2012/06/23  晴

 

 

船坂バス停→船坂峠、(六甲縦走路)石の宝殿、蛇谷北山、東お多福山、雨が峠→JR摂津本山駅

   
 

六甲は北から登って南へ降りる、これが私の基本だから...。船坂バス停で既に標高400b、標高差300b弱の船坂峠まで、50分で登れるハイキングコースらしい。ほんとは真夏日まで残しておきたいコースだけれど、消化しないことには次が思いつかない。

「清水谷道」として道標が用意されていた。1kmほど舗装路を登りつめれば、自然に山道に変わる。登り坂、暑い暑いと思っていたのに、立ち止まると一気に冷えてくる。さすが六甲北斜面、太陽の当たらない日陰の斜面は快適そのものだった。

久しぶりの東六甲縦走路、きつかった事は忘れてしまうのかなぁ〜。こんなにアップダウンが激しかったなんて殆ど忘れてしまっていた。それに土質が滑りやすく登るのも降りるのも、気が許せなかったなぁ〜、結構疲れたなぁ。

歩行 14.4Km   GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A B

   

     清水谷道を船坂峠   

石ころの道が暫く続いたが荒れてるのではないな、ケルン状に積まれた石が、上へ上へと続いている。なにごとかな?と最初は思ったが、単純に道を整備してくれてるんだと思った(ご苦労様)。やがて高度が増してくると、笹原が広がってきて目の前に尾根道(六甲縦走路)が見えてくる。アッというまだったかな。

峠に着いて写真を撮っていると、次から次にハイカーがやって来る、さすが六甲縦走路と感心する。私も休むことなく流れに乗っかるが、ハードなことに気がついた。登ったり降りたりとアップダウンが激しくて、しかもわりと急峻だし、それに登山道は深く掘られてて、体を支える木とか根っ子とかがつかめる位置に無い。しかも花崗岩が粒状になったみたな土は滑りやすく、大いにストレスを与えられた言っておこう。

     石の宝殿から雨が峠   

石の宝殿上の広場には、10人ほどのハイカーが食事中。中を横切って蛇谷北山を経由して下山をするので有るが、6組のハイカーが登ってきた。以前はこんなに忙しい山ではなかったと思うんだけど、ハイカーの流れも変わってきたのかな。

土肥割峠に着くと、ここもハイカーが集まって来るところ。一組は本庄橋へ、、一組は林道を降りてバス停へ、一組は最高峰へ(私の降りて来た石の宝殿へ行くんだろうね)。そして私は対面の登山道を登って行くとになる(東お多福山へ、ここは山上の四差路だ)。

     八幡谷を降りる   

横池から七兵衛山に周回して八幡谷を降る。八幡谷は深い谷ではないと思うんだけど、なぜか暗っぽいんだね...、前回はそれが心細くて、通過しただけだった。

で結局、今回も暗っぽいんだね、時刻は四時になってないのに、太陽とは無縁の世界だ。八幡谷は「山の神」さんも祭られてるし、少し下には行者さんの修行の聖地もあったようだし厳かな空間だったと思われるな。

今は堰堤ばかりができて、滝水なんかに身を任せられないでしょうね。少しばかり残念だなぁ〜。