Bon・Clase


"Bon-Clase" show
Master course students of
Kyoto University of Art and Design




・作家名 新井翔子 坂井香織 葛井洋彰 桜井類 南波俊介

・会期(年月日) 2005年8月9日(火)〜8月21日(日)
          休館日 なし
          時間  11:00〜19:00(最終日のみ〜17:00)

・展示スペース スペースC

・作品展示内容 平面・立体


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Bon・Clase展[ボン・クラーズてん]
→Bon[良い・優れた・好ましい・おもしろい]
 Clase[地殻の裂け目・地割れ]

 自分達の動きはおもしろい裂け目なのか、地割れを起こそうとしているのか。

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このBon Clase(ボン・クラーズ)展は、京都造形芸術大学大学院、芸術研究科、芸術表現専攻(修士課程)、東島毅ゼミの5名による展覧会です。

わたしたちボンクラにBon Claseがなせるのか、とにかくやるだけです。
仕方はそれぞれ別々ですが、もしここに何らなのClaseを作ることができればその向こう側を見てみたい。
そこにあるのは、今とちょっと違った風景か、底の見えない深い裂け目か。一気に何かがあふれ出る噴火口か、さらにも厚い岩盤か。

ボンクラなりに予感しながら、とにかくやるだけです。(来るべき未来のために、ね)  2005.8 ボンクラーズ一同





新井翔子 ARAI Shoko

色として見えてくる電磁波が私に何か語りかけていると思う。
そう、思う限り私にとっては意味がある。

目に入る一瞬の光が通り過ぎてゆく様子や、具体的なものが変化する様子など、自分の日常に潜んでいる、実体のない影のような物が描きたい。
日常が疾走しているように感じる。
電車から見る風景のように見えないような速度で見落とされた、日常の断片を探ることである。

略歴
1982年 大阪生まれ
2005年 現在京都造形大学大学院芸術表現専攻修士2回生



Etenal Recurrence 181×237 2005年


左より
「Etenal Recurrence」 227.2x181.8 oil on canvas 2005
「循環」   146.0x181.8 oil on canvas 2005
「輪廻」   181.8x181.8 oil on canvas 2005

坂井香織 SAKAI Kaori

形、匂い、質など、自分の感じた物の持つ要素を活かし、形にしている。
楽しかったり、奇妙であったり、ドキリとする感覚を共有できるものを作りたいと考えている。

自分と同じ次元に存在しているものに現実感を感じなかったりする。

記憶の中の形や感触は実際と違うことが良くある。
それでも自分の記憶する感覚の方が現実味を帯びて感じる。
だから埋もれていた記憶を掘り起こしながら、記憶が現実になる瞬間の感覚をつなぎあわせている。

略歴
1982年 岐阜県生まれ
2005年 現在京都造形大学大学院芸術表現専攻修士2回生





[ベイビーズ]約10cm 全150体 2004年





「glory」 310.0x150.0x150.0  地塗り済みのキャンバス布、ロープ

葛井洋彰 KATSUI Hiroaki

略歴
1983年 大阪に生まれる
2005年 現在京都造形大学大学院芸術表現専攻修士1回生

言葉で表すことができないものを作品としてカタチを持たせたい。
もし、全て言葉で言えるのならモノづくりはしていない。

私が作る絵画に求めるのは、あらかじめ存在するイメージや映像を再現する場ではなく、自分の感覚から抽出しそれを咀嚼する行為の繰り返しの場である。
そしてこの行為の中で表出される現象とそれを構築する物質としての材料が徐々に融合されてゆき、やがて他者と共有できる物体となってゆく。



裏はら 綿布、油彩 130×162(cm) 2004年


左から:
「003-CR#3」 223.7 x 181,8  oil on canvas 2005
「003-CR#2」 223.7 x 181,8  oil on canvas 2005
「003-CR#4」 223.7 x 181,8  oil on canvas 2005

桜井類 SAKURAI Rui

1981年生まれ 大阪府出身
2004年 個展「冬の棺」 ギャラリーRAKU(京都)
2005年 現在京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻修士1回生
 
  鏡に映る顔は毎日毎日変わってゆき、
  いちばん年老いたわたしが
  いちばん新しいわたし
  でもきっと何も分からないんだろう。
  そして恋は恋であり。



「海と私」 130x162cm キャンバスに油彩 2005年


左から:
「   」 72.7 x 60.6  oil on canvas 2005
「スノーイ」 53.0 x 45.5  oil on canvas 2005
「スノーイ」 45.5 x 37.9  oil on canvas 2005
「鏡のデート」 45.5 x 33.3  oil on canvas 2005
「snowy beach」 162.1 x 130.3  oil on canvas 2005
「貂」 60.6 x 72.7  oil on canvas 2005
「   」 72.7 x 60.6  oil on canvas 2005
南波俊介 NAMBA Shunsuke

略歴
1979年 兵庫県生
2005年 現在京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻修士1回生

「世界を全的に捉える」
これは中平卓馬の言葉ですが、このような行為として絵を描いてみたいと思っています。ポロック以降、抽象表現は作家の内面に目を向ける事を大きな”きっかけ”としてきたと思いますが、自己の内面の外側、身の回りのこと、世界、に目を向けることで、抽象表現に別なあり方を探ることができるのではないかと思います。

<見ること←→考えること←→描くこと>
このような状態のときに、世界が捉えられるのではないかと信じています。

まず、よく見ること、      (2005.5.1)



[未定]  60×45(cm) 2005


「池の水、真面目くん、愛してるぜベイビー、
それはできん、百年、ギャグ、恥ずかしい、
シンカ、22世紀、ボン、夜中に、便通がある、
体にいい、練習、しろつめ草、壊れもの注意」

各 90.0 x 80.0  アクリル、油彩、ボールペン、ラッカー、木炭 2005