いただきの楽園

石井けいすけ、のびアニキ(金子良)、水川千春
ISHII Keisuke, NOBIANIKI, MIZUKAWA Chiharu



・会期  2006年1月10日(火)〜1月22日(日)
       休 み:なし
       時 間:11:00〜19:00(最終日のみ17:00)
     *初日1月10日には、17:30よりレセプションパーティー、アーティストトークを開催致します。==終了いたしました。==

・会場  海岸通ギャラリー・CASO Y室

・出品作家  石井けいすけ、のびアニキ(金子良)、水川千春

・企画・運営  多田智美、杣めぐみ

・協力   シネ・ヌーヴォ、スマイルごちそう館、生活食品館シンコー

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 高くそびえる山の頂きにある小さな楽園。
 わたしたちは日々そこで生活をしています。そこからは見えないものがたくさんあることに気づいて
 しまったとき、わたしたちは一体どういう姿勢をとることができるでしょうか。
 見えないもの――「いただきます。」の裏側にある" 食"の不思議。
 スーパーマーケットには、毎日のように溢れる特売食品。500円片手に街へ出れば、いつものお店で
 満腹になれます。しかし、同時に、安心の品質を破格で手に入れるための大きな仕掛けが根底にあるの
 ではと想像してしまうのではないでしょうか。
 本展「いただきの楽園」は、見えない、あるいは、見えないことにしてしまっている何かに対して、
 どうアプローチしていくのかを主題としています。出品作家は、表現者として自分たちに何ができるの
 かを模索し、彼らは矛盾を孕む毎日に鬱屈するのではなく、その矛盾を認めながらも真っ向に向きあう
 ことで、新たな視点を見つけ出そうとしています。
 睡眠、賞味期限の切れた牛乳、そして脂肪。
 彼らが自ら探り出した表現は、小さな「いただきの楽園」から臨める風景を広げてくれるのでしょうか。

石井けいすけ

  a surplus flooding island(2005)
 1982年東京都八王子市生まれ。多摩美術大学工芸学科卒業。
 大学在学時は主に金属を用い作品を制作。現在は大阪を拠点に活動。自らのフェティシズムを追求して、脂肪をモチーフとした立体作品を制作している。また、さまざまな玩具に脂肪をつけ、製造、販売を行う「石井商店プロジェクト」を展開。様々な展覧会に自ら店主に扮し、的屋風のパフォーマンスを行う。

 活動歴
 2005. 3 多摩美術大学工芸学科「卒業制作展」、スパイラルガーデン、東京
 2005.10 RICアートカプセル2005、神戸市立小磯記念美術館、兵庫
 2005.10 「gallerism2005 屋台的アート」オープニングイベント、
      大阪府立現代美術センター、大阪

 本展では、自らの身体をかたどった像に脂肪をつけた立体作品を出品予定。
のびアニキ(金子良)

  ぐちゃぐちゃ(2004) (「のびアニキ」シリーズより)

 1980年岩手県盛岡市生まれ。千葉工業大学情報工学科卒業。
 大学在籍時より映像に興味を持ち作品制作を始める。2004年彩都IMI大学院スクール入学。少女マンガをコラージュした『らぶ・まっくす』や映像の主体を消すシリーズ『body image』を制作。ヤノベケンジ「子供都市計画」に参加し、自己における「ドジさ」をテーマにした『のびアニキ』シリーズを始める。現在「のびアニキ」として、町中でパフォーマンス映像を撮影。自作装置のランドセル型テレビモニターを身にまとい、さまざまな展覧会にてパフォーマンスを行っている。

 活動歴
 2004. 7 「らぶ・まっくす」展、彩都IMI大学院スクールEXHIBITION WALL、大阪
 2004.10 RICアートカプセル2004、神戸市立小磯記念美術館、兵庫
 2005. 3 ヤノベケンジ「子供都市計画-虹の要塞-」展、金沢21世紀美術館、石川
 2005.10 RICアートカプセル2005、神戸市立小磯記念美術館、兵庫
 受賞歴
 RICアートカプセル2005 審査員特別賞受賞

 本展では、映像作品「のびアニキ」シリーズ新作発表とともに、会期中眠り続けるというパフォーマンスを行う予定。
水川千春

  野菜肌(2005)
 1981年大阪府吹田市生まれ。同志社女子大学学芸学部英語英文学科卒業。
 幼少の頃よりものづくりを始める。過去にジャズ演奏者、デザイナーなどを経験後、2005年彩都IMI大学院スクール入学。自由に絵を描き始める。描いているその時の自分の状態が色濃く反映されるような、自分の内面へと向かっていく制作スタイルを持つ。現在、フレッシュなイメージの野菜の表面を、生々しい生き物の肌として描く『野菜肌』などを中心に平面作品を制作。

 活動暦
 2005.11 「work,works,working」展、
       大阪府立青少年会館プラネット・ステーション、大阪

 本展では、賞味期限の切れた牛乳を素材に用いたペインティングを発表予定。


関連イベントのご案内==終了いたしました。==
 
 映画『ジャマイカ 楽園の真実』  関連トークイベント 「近くを遠くまで」
  小沢剛(現代美術作家)×椿昇(現代美術作家)

ドキュメンタリー映画『ジャマイカ 楽園の真実』の上映に際し、現代美術作家・小沢剛氏、椿昇氏をゲストに迎え、トークイベントを開催します。アートの視点から社会的な問題を捉えることをテーマに、アートに何が出来るのか、遠く離れた場所で起こる出来事や問題とわたしたちがどうつきあっていけるのかを、アーティストという立場からお話頂きます。

 [開催概要]==終了いたしました。==
  日 時:2006年1月14日(土)12:00スタート(50分間)
(当日の映画上映は10:30〜、13:00〜の二回になります。)
  会 場:シネ・ヌーヴォ http://www.cinenouveau.com  大阪市西区九条1-20-24 TEL 06-6582-1416
  ゲスト:小沢剛(現代美術作家)
       椿昇(現代美術作家)
  参加費:無料 ※ただし、映画を鑑賞される方に限ります。
      (鑑賞券 一般1700円、学生1400円、前売1400円、高校以下・シニア1000円)
  定 員:90名


当初、司会でのご出演でホームページにて記載されておりました作家・吉村喜彦さまは、運営側の連絡ミスにより、ご出演のお約束を取りつけることが出来ておりませんでした。お客様および関係各位には多大なるご迷惑をおかけ致しました事、心よりお詫び申し上げます。(運営スタッフ 金子良)


  企画・運営:多田智美、杣めぐみ
  共催:シネ・ヌーヴォ、UPLINK
  協賛:ナチュラル・フォース(有)、昭和電業株式会社、(有)興洋住宅
  お問い合わせ先:シネ・ヌーヴォ  http://www.cinenouveau.com  大阪市西区九条1-20-24 TEL 06-6582-1416

  「ジャマイカ 楽園の真実」
■プロデューサー・監督:ステファニー・ブラック■音楽:ボブ・マーリィ/ジギー・マーリィ/ムタバルーカ/アンソニー・ビー/シズラ
■配給:アップリンク(2001年/アメリカ/86分/DVCAM/カラー/原題:Life and Debt