「杉本晋一 展」 杉本晋一

SUGIMOTO Shinichi


左: 「具象画4L-1」「具象画4R-1」「具象画5」 2004
中央: 「具象画2L-1」「具象画2R-1」「具象画3」 2004
手前: 「絵画→彫刻→家具」 1999
右: 「青福助」 2005
上段: 「具象画6L」「具象画6S」「具象画6R」 2005
中段: 「具象画7L」「具象画7R」 2005
下段: 「具象画8」 2005


・会期(年月日) 2005年5月25日(水)〜6月5日(日)
          休館日 なし 11:00〜19:00(最終日のみ〜17:00)

・展示スペース CASOスペースX


「具象画シリーズ3」
アクリル画 F100号
2004年
ギャラリー16(京都)
・作品展示内容
平面。2004年11月に初めて発表された「具象画シリーズ」の第2弾。
前回発表の100号6点(アクリル画)に加え、新作の100号6点(油彩画)を中心に小品とオブジェを展示。



2004年から始められた「取り残された髪」シリーズ(立体)と「具象画シリーズ」(絵画)。
今回の展覧会は「具象画シリーズ」の第2回目の発表。
迷宮空間を描いた画面の中で、モチーフとして採用されている過去の立体作品も同時に展示。


私はこれまで自らレリーフ作家であるという認識で制作してきました。
それは物質と仮想空間を両義的に考えてゆくということです。

私にとって
オブジェ作品は作られるのではなく生成されてゆくものであり、自分と世界の連続性を取り戻すことの可能性と不可能性の間で自らの観念の無効性をも受け入れてゆく過程でもありました。
絵画は彫刻・オブジェ・立体作品よりも自閉的に制度化されてきたが故に、世界との連続性を断ち切ったうえでの世界の再構築を企みます。しかし、それは画面の密度を高めれば高めるほど絶望的な創造性となります。


私にとってのオブジェは開放系であるのに対し、絵画はすこぶる閉鎖系の仕事となります。
閉鎖空間は記憶や思い出が円環的に堂々巡りを繰り返し、決して未来を志向することの無い迷宮空間に変換されます。
やがて、限定された矩形空間はその内部が飽和するかしないうちに、その外側に延長された新たな矩形空間として、新しい絵画空間を組成してゆくこととなり、変異した自己複製化が繰り返されてゆきます。
(杉本晋一)

杉本晋一・略歴:
1956大阪生れ

主な個展
1977/信濃橋画廊(大阪)
1978.81.82.85.88.90./ギャラリー16(京都)
1983/靫ギャラリー(大阪)
1985/村松画廊(東京)
1988/ギャラリー・ラ・ポーラ(大阪)
1990/ギャラリーKOZUCHI(芦屋)
1999/ESPACE(京都)
2004/ギャラリー16・ギャラリーはねうさぎ・京都パラダイス(京都)

主なグループ展
1975・1979・1980・1981 /京都アンデパンダン展:(京都市立美術館)
1978・1980/ローズガーデン美術公募展:(神戸)
1981・1982/架空通信テント美術館展:(夙川公園)
1983/主題と方法展 神戸現代美術ギャラリー(神戸)
1986/シティエッセンス シティギャラリー(神戸)
    ART BRIDGE展 さんちかホール(神戸)
    HIMOVITZ/SALOMON GALLERY(USA)
1987/間接性への作業 不二画廊(大阪)
1992/「鉄」展 ギャラリー洗濯船(京都)
1995/We are Here展 シティギャラリー(神戸)
    アートヘルメット展 ギャラリー16(京都)
1998/Resonant Box展
      KAVCギャラリー(神戸アートビレッジセンター)
1999・2000/アートイン西陣 西陣北座(京都)
2004/LINK展 京都市立美術館

「具象画シリーズ 2〜5」
アクリル画 H5260×W3248mm
2004年 京都市立美術館



展示風景
左から:「誘遊少女」2005 、「鉛筆物語」2004
     「具象画4L-1」「具象画4R-1」「具象画5」 2004
手前: 「絵画→彫刻→家具」 1999
「具象画4L-1」「具象画4R-1」「具象画5」 2004
「鉛筆物語」2004 「誘遊少女」2005