー…お腹いっぱいです。
毎回毎回尼子先生にすごく踊らされてる気がしますが、もうそれでいいです。(言い切った!!)
次回はちょっとオカルトチックな内容のようで…
どうしても、オカルトといえば兵庫水軍を思い浮かべてしまうのですが。
はてさて、彼らの出番はあるのでしょうか…?
ぷはあ。結構な長さです。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます…
さて、35巻の感想も書かな…い…と…
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