土岡秀太郎文化運動記念
「第13回
国際丹南アート
フェスティバル2005」

アジアの紙と現代美術

Cultural movement Commemoration of Hidetaro TSUCHIOKA
13th INTERNATIONAL
TANNAN ART FESTIVAL 2005

"Paper & Contemporary art at Asia"
...Takefu, Fukui, Osaka




お詫び:
当ウェブサイト内で、丹南アートフェスティバルの最終日閉館時間を17:00と案内しておりましたが、
正しくは16:00でした。
16時以降にお越しいただいた皆様には誠に申し訳ありませんでした。深くお詫び申しあげます。




  A室展示風景

  八田豊氏 作品



・会期(年月日) 2005年6月25日(土)〜7月3日(日)
          11:00〜19:00(最終日:16:00まで)

・展示スペース 海岸通ギャラリー CASO 全館
 (LADSギャラリー(大阪・南船場)と二会場で開催)

・料金 無料

主催 丹南アートフェスティバル実行委員会
共催 福井市美術館、LADSギャラリー(大阪)

後援 海岸通ギャラリー・CASO、住友倉庫、武生市、武生市教育委員会、
    駐名古屋大韓民国総領事館、さばえ現代美術センター、
    福井新聞社、NHK福井放送局、FBC福井放送、福井テレビ、
    FM福井、丹南ケーブルテレビ 


 韓 永燮(ハン・ヨンソプ) 「関係 5005」 130cmx320cm、韓紙

  初日パフォーマンス光景



趣旨:
 ・福井・丹南地域の産業を代表する素材(鉄、土、布、木、紙)を使って新しい芸術表現の可能性を追求する。
 ・丹南地域が、素材で表現するアートの国際的な核となることを目指す。
 ・地元の若者と、国内外の作家が一つの展覧会をつくりあげることで、新しい創造性を感じさせる展覧会を目指す。
 ・丹南地域のアーティスト育成を目指す。
 ・巡回展の開催により、より多くの方々に現代美術に触れていただき交流を深める。

久世 建二 「痕跡シリーズ 05-18」 31.5x27x65.5cm 陶

 丹南地域(福井県の中部、武生市・鯖江市を中心とする一帯)は現代美術のきわめて盛んな地域であり、戦前・戦後にかけて「北荘」「北美」といった前衛美術作家集団が存在し、制作活動を盛んに行うとともに多くの世に問いうる展覧会を企画し実施してきました。
 また、この一帯は多様な素材を産出する地域でもあり、金属加工・メガネフレーム・越前和紙など全国的に知られた産業も抱えています。これら丹南の産する素材の中でも代表的な鉄、土、布、木、紙などを単一もしくは複数使いながら、従来の現代美術の形式や表現方法にとらわれない展覧会を開催しようと言うのがこの企画の基本的な考え方です。
 わたしたちは「北荘」「北美」の地方運動の精神を学び、この丹南の地を地方における芸術・文化の拠点にしようと努め過去12回の展覧会を開催してきました。国内外における知名度も高くなってきており、多くの作家と丹南・武生の地で交流を深め、海外の企画展に日本から招待される機会もありました。またその一方で、丹南地域での展覧会実施は多くの地元若手作家を育成し、運営ボランティアとして集まる若者達によって次代の文化の担い手も育ちつつあります。
 多くの方々にこの展覧会を見ていただくことにより、現代美術に触れてもらい、芸術文化に親しむ土壌作りや心豊かな感性と魅力ある人間・地域づくりを目指してこれからも活動を続けることを考えております。
 いずれはこの丹南の地を、世界における芸術・文化の交流の場とすることを目指しています。
 2005年は、武生市だけでなく、福井市、そして大阪市と巡回する予定です。(主催者)



開催期日・会場
 福井展 4月24日(日)〜5月8日(日)
    福井市美術館(アートラボ福井)
 武生展 5月29日(日)〜6月5日(日)
    武生市民ホール  (5月29日、シンポジウムあり)
 大阪展 6月25日(土)〜7月3日(日)
    海岸通ギャラリー・CASO、LADSギャラリー




参加作家
 相川亮平、青柳ひとみ、朝倉俊輔、浅野庚一、李根洙、石田元、印南ゆう子、上田健次、上山正之、小田宏子、恩田彰子、
 加藤志津子、川井ミカコ、金正周、金m漢、久世建二、高慶日、小林範夫、阪本幸円、坂本実十里、坂本皆枝、佐々木昌夫、
 猿澤恵子、シマカワヤスヒロ、シャスティン・スバンバーグ、ジリアン・ロビンソン、徐祥昊、奏榮燮、杉野まり、高橋あゆみ、
 田倉卓、たてまつふみこ、谷口康男、趙徳浩、椿ア和生、外礒秀紹、友井隆之、友田多恵子、ドロン・エリア、中島清、
 仲辻妙子、南英姫、西内杉恵、西村建三、根津太一、長谷川勢津子、八田豊、韓永燮、福岡福賜、藤井肇、堀田紀子、
 堀尾貞治、マーレン・バンデンバーグ、村上芳一、山口紀子、山下フサエ、山本美智代、ユアサケイコ、吉井秀文、吉田富久一、
 吉村美枝、吉本里絵、リー・ウー・ボック、リサ・スティバー、柳貞子、レゲヴ・レヴィヴァ
  以上、国内49名、国外17名、合計66名






       八田 豊 「流れ 04-22」 130x162cm 楮(こうぞ)
今回の展覧会の中心となる八田豊氏について:

 八田氏は1930年福井県今立郡中河村(現・鯖江市)生まれ。
 福井の前衛美術運動の先駆者であった土岡秀太郎の精神的な継承者として、地方の文化的土壌の育成に尽力してきた。
 1980年前後に相次いでおきた、恩師や親友作家たちの死や、網膜色素変性症による視力低下・そして失明を乗り越えて美術運動の立ち上げを精力的に行い、<現代美術今立紙展>を1983年第3回から公募展として開催。その後、今立から地元である武生に本拠地を移し、<丹南アートフェスティバル>を1993年より立ち上げた。
 さらには、作品制作も再開させ、86年に大規模な個展を開いたのを最後に、それまでの作風を一変させた。
 完全に失明した80年代後半からのドローイングによる模索の期間を経て、90年代前半から八田は紙、特に和紙を使った表現を試みる。
 そして90年代半ばからは、新たに和紙の原料を素材とした独自の作風を確立している。
 現在もなお地元・福井はもとより大阪、神戸、岡山、東京、広くは韓国やイスラエルの作家との交流を深めながら、自らの土地に根ざした表現を追究し続けている。

今回の展示風景





展示風景

A室

B室

Y室

C室

D室

X室 八田豊氏作品展示