○○寺御遠忌法要進行表

時間

行 事

座配

掛役

2:00

立寄り家準備

内陣、諸道具確認、参堂列確認、お立寄りの家の準備確認

立寄り家準備

1:00

導師装束案内

導師装束

導師に装束案内(准堂衆に手助け依頼)

稚児記念写真

 

導師の着付け

0:30

法中装束案内

内陣荘厳指示

挨拶のあと装束案内

「本日はご多忙の所○○寺の御遠忌法要にご参勤賜わりまして誠に有難うございます。私は当院住職より座配、いわば進行役の大役を仰せつかりました○○寺でございます。何分未熟な者でございますので至らぬ所多々あるかと存じますがどうかご容赦のほどよろしくお願いいたします。それではお装束をお付けいただきますようご案内もうしあげます。」

楽僧に庭儀の手順の説明、装束案内

「庭儀は本堂前より出発いたします。梵鐘がなったら発楽をお願いします。

お立寄りは2軒です。家に入りましたら導師が焼香おわるまで吹いていただいて導師が着座したらお止めください。お勤めのあとお家の方の挨拶があります。それが終りましたらこちらからご案内させていただきますので道楽を吹いていただきながらそのまま退出となります。午前1150分になりましたら境内の方にお回りください。どうぞよろしくお願いいたします。」

内陣荘厳

0:15

稚児役員列順に並ぶ

准堂衆に参堂列を組むように指示

住職 法中控室に入りお礼の言葉

法中に参堂列順、お立ち寄りの勤行説明

「それでは庭儀の参堂列の順番についてご説明申し上げます。お手元の差定にあります通りですが、楽僧のあと稚児一班が入りまして次、総代はお一人です。そのあとにご親戚のご法中がお入りください。順序はご案内の通りでございます。そのあと稚児2班がはいりまして、そのあと○○寺様、それから組内法中の皆様がお続きください。順番はご案内のとおりでございます。当住とご相談の上、下臈での順となっております。あしからずご了承ください。なお参堂列では法中は一列でお歩きください。お立寄りは2軒。1軒目が○○様、2軒目が○○様です。家に入られますのは法中だけです。係のものが案内させていただきますが、入られました方から手前の席から着席ください。すぐにおすわりいただいて結構です。お立寄りでの勤行はご案内の通り、導師が焼香いたしまして、座って合掌いたしましたらご一緒に合掌ください。キンがなったらおときください。お勤めは嘆仏偈、短念仏、三重念仏、懸和讃、和讃は「一一のはなのなかよりは」添え「三十」回向は「願以此功徳」淘三でお願いいたします。終りまして合掌をときましたら恐れ入りますが後に向き直ってください。その家のご主人よりお礼の言上がございます。そのあと楽が鳴りましたら退出となりますが入りました順、後の席の方からご出立ください。寺に帰ってきましたら法中の方だけ本堂にお入りいただき、係の者の指示に従って内陣を通って控の方へお回りください。

列順に並べる

0:10

法中移動

まず稚児の整列状況を見て、法中に案内「境内の方にお回りください。なお草履は新しい同じ物を用意いたしておりますのでどれを履いていただいても結構です。」

列順確認

0

参堂列出発

列揃ったのを見て、梵鐘指示。出発

立寄りの荘厳

0:20

お立寄り到着

法中だけ入室

勤行の後挨拶「ありがとうございました。それでは当家の主人よりお礼の言葉がございますので、恐れ入りますがそのまま後の方に向き直りください。

なお当家よりご法礼を頂戴いたしておりますが後程お渡しいたします。ありがとうございます。それでは出立いたします。」

法中の席へ案内

キン役

かたづけ

0:30

出発

 

立寄荘厳

0:40

お立寄り到着

法中だけ入室

勤行の後挨拶

准堂衆2名は稚児を先導して寺へ。梵鐘役に打鐘を指示を依頼。本堂にて稚児拝礼の指示。

2名は稚児を先導し本堂へ

0:55

寺 到着

「どうもお疲れ様でございました。しばらくご休息いただきまして法要開始予定時刻は130分でございます。」(但し1時を回っておれば衣体はそのまま)

内陣際に待機

1:10

内陣荘厳

内陣荘厳指示

楽僧打ち合わせ、 喚鐘は着座楽(発、止)賦華(止)下高座(止)退出(止)

 

内陣荘厳

1:15

 

装束案内

 

1:20

 

