あやなす

"Ayanasu"



・会期(年月日) 2005年8月9日(火)〜8月21日(日) 11:00〜19:00(最終日:17:00まで)
   展覧会連動企画 公開セッション:「現代染織の動向─ローザンヌ・ビエンナーレの検証から」 8月20日(土)15:00〜17:30

・展示スペース
 スペースA 10人展
 スペースB 6人展
 スペースX 「Small Works 切(きれ)・布(きれ)・裂(きれ)」

・料金 無料

・主催 あやなす実行委員会
・後援 大阪芸術大学



 このたび、海岸通ギャラリーCASOにて「あやなす」合同展を大阪芸術大学後援、あやなす実行委員会企画で開催する運びとなりました。
 2000年より「あやなす」展を東京千疋屋ギャラリーにて毎年、2003年には豊中市民ギャラリーにても開催しましたが、今回は、初の教員・卒業生・在学生の合同、大阪芸大染織コース卒業の精鋭を中心とした、かつてない規模の展覧となります。
 また、ジョイント企画として公開セッション「現代染織の動向─ローザンヌ・ビエンナーレの検証から」も開催します。




「あやなす」

 10人展

会場: スペースA (1450×978cm、壁面延長47m、面積174u)



出品者: (2000年以来のあやなす展出品者で、近年も作品発表を続ける卒業生と、実行委員の教員で構成)
 小野山和代、加賀城健、近藤卓、酒井稚恵、巽美由紀、舘正明、西頭真美子、濱久仁子、福本繁樹、前川多仁

出品作品: 近年の染織大作中心

■小野山和代 ONOYAMA Kazuyo

大阪芸術大学助教授
1999 清州国際工芸ビエンナーレ国際招待作家展
2002〜2004 第2届、第3届国際繊維芸術双年展
        (清華大学美術学院/上海図書館展示場)
        栄誉賞/銅賞
2003 BEYOND LACE (フランス)
2004 ファイバーアート美術展 (有鄰館)
    11th International Lace Biennial (ブリュッセル)
2005 Fiber As Art "進化するかたち" (千疋屋ギャラリー、東京)



「折形」 200x400x3 ポリエステル布/folding
■加賀城健 KAGAJO Ken

1998 大阪芸術大学工芸学科染織コース卒業
2000 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修了
2003 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科研究員
展覧会抜粋:
2000 International Tapestry Art Biennale
    -From Lousanne to Beijing- (北京、中国)
2002 京都府美術工芸新鋭選抜展〜2002新しい波〜
    (京都文化博物館、京都)
2002 染・清流展
    (京都市美術館、京都 目黒区美術館、東京)‘04
2004 The3th International Fiber Art Biennale -Shanghai-
     (上海、中国)
2005 CRIA展(京都芸術センター、京都)現在個展10回。



壁:「Strokes 気色」 200x400
 既成ストライプ布、別珍、反応性染料、防染糊/糊染
床:「DYE・DECOLORIZE」 200x110x8
 綿ニット、反応性染料、防染糊、ハイドロサルファイト、木材/引染、脱色
■近藤卓KONDO Takashi

1982 大阪府生まれ
2003 大阪芸術大学工芸学科卒業
現在 京都市立芸術大学大学院在学中



「ロウソクと松」 200x370
 木綿/ろう染
■酒井稚恵 SAKAI Chie

2002 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修了
2004 [SQUARE-CARRE-CUADRAD]W.T.A TEXTILE ART2004
    (VALENCIA-VENEZUELA・ベネズエラ)
    第3届国際繊維芸術双年展(上海図書館展示場,上海)
    個展(Pepper's Loft Gallery,東京)
2005 個展(千疋屋ギャラリー,東京)
現在 大阪芸術大学大学院芸術研究科 非常勤助手



内:「TRACK number one」 125x125x1
 水玉プリント布、ナイロン糸/ニードルワーク
外:「TRACK number two」 210x210x3
 水玉プリント布、ナイロン糸/ニードルワーク
■舘 正明 TATE Masaaki

