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「生かされる絵画」
私の望むかたちである絵画は自明に与えられたものではなく、それを希求することにより画家が絵画という仮の空間を構築しようとした結果である。
見えない空気を感じ取り、微妙な光の変化を追いかけ、言葉ではない色までも抽出する行為。始めは断片的に捉えられていたが、やがてさまざまな感覚が深い部分でひとつとなり、最後には統合された絵画空間が立ち上がる。自己呼吸を始めた絵画はやがて自律し他者と共有されるひとつのかたちになる。
絵画空間における表象と物質性というふたつのベクトルを自然になじませ融合させるか。それが生かされる絵画の研究課題である。
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Builder
2005年制作 60.5×40cm
water based paint and oil paint on cotton
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プロフィール
1960 佐賀県生まれ
1986 筑波大学大学院修士過程芸術研究科絵画専攻修了
1988〜90 ロータリーファウンデーション奨学生としてRoyal College of Artに在籍
1990〜97 ニューヨークで制作活動
1996 五島記念文化財団五島記念文化賞美術部門新人賞による
海外研修(ニューヨーク)
2002 文化庁在外研修員による海外研修(ベルリン)
1997〜 京都造形芸術大学専任講師
2000〜 京都造形芸術大学美術・工芸学科助教授
現在に至る
パブリックコレクション
国立国際美術館
第一生命保険相互会社
京都造形芸術大学 |
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