周辺のスポット御案内・4

 
天保山公園・市営渡船


築港地区の北岸で、天保山ハーバービレッジの東隣にある公園です。大阪港駅からもCASOからも歩いて10分ほどです。

 大阪に住んでいる人でも、名前は聞いたことがあっても、実際に行ったことのある人は少ないのではないでしょうか。CASOやサントリーミュージアムへ行くときは、天保山公園に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
 天保山頂の三角点
天保山公園にある、天保山山頂の三角点(標高4.5m)。
ちゃんと山として認められており日本一低い。
但し八郎潟干拓地の底にも日本一低い(海面下)と称する山があるので注意が必要。
天保山

 天保山という地名は、この公園にある「天保山」という山(標高4.5m)から取られています。
 天保山の横を流れる安治川は江戸時代、諸国の船が大坂へ出入りするために掘削された人工の川です。しかしたびたび上流からの土砂で川底が浅くなり船舶交通に支障をきたしました。
 天保2年(1831年)、安治川河口を浚渫した際に川底の土砂を河口近くに積み上げてできたのが天保山です。

 天保山は大坂に入港する船舶の目印となりました。山には松などが植えられ店が建ち並び、江戸末期には多くの浮世絵に描かれるほどの有名な舟遊び・花見の名所でした。
 開国後は掘り崩されて砲台となってしまいましたが、明治末期、天保山周辺の築港埋立地が新しい市街地となり、大阪市内からの市電が走るようになると、再び遊園地や海釣り、大型船見物などの行楽地へと復活。戦前は大阪でも有数のモダンスポットであったのです。但し天保山自体は、掘り崩しや地盤沈下もあって高さ二、三十mから現在の高さになってしまいました。

桜の時期の天保山。公園に面したパティスリー「ドルチェ」というお菓子屋さんが結構おいしい。今は桜や松のきれいな公園として整備されており、隠れた花見の名所。21世紀には、天保山はかならず高感度スポットとしてよみがえることでしょう(願望)。

〜天保山の素晴らしさをめぐって〜

そびえたつ天保山 これが山に見えないとしたら、きっと気のせいであろう。
公園のバス停側入口から桜並木を通ると、そこに天保山がそびえている。スロープを上ると山頂である。
 明治天皇が来た記念碑。ロイヤルファミリーゆかりの地であることは、高感度スポットに不可欠な条件ではなかろうか。
 山頂には明治天皇が明治元年、天保山で新政府の軍艦を観艦したという記念碑。
周りより低い天保山頂
天保山山頂より、ハーバービレッジ側入口に続く桜並木を見る。奥に大観覧車とハーバービレッジがある。
右手は四国行きの高速船が発着する天保山桟橋。
左にある小高い林は天保山頂よりも高いが、ただの盛り土であり真の天保山ではない。
 安治川。この殺風景さこそ大都会らしいクールな光景といえよう。
 天保山山頂より、安治川をはさんでユニバーサル・スタジオ・ジャパンを望む。
ぎざぎざのセット(ニューヨークの書き割り)の右側に、ユニバーサル・シティウォーク大阪の高層ホテル群と、白い帆のあるJRユニバーサルシティ駅(安藤忠雄設計)が見える。
天気がよいと川の上流に大阪都心のビル群が見える。

天保山・市営渡船
天保山渡し
   天保山公園からは、対岸の此花区・桜島への市営渡船がでています。(1時間に2本・朝夕増便。無料です)
 対岸は倉庫・工業地帯ですが、休日には静かでのどかな空気が漂います。時の止まったような、ちょっと昔の工都・大阪の雰囲気を残す町まで、渡船で散策に出かけましょう。

 大阪市営渡船のファンページ
 (「大阪の渡し舟」、時刻表など)

 USJができる前の桜島線沿線
 (「退屈な日々」

 たった数年ですっかり変わったJR桜島駅から、ユニバーサルシティ駅まではほんの一駅です。
 複合商業施設ユニバーサル・シティウォーク大阪は、それ自体がテーマパークのような巨大な街。日本初や関西初の大型ショップが集まり、日本にいることを一瞬忘れてしまう楽しい場所です。

  海遊館の岸壁から直接ユニバーサルシティの浮き桟橋に向かう高速船も、複数の会社が頻繁に出しています。(ただし有料)

参考リンク:
大阪観光案内

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