1995 大阪芸術大学芸術学部工芸学科卒業
2003 染・清流展(京都市美術館)以降毎年出品
2004 染−四人の仕事 蝋と糊−(ギャラリーあじさい,神戸)
2005 個展 GALLERY MARUFUKU(京都)
現在 京都造形芸術大学非常勤講師



「trinity 05-7」 288x228 綿布、染料/ろう染
「trinity 05-8」 288x228 綿布、染料/ろう染
■巽美由紀 TATSUMI Miyuki

2004 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科修士課程 修了
2002 大阪府教育委員会委員長賞(2002大阪工芸展,大阪)
2003 銀賞 (第3回清州国際工芸公募展,韓国)
2004 あやなす展 酒井稚恵・巽美由紀・岩本葉の染織
    (千疋屋ギャラリー,東京)
    個展(ギャラリーギャラリー,京都)
    市長賞(2004京展,京都)


左:「木曜日の夜明け」 150x120 絹、ラミー、綿/綴織
右:「金曜日の夕暮れ」 80x200 絹、ラミー、綿/綴織
■西頭真美子 NISHITOU Mamiko

2005 大阪芸術大学 大学院芸術制作研究科修士課程修了
    (修士作品・塚本英世賞受賞)

2004 第3届国際繊維芸術双年展(上海図書館展示場)
    京展(京都市美術館)
2005 あやなす展(千疋屋ギャラリー、東京)
    京展(京都市美術館)




左:「Ample green」 450x145 木綿布/ろう染、色糊、筒描き、筆描き
右:「Ample green」 260x120x2枚 木綿布/ろう染、色糊、筒描き、筆描き
■濱久仁子 HAMA Kuniko

2001 大阪芸術大学大学院 修了
2002 兵庫県立有馬高等学校非常勤講師(2002年度)
2003 あやなす展(東京/千疋屋ギャラリー)
2004 フェルト・チベット絨毯展(京都/Japanese standard Lier幡)
2005 別府アジアビエンナーレ入選(大分/別府市美術館)
    3人展『Drawing Dyeing Paoer』(大阪/ギャラリー風雅)



「夜をカタチにする作業」 150x380 紙/ドローイング
■福本繁樹 FUKUMOTO Shigeki

大阪芸術大学教授
2001 清州国際工芸ビエンナーレ国際招待作家展
   グランプリ受賞
2003 BATIK Exhibition 2003(MIAT博物館、ヘント、ベルギー)
2004 琳派RIMPA展(東京国立近代美術館)
   第3届国際繊維芸術双年展(上海図書館展示場)
2005 兵庫国際絵画コンペティション(兵庫県立美術館)



「二氣」 120x240x6 綿布、麻布/ろう染、布象嵌
■前川多仁 MAEKAWA Kazuhito

1997 大阪芸術大学卒業 後、一年間研究生として在籍
1998 個展 ギャラリーマロニエ(京都)
2001 個展 セレクトショップ「SHIPS」京都店
   「世界工芸コンペティション/金沢」入選
   「21世紀アート大賞2001」奨励賞
2002 「ビエンナーレKUMAMOTO」入選
   「100 oeuvres」(Paris)
2003 「第6回 川の絵画大賞」入選
   「出会いのアート展」買い上げ賞
2004 個展 同時代ギャラリー(京都)



「今夜、ぼくを刺してよ」 230x450
 綿布、染料、金粉、鳩目、ワイヤーフック/ろう染、シルクスクリーン




 
6人展
会場: スペースX (1205×923cm、壁面延長41m、面積137u)



出品者: (大学院生中心に、15年度染織コース卒業生有志で構成) 
 李庭林、金川幸子、那須慶子、羽間千穂、濱田佳代、森山麻衣

出品作品: 新作の染織大作中心
■李庭林 LEE Jung-Rim

2004 大阪芸術大学工芸学科染織コース卒業
同大学大学院芸術制作研究科 修士課程在学中




右より 「隠隠1」 「隠隠2」 「隠隠3」
 いずれも160x200 レーヨン、ポリエステル/オパール加工、スプラッシュ染
■金川幸子 KANAGAWA Sachiko

