汐津橋から蜆川を東に行くと浄正橋、その橋を南へ行くと堂島川に架かるのが玉江橋。
玉江橋は江戸時代、大阪の七不思議の一つにかぞえられていたそうです。不思議いうても別に渡ろうとしても いつまでたっても向こう岸にたどり着かないというようなトワイライトゾーンではないですよ。左の図絵見てもろても描いてありますけど、なんと橋の上から四天王寺の五重塔が見えていたそうです。
四天王寺には私も毎週のように寄せていただいていた頃もあったのですが、夕方なら車でも30分近くかかる距離ですし、それに玉江橋を通る なにわ筋からだと だいぶ東に方向的には振っています。今では建物が邪魔してとても見通せませんが、その当時としても方向的に確かに不思議な感じがしたことでしょう。

上方落語の演目に「鷺とり」というのがありますが、その話の中にも玉江橋から四天王寺の塔を見る情景があります。
「鷺とり」で思い出しましたが、昔ラジオ大阪の伝説の人気番組で、この落語をパロディったリスナーの投書が未だに耳の底に留まって忘れられません。それはこの落語のおわりのところのことばですが、
「ひとりマホメット(助かって)、四人○○○○(死んだ)」
えっ なんではっきり書けへんて、○○○○ではなんのこっちゃわからんて。一応語呂が似ている文字が入るんですけど、ちょっと立場上はっきり書きにくいもんで。別にご本人は御怒りにならんと思うんですけど。
♪ あ それ にわかじゃ、にわかじゃ・・・・。

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玉 江 橋