不確かな太陽、不確かな空、
不確かな距離、不確かな翼、
不確かな眼

高屋ハジメ

TAKAYA Hajime







one side of the universe (the tower)
制作年 2004
サイズ(mm) 2145×1363
素材 パネルに箔、テンペラ、油彩、色鉛筆


・会期  2007年6月5日(火)〜6月17日(日)

・時間  11:00〜19:00 (最終日 17:00まで)

・会場  海岸通ギャラリー・CASO Y室

・作品展示内容   平面作品



マニフェスト
これらの絵はモチーフの再現を試みたものであり、且つ、モチーフの
再現を度外視し、抽象的要素として扱ったものでもある。
つまり、人類が絵を発明した当時の根源的な衝動と、絵画のマテリアル
(今回の場合は、絵の具のみならず、箔やボールペン・マーカー類を含む)
やマチエールを自律させようとする欲求(これについても乳児的発達段階
への回帰の欲求という意味では、根源的といえるが)とを同時に満たそうと
するものである。
この二つの事柄は本来相容れないものなのだが、作品を発想・制作する
過程で、それぞれの作品にふさわしいベクトルができ、個々の作品にふさ
わしいかたちがおのずから成されるのである。その在り方は、シンプルさ・
明快さとはおおよそ正反対な状態にある。
この作品制作に対する極めて受動的な態度は一体何に基づくものなのか。
それは結局のところ幼い頃から様々な文化に心が晒され続けてきたため
“根っ子がない、不純な状態がむしろ自然だと思えること”に他ならない。
だが、その雑食性ゆえに人が絵画に取り組むことの本質が何であるかが、
刹那的ではないかたちで私の前に現われる予感がするのである。




経歴
1970年 京都府生まれ
1993年 京都精華大学美術学部造形学科洋画専攻卒業
個展
1994年 ギャラリーココ/京都 信濃橋画廊/大阪
1996年 ギャラリーココ/京都
2000年 信濃橋画廊5/大阪
グループ展他
1991年 美術系大学選抜展「タブラ・ラサ」 京都四条ギャラリー/京都
1993年 二人展 ギャラリーココ/京都
1995年 ニューフェイス展 ギャラリーView/大阪
2000年 thing matter time 展 信濃橋画廊/大阪
2001年 ホルベインスカラシップ奨学生
     三人展 ギャラリーパリス/神奈川
      第11回ARTBOX大賞展 アートミュージアム・ギンザ/東京
  第4回熊谷守一大賞展 アートピア付知交芸プラザ/岐阜
2002年 第13回関口芸術基金賞展 柏市文化フォーラム104/千葉
第41回北陸中日美術展 石川県立美術館/石川
2004年 ディックカラースクエア/東京

作品タイトル free flying in the empty sphere 
制作年 2002
サイズ(mm) 1245×1444
素材 パネルにテンペラ、油彩筆
作品タイトル イカロスの復活−再び崇高なる空へ 
制作年 2001
サイズ(mm) 165×270
素材 パネルにテンペラ、油彩