2004 大阪芸術大学工芸学科染織コース卒業




左:「return2」 210x190 ポリエステルオーガンジー、アクリル/ミクストメディア
右:「光と闇のあいまに」 280x210 ポリエステルオーガンジー、ポリエステル布/ミシンワーク
■那須慶子 NASU Keiko

2004 大阪芸術大学工芸学科染織コース卒業
2000 ぽこラふゆ展(西陣ほんやら堂)
2001 FIBERWORKER展(町家ぎゃらりー妙芸・京都)
2002 違和感展(SUMISO・大阪)
2004 染織16人展(SUMISO・大阪)
    パッチワークの実験室(OAPタワー・大阪)
2004年6月〜翌3月、大阪アーツアポリアプロジェクト・
    アトリエアーティスト参加




「PHANTOM」 60x85x2 パルプ、ポリエステル糸、綿糸/独自技法
■羽間千穂 HAZAMA Chiho

2004 大阪芸術大学工芸学科染織コース卒業
同大学大学院芸術制作研究科 修士課程在学中
2004 染織16人展(SUMISO・大阪)




左より
「さざめき」     300x120 綿布/オリジナルテクニック
「遠くまで」     345x90 綿布/オリジナルテクニック
「始まりの予感」  260x120 綿布/オリジナルテクニック
「浸透」       294x90 綿布/オリジナルテクニック
■濱田佳代 HAMADA Kayo

2003 大阪芸術大学工芸学科染織コース卒業
2001 「FIBERWORKER」を組み、グループ展3回
2004 ダンスアーティストYUMとのコラボレーション展
    染織16人展(SUMISO・大阪)



「ミルフィーユ」 50x180x25 原毛/フェルト
■森山麻衣 MORIYAMA Mai

2004 大阪芸術大学工芸学科染織コース卒業
 阪神ファッション工芸専門学校オープンスクール
 帽子デザインコース在学中
2004 染織16人展(SUMISO・大阪)



「SMOKE」 40x30x20
 サテン、他/ニードルワーク

「FLY」 27x20x12
 ガーゼ、他/ミシンワーク

「思い出」 30x30x17
 ブロード、色紙、他/独自技法

「空模様」 40x30x20
 ニット、他/独自技法

「まるごとキャベツ」 30x25x18
 エナメル、他/ミシンワーク

「TU・GI・HA・GI」 28x28x15
 ブロード、牛革、レース、他
 /ニードルワーク

「食べられた赤ずきんちゃん」
 20x25x17 ブロード、ボア、他
 /ニードルワーク



 
Small Works 切(きれ)・布(きれ)・裂(きれ)
会場: スペースD(1223×527cm、壁面延長31m、面積64u)

 「切れ」とは「きれはし」「きれあじ」のこと。「布、裂」とも書き、織物の切れ端、広く織物・布地のこと、
また、数多くの中の、取るに足りないひとりのことでもある。
 「一切(いっさい)」とはすべてのことで「一切れ」と意味が異なる。「一切合財」なんていうくらいだから
世の中全てが「切れ」から成り立っているのかもしれない。
 2004年度卒業生が、卒業という切れのいい時期に「切・布・裂」を持ち寄って冊子にまとめました。今回の
「あやなす small works」展ではあらたに多くの参加者を募り、過去の卒業生、在校生が加わりました。
 みんなのとびきり、はりきり、おもいっきり、どっきり、すっきり、はっきり、いっぺんこっきり、ぎりぎり、
ぶっちぎり、ピンきりの作品展ではあります。ひとしきりのご高覧、切にお願いいたします。



