探る目・探る手・論より証拠・
イエス、メイビー
- Bon Clase 展 2 -

京都造形芸術大学 大学院 東島ゼミ展
三ア由理奈、齋藤有希子、葛井洋彰、桜井類、
南波俊介、井上香奈、富加見純子

MISAKI Yurina, SAITO Yukiko, KUZUI Yosuke, SAKURAI Rui,
NANBA Shunsuke, INOUE Kana, FUKAMI Junko





・会期  2006年8月8日(火)〜8月20日(日)
     
・時間  11:00〜19:00 (最終日〜17:00)

・会場  海岸通ギャラリー・CASO C室

・作家
  博士3年 三ア由理奈
  博士2年 齋藤有希子
  修士2年 葛井洋彰、桜井類、南波俊介
  修士1年 井上香奈、富加見純子


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bon, bonne
(人が道徳的に)善い、正しい、立派な; 人のよい、律儀な;
(性能、品質的に)良い、優れた; 巧みな、腕利きの、有能な; 適当な、有効な、正確な;
親切な、人情に厚い、優しい、有利な、生産的な、割に合う; 適する、ためになる;
幸いな、仕合せな、強固な、堅実な; (数量が)充分な、… … …

clase
地殻の裂け目、地割れ
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 京都造形芸術大学、大学院修士課程および博士課程東島ゼミの七人で、第2回のボン・クラーズ展を開催する運びとなりました。
 今回の展覧会では、各自作品1点とそれに伴うドローイング1点を展示します。それぞれの表現に切り込んでいく方法として、絵画とドローイング(Works on paper)との関係性を探りながら、今もっている最高の力をとことんまで発揮することに全力をかけています。
 絵を描くことに本気になって、少し大げさに言えば命がけで自分のアートを追及しています。
 暑い盛りではございますが、ぜひ会場へ足をお運びいただき、ご高覧くださいますようお願い申しあげます。
   東島毅(京都造形芸術大学 美術・工芸学科 助教授)


三ア由理奈
 制作テーマは「壁」としての絵画です。
 壁は私たちの生活空間に常にあり、私たちの行動を導いたり、
さえぎったりする存在です。
 そのような壁が持つ感覚を、同じ「面」である絵画の中へと持ち
込むことによって「空間」の 生まれる場所について考察する制作
を行っています。

齋藤有希子
 絵を描くときの条件
  1、 満たされていること
  2、 面倒くさがっていないこと
  3、 アトリエが片付いていること
  4、 水とコーヒー
葛井洋彰
 求める様に形を少しずつ変えてゆくとき、さまざまな感覚が想起され、
 やがて一つになってゆく。この行為の結果が私にとっての絵画であると考える。
桜井類
 私から見た世の中、世の中も含めた私の事などを、思考するためにも
絵を描くことが必要、有用であるだと考えている。私の絵のあるべき姿を
描き出す事が、ものごとの感じ方、考え方の良き姿を描き出す事になるの
ではないか。そのように、ある姿を描き出そうという試みには、「素描」という
言葉がしっくりくるように思う。
南波俊介
 素材を意識して描く。
 「画布に、絵具だな」と感じる絵。
 重厚感や迫力とは別な魅力で目をさそう絵。

 作品と作者、作品と鑑賞者とのさりげない関係。

 私は、作品と''肩幅をあわす''。
 作品は壁にかけられて、ぽかんとしている。
井上香奈
 人がいる、人が笑う、人が踊る
 私はあらゆる人を絵の中に連れてきて、絵の中に住まわせるのだ。
 なんて楽しい空間!
富加見純子
 分からないことも多い。
 とりあえず 分かってない、ということには気付く。
 そんなやりとりの大切な時間。


 「Bon Clase展」 2005年展示風景