2012/07/22  晴

 

 

護摩壇山バス停→護摩壇山→護摩壇山バス停

   
 

過去に何度も計画したことのある護摩壇山縦走。遠方だし、縦走距離も中途半端だし、中々行く気になれなかったんだよね。それに梅雨が明けたとはいえ、所によっては豪雨が...という最近の予報に悩まされ、当日も尚躊躇してしまう。

朝一に家を出て、高野山駅から「龍神スカイライン」をバスで70分。ずいぶん遠くに来たたもんだ、護摩壇山着が11:15、帰りの便が15;35。普通に消化しても時間が余るというのに、準備をしているうちにナント雨が!!(バスは4時間後)。

登っては止まり、歩いては止まりを繰り返すうちに、とうとう意欲をなくしてしまった。整備された遊歩道の木々の葉っぱを撃ちつける、雨音があまりに激しいもんだから恐れをなしてしまったかな?。降りてきてアスファルト路面の水溜りが意外と少ないのに気持ちがさだまらず、どうしよう?。

歩行 4.8Km   GPS_ダウンロード                    GPS軌跡@ A 

   

     護摩壇山  

降りてきたものの、バス待ち時間がまだ3時間もある、龍神スカイラインを散策がてらワイルドライフの入り口まで南下して来ると...。うれしいことに、護摩壇山登山口(南口)の道標を発見するが、生憎ここで雨が又降ってくる。バス停までこのまま舗装路を引き返すのも、登山道を登って護摩壇山からバス停まで降りるのも同じだと山道を登る事にした。

登山道は整備が行届いていて、安全この上ないんだけど、雨をしのげる空間が全く無いんだよね。しかたなく小さな傘を頼りにこつこつ歩くのみ、しかし雨量が増してきて場所を選んでられなくなった。急いでカッパに着替えられて事なきを得たが、最初からカッパを着用すべきだったと反省する。

カッパを着用すると気分もルンルンで、両手が使えることで動きが身軽くなってくるんだな。やがて「護摩壇山」山上が見えてくるが、アララ?ここで雨が上がり太陽の光さえ浴びる事になる。本日一番の快晴か?期待したものの周囲はガスが張り、せっかくの「和歌山県朝日夕陽百撰」の景色も全く冴えないなぁ〜。

山上は三叉路になっていて、一方はバス停へ、一方は歩いてきたワイルドライフへ、一方は東に縦走路が伸びている。東への縦走路を山上から見下ろすと、ガスが溜まって全く見通せないぞ。こうなると私の早期安全警報が起動して、もう前に進めないんだなぁ〜。

仕方なく、バス停目指して下山する事になる...。バス時間まであと1時間30分もあるけど、今日のリタイアが確定だな。