「方法としての断片/再読 白地図」
岸田良子

KISHIDA Nagako




・会期(年月日) 2005年6月8日(水)〜6月19日(日) 11:00〜19:00(最終日:17:00まで)  休館日なし

・展示スペース 海岸通ギャラリー CASO A室 (協賛:住友倉庫)

・主催 ギャラリー16(京都)

・展示内容
 地図形平面 11点   材質:シナベニヤ、アクリルウレタン塗装、鉛]





1998年展示風景

【コメント・コンセプト】

 1974年に京都教育大学を卒業、現在同大学に勤務している岸田良子(ながこ)さんは、日常我々が見のがしてしまいそうな情報や言葉を1年間収集したものを様々な形に視覚化して個展会場に提示してくれるアーティストです。
 <天気予報>をテーマにした作品では、2年間分の天気予報が4冊の本で表現され、同時に録音された予報をテープで流す作品。
 <団地の名前>の作品は膨大な数のラミネートカードが机の上に山積みされて提示されました。
 <世界地図>の作品は地名と地図をコラージュして、分厚いキルティングマットとして壁面に掛けられました。
 今回の展覧会は、1990年から続けられている「断片/白地図」シリーズの展覧会で発表された作品のうちの何点かを再展示するものです。
 ご高覧いただけましたら幸いです。どうぞよろしくおねがいいたします。
   主催者(ギャラリー16、京都)
本展覧会は、岸田良子が1990年から現在まで続けている断片/白地図シリーズのうち1997年から1999年に制作・発表された作品の中から11点を選び、再展示するものです。

 地図形平面の作品で、材質はシナベニヤ板にアクリルウレタン塗装をし、州等の境界線には鉛を使用しています。
 作品の大きさは、展示空間の壁を書物の1ページとして決められています。そのため世界地図の国々の大小等、大きさの関係からは逸脱しています。

 作者は、1点1点の作品が断片として相互に完全に自立し、まったく孤絶している存在へと立ち向かうことを望んでいます。



略歴
1949 山口市生まれ
1974 京都教育大学 特修美学科 西洋画教室卒業

■主な個展
1977 <カタログ>
1978 <鳥類図鑑>
1979 <A・B・Cスター絵本>
1980 <Collect>
1981 <電話帳>
1982 <MENU>
1983 <天気予報>
1984 <住宅地名>
1986 <商品名;失語症ゲーム>
1987 <国語辞典>
1988 <世界地図>
1989 <外来語辞典>
1990 <日常会話>
1991 <白地図>1
1992 <白地図>2
1993 <白地図>3
1994 <白地図>4
1995 <白地図>5
1996 <言語/名前>
1997 <断片/白地図、1997年>
1998 <断片/白地図、1998年>
1999 <断片/白地図、1999年>
2000 <断片/白地図、2000年>
2001 <断片/白地図、2001年>
2002 <断片/白地図、2002年>
2003 <断片/白地図、2003年>
2004 <断片/白地図、2004年>

すべてギャラリー16(京都)

■主なグループ展
1983 国際アーティストブック展 ルナミ画廊(東京) 他7箇所巡回
1996 THE INTERNATIONAL LIBRARY a project by artist HELMUT LOHR
      Art Museum: UNIVERSITY OF MINESOTA (USA)
2002 THE BOOK /鑑賞週間 ギャラリー16(京都)


「メキシコ Mexico」1999


「カンボジア Cambodia」1999、「パラグアイ Paraguay」1999

「ボリビア Bolivia」1999、「ポルトガル Portugal」1997

「モンゴル Mongolia」1999、「マケドニア Macedonia」1998

「メキシコ Mexico」1999、「ラトビア Latvia」1998

「オーストラリア Australia」1997、「ニュージーランド New Zealand」1997、
「ドイツ連邦共和国 Federal Republic of Germany」1999