2002年4月25日、大阪府常設展示室では作品の展示替えを行いました。
 今回は大阪府所蔵の写真作品を新たに展示したほか、2001年10月から12月まで海岸通ギャラリー・CASOで開かれていた大阪トリエンナーレ2001の入賞作品を展示いたします。

2002.04.25-
OSAKA PREFECTURE
CONTEMPORARY ART COLLECTION


大阪府インターネット美術館
http://www.osaka-art.jp


大阪府文化部
http://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/bunka/art/



2002年4月25日〜10月(予定)
大阪府写真コレクション および
大阪トリエンナーレ2001グランプリ受賞作
(作品入れ替えの場合あり)


英語版ページ

作品名 素材 作家名 制作年
[アトム・スーツ・プロジェクト -大地のアンテナ-]
Atom Suits Project - The Earth's Antenna
プラスチック、ガイガーカウンター、写真、ライトボックス ヤノベ ケンジ
YANOBE, Kenji
日本 2000
[破壊]
Demolition
写真 チャン・ダリ(張 大力)
ZHANG, Da Li
中華人民共和国 1999
[歩く]
The Walk
MDFボード、真鍮、油彩、鉄製金具 アンソニー・グリーン
GREEN, Anthony
英国 1994
camera eyes
(大阪府花博写真美術館
コレクションより)

協力:サードギャラリーAya(大阪)

 私たちはカメラという機械の目を獲得したことで、人間の目には見えなかった新しい世界観を表現した。その世界は20世紀初頭のモダニズム美学とも呼応し、写真独自のものである。100年を経た今、その美学は初期の驚きから、ある意味慣れ親しんだ世界へ変化している。つまり、私たちの視覚はむしろカメラアイによる映像の方が親しみやすくなっているといって良いであろう。
 ただ、それは自覚化された「視覚」ではなく経験により獲得されたものである。機械による「camera eyes」の自覚は、自らの感覚そして自らの存在が不安定にならざるを得ない程に大量の映像が氾濫する21世紀初頭の今、必要なのではないだろうか。


作品名 作家名 制作年
Cypress Point Lobos silver print エドワード・ウェストン
Edward Weston
1929
Oceano silver print Edward Weston 1936
Driftwood Stamp silver print Edward Weston 1937
Cabbage Leaf silver print Edward Weston 1931
White Radish silver print Edward Weston 1933
Pepper no.30 silver print Edward Weston 1930
Nude silver print Edward Weston 1936
Nude silver print Edward Weston 1939
Phyllocactus Chumba silver print ジョアン・フォンクベルタ
Joan Fontcuberta
-
Erectus Pseudospfnosus silver print Joan Fontcuberta -
Himenea Flaccida silver print Joan Fontcuberta -
Magnolia Blossom silver print イモジン・カニンハム
Imogen Cunningham
1925
Agave Design 1.ver silver print Imogen Cunningham 1929
Banana Plant silver print Imogen Cunningham before 1929
Frosted Dried Flower Head silver print ブレット・ウェストン
Brett weston
-
Succulent silver print Brett weston -
Plant Detail silver print Brett weston -
Marth's Vineyard silver print アーロン・シスキン
Aaron Siskind
-
Beneath the Great Aech silver print マーク・クレフ
Mark Kleff
1982
Plowed Hills near Paso Robles, CA silver print ウィリアム・ガーネット
William A. Garnett
1975
camera eyes   2.発見・消失 自然/風景をめぐるイメージ
Desert Fire #187 Ektacolor plus print リチャード・ミズラック 
Richard Misrach
1984
Louisiana Swamp Ektacolor plus print Richard Misrach 1979
Untitled Cibachrome ジョン・ディヴォラ
John Divora
1985
Zuma no.20 Ektacolor John Divora 1978
イモージン・カニンガム

大阪府では1990年より「国際現代造形コンクール:大阪トリエンナーレ」を開催してまいりました。CASOの当スペースにおきましては、本コンクールの受賞作品を中心に常設展示をいたしております。
 「大阪トリエンナーレ」は1990年より毎年、絵画・版画・彫刻の各分野で開催されてまいりましたが、2001年からはすべての分野を対象として、3年に1回、文字通りのトリエンナーレ方式でコンクールを開催いたしております。くわしくは大阪府インターネット美術館(OSAKA e-Art Gallery)をご覧ください。


「大阪府現代美術コレクション」
 大阪府では「大阪トリエンナーレ」受賞作品の他に、須田剋太、津高和一、三尾公三など関西を代表する作家の作品や、花博写真美術館等の写真、大阪府立現代美術センター・コレクションの版画など多くの作品を所蔵しています。「大阪府現代美術コレクション」(http://www.pref.osaka.jp/osaka-pref/bunka/art/)ではそれらの所蔵作品の一部をご覧いただけます。
 また、2002年1月21日より大阪府インターネット美術館(OSAKA e-Art Gallery)を開設し、インターネットを通じた情報提供を行っています。OSAKA e-Art Galleryは、所蔵作品の画像公開(一部は3D)、大阪トリエンナーレ2001会場ヴァーチャルツアー、所蔵作品貸出受付などのメニューからなります。多くの方々が大阪府所蔵美術作品に関心を持ち、展覧会などに参加していただくきっかけとなることが目的です。また、展覧会の企画、公共スペースの活用などに大阪府所蔵作品をご活用いただくことも目的の一つです。


その他の常設展示スペースのご紹介
大阪府の所蔵作品は以下の場所でもご覧いただけます。

 「大阪府りんくう現代美術空間」(Rinku Contemporary Art Space/略称ルーカス)
 大阪府泉佐野市りんくう往来北1-7りんくうタウン駅(南海本線空港急行またはJR阪和線関空快速)下車、徒歩2分(ワシントンホテル内2階)
 開館:11時から18時(火・水・最終木曜日は休館)

 「大阪モノレール美術館」 (大阪モノレール
 「大阪空港」駅と「門真市」駅および「万博記念公園」駅と「阪大病院前」駅を結ぶ大阪モノレールの16の各駅に、大阪府所蔵の彫刻作品を展示しています。

 「おかまち・あーとらんど
 大阪府豊中市の岡町・桜塚商店街に、2001年12月にアートスペースが開設されました。商店街の空間や通りを、アートとショッピングが出会う空間にしようと、岡町・桜塚商業団体連合会と大阪府、豊中市が準備してきたスペースです。
 大阪トリエンナーレ・コレクションの展示のほか、大阪府所蔵の須田剋太らの作品の企画展示も行います。
 (阪急宝塚線岡町駅下車、東へ商店街を徒歩数分、桜塚ショッピングセンター2階 木曜日休館)

 「さんくす・あーとギャラリー
 大阪府吹田市のJR吹田駅前・「吹田さんくす2番館」2階にも、ショッピングセンターの空き店舗を改装したギャラリーが誕生しました。(2002年2月〜2003年3月 **終了** )
 森口宏一、三尾公三の作品を展示しています。
 (JR京都線吹田駅下車すぐ、10:00-19:00、水曜日休館)


CASOサイト内のこのページの内容、および上記の各展示スペースのお問い合わせは下記までお願いいたします。
大阪府生活文化部文化課(大阪市中央区大手前)
電話:06-6944-6020 bunka@office.pref.osaka.jp



 

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