出品者: (16年度染織コース卒業生有志、在学生選抜、過去のあやなす展出品者、今回の10人展と6人展出品者全員。総勢約60名)
李庭林、今田亜未、岩本葉、植田真理子、宇佐美知代、岡田早香、奥野浩行、小野山和代、加賀城健、
金川幸子、川口尚子、川畑麻香、北野静樹、口野美子、近藤卓、酒井稚恵、滋埜悠司、清家奈見子、
高橋亜希、巽美由紀、舘正明、田中あゆ、東口佳代、中島由海、中本久美、仲山沙恵、那須慶子、
西頭真美子、西脇麻衣子、羽間千穂、濱久仁子、濱田佳代、福本繁樹、堀田聖子、前川多仁、三浦聡子、
三浦奈巳、水谷千恵、水波麻子、光宗佳子、毛房弘隆、森山麻衣、安岡梢、山崎香織、山田時子、
山本かおり、山本剛士、山本将史、芳野優子ほか。また、在学生の課題制作に採用して優秀作品を展示

出品作品: 繊維素材による1 2×12センチの平面額装作品(外寸は35×35センチ)、もしくは12×12×12センチの立体作品





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展覧会連動企画 公開セッション:
「現代染織の動向─ローザンヌ・ビエンナーレの検証から」

 1)ローザンヌ・ビエンナーレとその歴史にみる疑問点   福本繁樹
 2)ローザンヌ・ビエンナーレ以降の国際展・海外展リストアップ  加賀城健・酒井稚恵
 3)ローザンヌから北京へ ─ 第2-3届国際繊維芸術双年展レポート 小野山和代
 4)パネルディスカッション: ローザンヌ・ビエンナーレと、その終焉後10年の検証から

パネリスト: 金子賢治(東京国立近代美術館工芸課長)
       外舘和子(茨城県陶芸美術館主任学芸員・美術史家)
       久保田繁雄(大阪成蹊大学芸術学部教授)
進行:    福本繁樹(大阪芸術大学工芸科教授)

● 場所: 海岸通ギャラリーCASO 2Fラウンジ
  大阪市港区海岸通2-7-23 Tel/Fax 06-6576-3633
● 日時: 平成17年8月20日(土)  15:00〜17:30
● 後援: 大阪芸術大学
● 当日は
浴衣姿での参加をよびかけております。終了後@レセプション


 今回の公開セッションは過去2回にわたる企画、すなわち大阪成蹊大学芸術学部主催シンポジウム「テキスタイル表現の検証と課題─国際タピスリー・ビエンナーレ(ローザンヌ)が果たした役割」(2003年)と、東京国立近代美術館工芸課主催 研究会「ローザンヌ国際タピストリー・ビエンナーレとこれからの現代工芸」(2003年)の成果と、近年の国際展や国際会議に参加してきた大阪芸術大学関係の実績をふまえ、その後の国際的な動向を視野にいれて、大阪芸術大学の主導で企画するものです。後日、記録報告書を刊行予定。


  これまでの企画

  ●大阪成蹊大学芸術学部主催
   シンポジウム「テキスタイル表現の検証と課題─国際タピスリー・ビエンナーレ(ローザンヌ)が果たした役割」
   パネリスト、金子賢治、外舘和子、福本繁樹、進行、久保田繁雄。
   大阪成蹊大学芸術学部にて、2003年7月12日

   ◎関連展覧会: ザ・タピストリー 〜国際タピストリー・ビエンナーレ(ローザンヌ)より。
    大阪成蹊大学芸術学部space Bにて。
    2003年6月30日〜7月12日。
    出品者: 村田博蔵、小林正和、小林尚美、小名木陽一、久保田繁雄、福本繁樹

   ◎記録出版: 『B#』 :028-028 
    大阪成蹊大学芸術学部綜合芸術研究センター(IRC) 2005年3月15日

  ●東京国立近代美術館工芸課主催
   研究会「ローザンヌ国際タピストリー・ビエンナーレとこれからの現代工芸」
   パネリスト、外舘和子、久保田繁雄、福本繁樹、進行、金子賢治。
   東京国立近代美術館工芸館にて、2003年10月11日