2012/07/08  晴

 

 

行者口バス停→行者山、六地蔵、剣尾山→宿野→暮坂峠、篠口峠→歌垣山登山口バス停

   
 

今日は涼しそうだ、久しぶりに北攝の山に登る事にした。以前、剣尾山から横尾山に廻って「能勢の里」に降りたことがあるけれど、今日は剣尾山から野外活動センターに降りて、「おおさか環状自然歩道」に乗っかって歌垣山に廻ってみたいもんだと...。

帰りのバス時刻は16:15の便で帰らないと、次の便までが2時間待ちになっちゃうんだよなぁ...。歌垣山に登って降りてピストンで急ぐとしても14:45には登山口に着いておかなくてはいけない。と計算をしてしまうと、もう殆ど絶望だとわかってしまう。ま、ハイキングコース「おおさか環状自然歩道」を歩いておくのもいいだろう。

殆どのハイカーが剣尾山のピストンなのかな?、山頂直下は小広くなっていて、たくさんのハイカーが休憩中だ。深い緑がまだまだ新鮮で、松の木が鮮やかだったところだと思い出す。

歩行 15.4Km   GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A B

   

     行者山  

登山口からいきなり急峻な道が伸びる、すぐ巨岩が林立しだして行者山のイメージが湧いてくるな。役の行者伝説のあるところで、ここは里に近く活発な修行地だったんだろうか。所々に枝道が通じていて、その先に巨岩があるらしいが、遠隔地という不便さがあって、探検という気分には慣れないのは残念だ。

巨岩は綺麗だし、それに単体の集合としては大阪府下では大きいほうだ。交野山の巨岩とか大阪杉尾の巨岩とか獅子窟寺の巨岩とか...。

     剣尾山   

行者山を過ぎると道は緩やかとなって涼しげな風が吹いてくる、気持ちよさに周囲を見渡すと「風の峠」とあった。木々が松に変わってくるとやがて「六地蔵」に着く、山中で出合うお地蔵さんに心が和むな、前垂れも常識の赤がいい。

やがて剣尾山に着いた、ハイカーが思い思いに休憩をしている。山頂は絶景と云うのかしらん、なじみの無い北攝の山々に余り感動を感じないんだな(目も悪いし)。

さて下山は、六地蔵の少し上に分岐があって、おおさか環状自然歩道を野外センター経由で宿野に降りることにする。

     宿野、倉垣(おおさか環状自然歩道   

野外センターから舗装道路に変わってしまう、緩やかな降り坂が続いて疲れはしないんだけど、宿野に降りたときは、既に時間がかなりのオーバーで...。ここで歌垣山登山は殆ど諦めてしまったな、バスの時間にだけは遅れないように戒めるのであった。

宿野、倉垣の地域は豊かなのかなぁ〜、綺麗な田舎風景が見当たらないな。所々に田んぼに囲まれた大邸宅が望見できるのであるが(道は遠巻きに通り過ぎるだけだし)。

暮坂峠は舗装路だったが森林の中、中々快適だった。だけどピークで住宅と遭遇したのはチョット幻滅したな(麓じゃなくててっぺんで遭遇して)。篠口峠は地道だったけど、なんだか情緒がなかったな。それでも峠を降りると一気に倉垣集落が広がってさわやかだった。

歌垣山登山口バス停に着いたのが16:00、このまま本日の終了とする。