天保山という地名は、この公園にある「天保山」という山(標高4.5m)から取られています。
天保山の横を流れる安治川は江戸時代、諸国の船が大坂へ出入りするために掘削された人工の川です。しかしたびたび上流からの土砂で川底が浅くなり船舶交通に支障をきたしました。
天保2年(1831年)、安治川河口を浚渫した際に川底の土砂を河口近くに積み上げてできたのが天保山です。
天保山は大坂に入港する船舶の目印となりました。山には松などが植えられ店が建ち並び、江戸末期には多くの浮世絵に描かれるほどの有名な舟遊び・花見の名所でした。
開国後は掘り崩されて砲台となってしまいましたが、明治末期、天保山周辺の築港埋立地が新しい市街地となり、大阪市内からの市電が走るようになると、再び遊園地や海釣り、大型船見物などの行楽地へと復活。戦前は大阪でも有数のモダンスポットであったのです。但し天保山自体は、掘り崩しや地盤沈下もあって高さ二、三十mから現在の高さになってしまいました。
今は桜や松のきれいな公園として整備されており、隠れた花見の名所。21世紀には、天保山はかならず高感度スポットとしてよみがえることでしょう(願望)。
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〜天保山の素晴らしさをめぐって〜
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公園のバス停側入口から桜並木を通ると、そこに天保山がそびえている。スロープを上ると山頂である。
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| 山頂には明治天皇が明治元年、天保山で新政府の軍艦を観艦したという記念碑。 |
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天保山山頂より、ハーバービレッジ側入口に続く桜並木を見る。奥に大観覧車とハーバービレッジがある。
右手は四国行きの高速船が発着する天保山桟橋。
左にある小高い林は天保山頂よりも高いが、ただの盛り土であり真の天保山ではない。
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天保山山頂より、安治川をはさんでユニバーサル・スタジオ・ジャパンを望む。
ぎざぎざのセット(ニューヨークの書き割り)の右側に、ユニバーサル・シティウォーク大阪の高層ホテル群と、白い帆のあるJRユニバーサルシティ駅(安藤忠雄設計)が見える。
天気がよいと川の上流に大阪都心のビル群が見える。
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