主人公

猪名寺乱太郎 摂津の国出身、10歳。射手座のO型。乱視だが足は速い。家は代々続くヒラ忍者の家系なのでエリート忍者を目指して忍術学園に入学…と、一応これが原作での彼の設定です。主人公、ということもあって設定がかなりきっちりしているため妄想の入り込む余地がないのですが…くじけずに少しばかり妄想想像してみましょう。私の勝手に乱太郎の三代前くらいまでは本当は超一流忍者とかだったのでは、と思っています。三代前くらいで味方の裏切りやなんかがあって落ちぶれてしまったのでは、と。25巻でも結構鮮やかに仕事こなしてましたしねえ…実は平之介さん(乱太郎のお父上)は昔の栄華を知っていてその時からの仲間の一族(網野家とか宮本家とか…)とともに再興を図っており、一人息子の乱太郎には『代々三流だった』と言ってコンプレックスを抱かせ、忍術の上達を促進して将来の一族の長として育てようとしているのでは…ハアハア、これ以上語るのは危険とみました。
きり丸 摂津の国出身、10歳。牡羊座のB型。戦で家も家族も失った…という、波瀾万丈な人生を送ってきた彼は一番いじり甲斐がありますよね(爆)私の超個人的設定では、きり丸には兄と妹と弟がいた、ということになっています。子守のアルバイトとか上手なところから見ると自分より下の年齢の兄弟がいそうだし、休み中に一緒に暮らしている土井先生には今は亡き兄の姿を重ねていそうなので…あと、主人公三人の中には一番しっかりしていると思います。でもそれだけに自分に重たい物をかしているって言うか…どうしても暗いイメージがついてきてしまうんですよね。小銭にあんなに執着するのも戦で何もかも失ったことの裏返しではないか、とか深読みしてしまったりもするのですが。
福富しんべヱ 堺出身、10歳。牡牛座のA型。家は貿易商の福富屋でおっとりした性格。ごくごく一般的な『おぼっちゃん』タイプ(笑)何不自由ない生活を送っていたけれど、『機敏な子になるため』に忍術学園に入ったとのこと。『しんべヱより忍者に向いている』というしっかり者の妹、カメ子が最近登場したばかりですが、しんべヱとそっくりの顔でまじめな話をする姿がなんだか微笑ましいです。しんべヱもすごくわかりやすい性格な上に、ダークな想像も生まれにくいのでほとんど原作以外の設定は作りにくいんです…ただ、どうしても考えにくいのがしんべヱが上級生になったとき。しんべヱは今のようにおっとりなのか?それとも厳しい訓練の成果、スリムになって『機敏な子』へと変貌を遂げているのか?これからの妄想想像の課題です。

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