SCHUNORCHEL 奥田輝芳展

奥田輝芳

OKUDA Kiyoshi






タイトル  SCHUNORCHEL Dec. 20.
サイズ   91×72.7cm
制作年   2006
素材    Acrylic on canvas


・会期  2007年5月1日(火)〜5月13日(日)

・時間  11:00〜19:00 (最終日 17:00まで)

・会場  海岸通ギャラリー・CASO C・D室



・作品展示内容   平面作品


 1988年より‘PROVIDENCE IN NATURE’というテーマ制作を続けている。
あるがままの自然だけでなく、精神、こころの自然とは何か、自然な創造物とは何か、
人は自然に生きることが出来るのか、等々の疑問に’絵画‘の制作を通して答えを
出そうとしている。山や池、風や雨、音や光、といった耳や目で感じたことと感情や
心の変化をいっしょに塗り込めて絵画として表現してきたつもりである。
自分の仕事を顧みて冷や汗を掻きながら、それでも尚僕は絵を描こうとしている。
そして今、関心を持っているのが、海の中、である。海に浮かんで海中を眺める、
その時に’SCHUNORCHEL’が役に立つ。

今回の展覧会では、‘SCHUNORCHEL’を副題にした近・新作とドローイングを中心に
会場を構成する予定である。






  いつも絵を描いていて思う。
「絵画はひとつの表現形式で、作者の‘考え方’が、キャンバスと絵具の組み合わせで、
目に見える形になったものである。絵画というものは、感性の物質化である。だから、
具象的表現にせよ、抽象絵画にせよ、それ以外の表現にせよ、そんなに大きな差は
ないと思っている。」
また、「絵を見る見方が、描き方に繋がる。自分が作品をどの様に見ているかを考えた時、
どんな絵にしたいかが解ってくる。しかしいつもそこ(制作過程)には偶然が介在してくる。
偶然のもたらす新鮮さとそれを制御する意思、その二極の、つかず離れずの作業が熟して
いくことで作品が生まれる。」

前者は‘絵画’に対する僕の考えで、後者は‘創作’の方法論である。

今制作している‘SCHUNORCHEL’について。
自分自身の肉体が海に浮かんでいる感じと、海中を覗いたときに見える魚や海草、まき
上がる珊瑚の砂や光に揺らぐ海水、そしてそれらの状況がもたらす浮游感を‘絵画’の中で
一つにしたいと考えている。
そしてまた‘SCHUNORCHEL’は矩形に閉じられた絵画を外側に開こうとする僕の試みでも
ある。絵画は通常矩形の内側で完結している。絵画が我々にもたらすイメージの広がりは
絵画そのものの内側にしかない。僕の絵画が連続する空間(この場合、海中)の一部、
一断面を描いたものであることに気付くと、矩形の外へと想像は拡がっていく。


略歴
1983 京都市立美術大学大学院油画 修了
     現在京都造形芸術大学 教授        
   
2000  画廊の視点2000(大阪府現代美術センター)
    第29回現代日本美術展(東京・京都)
    2000・新鋭美術選抜展(京都市美術館)
    個展「PROVIDENCE IN NATURE」(グランドギャラリー・大阪)
    Ge展(京都市美術館別館) 会場を変えて毎年出品

2001 第20回安田火災美術財団選抜奨励展(東京・安田火災東郷青児美術館)
    毎日モダンアートオークション展(東京)
    第10回国際現代造形コンクール大阪トリエンナーレ2001

2002 四人展(ギャラリーなかむら・京都)
    2002 新鋭美術選抜展(京都市美術館)

2003 京都・洋画の現在展 ?85 人の視点?(京都文化博物館)
    Ge展 30周年京都展(京都市美術館 別館)
    個展「水温」(ギャラリー恵風・京都)

2004 洋画教員展(東北芸術工科大学・京都造形芸術大学 洋画研究室交流 東和Gal.

2005 兵庫国際絵画コンペティション(兵庫県立美術館)
    個展「空と水と 1・2」(ギャラリー a・アートスペース 東山 共に京都)

2006 個展「SCHUNORCHEL」(ギャラリー惣 東京)
   公州国際芸術祭 絵画部門招待(林立美術館 韓国 公州市)
   ART & WELFARE展(AW国際会議 公州国立博物館 韓国 公州市)