展覧会会場

 

“自分”という存在を意識したときに私達はまず肉体、そしてそれを感知 する感覚に気づく。そして肉体の内側で連続する感覚に外からの感覚が加 わる時に一瞬、感覚と感覚のズレが生じる。 私達は毎日その感覚のズレに感情が動かされ、それを自然に理解していた のではないだろうか。それは自分の存在を、意識できる一つの方法と考え た。今回の作品では抑圧・補助の働きをもつ、ゴムを用いることで、自分 の身体の重さ、そして他人の身体を知ることで、自分の存在を確認できる のではないかと考えた。しかし“自分”を意識するならば、感覚のおとず れを待つのではなく、自分の意志で感覚を運動することが、なにより必要 なのである。

略歴
1978年 
神戸生まれ
1999年 
夙川学院短期大学美術科インテリア・建築デザインコース卒業
2001年  夙川学院短期大学専攻科卒業
主な展覧会
2001年2月  夙川学院短期大学卒業・修了制作展(海岸通 ギャラリー)
2001年3月  ATC関西学生卒業制作展vol.6