2007/09/29 晴

 

 

近露王子バス停→牛馬童子、十丈王子、大門王子→高原神社→滝尻王子バス停  

   
 

久々というか、思い出したかのごとく、熊野古道を歩いてみたくなって(一年前に中辺路を2kmを残して日没リタイアした事があった)。道標26番から1番に遡行するんだけど、帰りのバスを考えるとこうなってしまう。

天王寺から特急に乗り、紀伊田辺からバスに乗り継いで、近露王子に着くと、そこはナント雨だった。秋の長雨というし、絶望かなァ?...。境内で間食をしながら様子を伺っていると、箸折峠方面からポツポツ傘をさして、歩いて来る人に会いだした。よし!、じゃ私もという事で...。

雨は2時過ぎぐらいまで降り続いたんだけど、案ずることも無く、人にもそれなりに出会ったな。山中とはいえ千年来の道ということか、風情があっていいもんだ(さすが全国版感心)。

1年ぶりの熊野古道はさすがに違うなぁ〜、千年の歴史の風味というか、重みを感じて歩くと、最近歩いた山歩きとは、又違うもんだなぁ〜!...。ただ大阪からは遠いな〜、次は3泊4日で小辺路を歩いてみたいもんだ。

歩行 14.6Km      GPS_ダウンロード                          GPS軌跡@ A    トップ

   

 

撮影スポット 近露王子から大門王子

箸折峠に掛かる手前に、以前は「これから先、高原までの4時間は、人家が全く無く注意して散策して」というメッセージがあったんだけど、今回は無かったなぁ?...、途中に牛馬童子ふれあいパーキングエリアが開発されていた(あまり開発をしてほしくないなぁ...)。

近露地域は中辺路で唯一、平坦なところで中継ぎの役割をはたしていたらしく、今日会った人も皆、近露王子に行くらしかった。木々の間の古道にも、雨が掛かってるのは、かなり降ってるんだろうか?、情緒があっていいもんだけど。

撮影スポット 高原、高原熊野神社

十丈峠を過ぎると、高原まで眺望の効くところは無く、それだけに高原にたどり着いた時は、みごとな展望に感動したもんだ。だけどマイクロバスに乗って、ここに来てる一団があるな?。

すぐ近くに高原熊野神社がある。ここに凄い巨木が3本あって、小さな境内だけどその迫力は玉置山神社の巨木を思い出す。しかし影になって、写真には撮りにくいなぁ...(残念だ)。