法要次第、座次説明

「法要次第の説明をさせていただきます。出仕は下臈出仕でございますので末席の方よりご案内させていただきます。祖師前御代前から1名づつご出仕下さい。出仕の作法は須彌壇寄りを通って自席の前へ進みまず頭を下げてください。それから挿鞋を脱いで畳に上がり、半回転してご本尊のほうを向いてください。回転する時は外陣におしりを向けないように回って下さい。そして中啓を落として着座ください。全員が着座して楽が止ったら合掌。伽陀が始まったらおとき下さい。導師登壇あって表白、そのあとの伽陀「先請弥陀」でお経の本を配ります。御渡しいたしますのでそのままお持ちください。伽陀終ったら頭を下げて経本を戴いて下さい。キンがなったら頭をあげて経本を開いてください。お経が終ったら本を閉じてまた戴いて下さい。伽陀四文字目くらいで頭を上げてください。そのままお持ちいただいて係の者が取りにいきますのでそのまま御渡しください。続いて華籠、散華の花びらを入れたものを配りますので受け取られたら左前の方の畳の上に置いておいて下さい。続いて行道散華の作法についてご説明いたします。私が導師のところへ華籠を持って出ます。導師が壇から下りられかけたら、まず中啓を襟元にさし、華籠を持って立ちあがります。この時中にひもが丸めてありますので、それを出して垂らして下さい。そして畳を下り挿鞋をはいてください。導師が歩き始めたら自分の前を通られたら導師について歩き始めて下さい。まず導師より左の席の方、後を回ってから右の席の方が歩き出してください。順は導師に続いて上の席の順番ですので右の席の方は間、間に入っていかれることになります。三周目後のところで私が散華お願いします、と申しますのでまず中尊前で散華下さい。この時天上から花びらが舞うようにご本尊の方へ高く放り投げてください。二回目は須彌壇の角、後を回ってもう一方の須彌壇の角で三回目、これで散華は終わりです。まず導師が立ち止まられますので、他の方は後を通って自分の席の前にきたら

ご本尊のほうへ向き直って立ち止まりください。右の列の方は後を回ってから席のところへ戻られる事になります。導師が壇に上られかけたらそのまま挿鞋を脱いで畳に上り、座ります。そして中啓を右前に置き、華籠はひもをまとめて中に収めてから左前に置いてください。お経終りましたら軽く頭を下げてください。楽がはじまって管がそろったら頭を上げて導師下高座。復座されたら華籠を受け取りに出ますので、前に係がきたら華籠を御渡しください。

そのあと正信偈、ご門徒の皆様もお勤めになられますので少しゆっくり目でお願いします。正信偈始まりましたら巡讃当たっておられる方のところへ讃卓を持って出ます。念仏讃は淘五で和讃は、「三朝浄土の大師等」次第三首。回向は「願以此功徳」。回向中に撤卓いたしますので、和讃本は閉じてください。回向終りましたら合掌、楽が始まりましたらおとき下さい。退出も下臈ですので末席の方より合図いたしますので一人づつお立ちください。以上法要のあらましをご説明させていただきました。約一時間半くらいかと思います。

続きまして席順をご説明いたします。まず余間の方に○○寺様。・・・

続きまして巡讃は、初讃 導師が勤めます。二首目○○寺さま。三首目○○寺様でお願いいたします。

それでは後堂にお回りください。

 喚鐘

1:30

発楽

外陣出仕

余間に○○寺さまを案内する。

出仕後 楽喚鐘

外陣出仕

 

出仕

壇行事出仕後楽止喚鐘

 

 

 

総禮

司会のところへ行って合掌のアナウンス

合掌

1:35

伽陀

 

伽陀発声

 

登高座楽

導師挿鞋直し

 

 

 

代香(祖師、御代前)

 

1:40

表白

 

 

 

伽陀

内陣配経 祖師前4冊 御代前 5

磬聞いて発声

音木役準備

経キン撥さばき

 

御経

 

読経・流通の前に撥おさめ

2:05

伽陀

内陣撤経

伽陀発声、?役、音木役移動

 

賦華籠楽

内陣賦華籠、法中の挿鞋直しも係で行う。 楽止喚鐘

 

 

漢音阿弥陀経

助音に入ってすぐ華籠持ち礼盤際へ

 

 

 

導師に華籠わたす

内陣法中立ったか確認

 

 

2:20

行道散華

後堂にて散華指示、次の周に「お止まりください」

 

 

 

 

導師華籠受け取る

 

 

 

内陣復座確認

 

 

撤華籠楽兼下高座楽

御代前、祖師前替香炉。導師復座見て内陣撤華

楽止喚鐘

 

 

伽陀

 

平キン撥さばき

 

総礼

 

 

2:40

正信偈

助音で配卓、司会役に焼香のアナウンス指示

 

 

念仏讃

初重調声後 拝礼

 

 

回向

撤卓、導師挿鞋直し

 

 

総礼

 

撥おさめ

3:00

退出楽

末席の方より退出合図

 

 

 

導師退出後楽止喚鐘

余間 退出案内

楽止って退出

 

法中挨拶

法中にあいさつ「長時間まことにご苦労様でございました。結構なお荘厳賜わりまして誠に有難うございます。お陰さまで○○寺蓮如上人五百回御遠忌法要並びに本堂修復落慶法要滞りなく円成することができました。不慣れな進行役で不十分なところ多々あってご迷惑をおかけした事と存じますが、このおめでたい席に免じましてご容赦願いたいと思います。本来ならば住職、総代すぐにお礼のご挨拶をさせて戴かなければなりませんところですが、このたびの修復にあたり多大な懇志を賜わりました門信徒の皆様に一言あいさつしてからというご意向でございますので、先にお装束をおときいただきまして、しばらくお待ち願いたいと思います。どうもご苦労さまでございました。

 

内陣片付け

 

 

法中御礼

お待たせいたしました。○○寺住職より御礼の言上がございます。・・・

続きまして○○寺総代○○さまより御礼のことばがございます。

それではこれよりご法礼をお持ちいたしますので、おおさめ戴きますようお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

      メインへ戻る

御遠忌 座配役 仕事一覧