6月30日(月) 夜 親戚のNと声明のけいこ。あいまにクラシックの話をするのが楽しみ。
          この前新聞に載っていたので確認するとやはりウィーンフィルの日本人
          チューバ奏者は友人だったとのこと。
          あの保守的なウィーンフィルに日本人として初めて入った(小沢は別にして)
          演奏家の知り合いから裏話を聞けるとはすごいことだと思う。

6月29日(日) やっと天気が回復。11時法事1件。このところ仕事が少ない。
          民生委員の証明事務、こちらも久しぶりの仕事。
          夜 光善寺さまでまた真四句目の節譜を付ける作業。帰宅は11時半。
          それから食事して風呂に入る。夜更かしが続く。

6月28日(土) 久しぶりに中、高時代の友人と会食する。滅多にないことだが偶々I氏とO氏
          から、別々に連絡がありまあ二人も知らない仲ではないので3人で会う。 
          吉在門で食事した後、サントリー5でデキシーを聞く。その店でO氏が眉村先生
          と会うことになっており、お相伴させてもらう。先生と会うのは30年ぶりか。
          奇遇とはこのことで、ちょうど今月の青草人に先生のことを書かせていただいた
          ところだった。こういう機会に恵まれたことに感謝する。先生のお嬢様も
          ご同席くださる。またSFを読んでみたい気がする。

6月27日(金) 6時より同朋総会。B氏の持論である儀式の改革ということで
          内陣の出仕者は菩薩を演じている、ということはどこにも書かれていない、と
          まるででっちあげのような発言に驚く。ご崇敬ということや方便という教えに
          照らせば、おのずから明らかだろう。むしろ内陣が偉くて、外陣が差別されている
          ような受け止め方は一人ということがはっきりしていないのではないかと思う。
          まあ大坊の方は屈折した卑下意識がぬぐえないのだろう。気の毒に。

6月26日(木) 青草人の原稿仕上げる。なかなか満足できるものはできないが
          続ける事で前進もあるだろう。止めたらおしまい。
          同朋大学から蓮如時代の阿弥陀如来画像を集録した立派な図録が
          送られてくる。本遇寺の画像も集録されてあるので送っていただいたの
          だろうが、こういう地道な研究を大谷大学はしているのだろうか。
          このごろは同朋の方が成果が上っているような気がする。

6月25日(水) 夕刻 弟の店で弟が新たに店を出すなまず丼の企画者と会う。
          名古屋出身で日本料理の新たなメニューや食材を考え出すアイデアで
          勝負する一匹狼みたいな人だが、まじめに事業に取り組んでくれそう。
          しかしまあ厳しい世情でもあるので、珍しいだけではどうか。ナマズは
          輸入ものと霞ヶ浦からの国産を使うとのこと。まだ食べた事もないので
          なんとも言えず。たれだけ味見させてもらったが、さすが日本料理をいろいろ
          経験してきた人だけにしっかりした味だが、ちょっと薄味か、ナマズにどうか・・・。

6月24日(火) 午前中 真四句目のことについてO氏よりрり。自説を曲げず。
          別院よりрり。7月20日に別院の行事の古寺参拝で当院に寄りたい
          とのこと。そんな見ていただくものもないのにと思ったが、よく聞いてみると
          ついでに昼食の場所も提供していたもらいたいとのこと。まあいつも別院には
          お世話になっているので、了承する。
          4時より教化委員会幹事会。最初の説明の後は何も質問がなかったので
          たいして関心がないかと思ったら、最後にやはり質問がでた。当然だろう。
          誰が考えても難がある。そこをなんとか教義に即した声明ということで了解
          いただくしかない。もうあまり無理が通れば道理引っ込む、ようなことはしたくない。
          6時より近松会、例によって湖月で。今日は別院まで自転車で行き、そのまま
          ミナミまで行く。雨はもう降らないかと思ったら、帰る頃ぽつぽつきだす。
          9時過ぎには帰宅したが、そのあと大雨ふり難を逃れる。

6月23日(月) 今日も梅雨空。正信偈真四句目の節譜の変更について教化委員会の
          了解が得られるか、説明の案を考える。本来の意味に即した節譜という
          ことで賛同をえたい。

6月22日(日) 朝 青草人の会。法然上人のご和讃の4回目くらいか。応化身ということ
          について話す。佛の三身の報身と方便法身の違いについて質問が出る。・・・
          午後 7月21日に寺で結婚式をしたいという二人が訪ねて来る。昔 ご縁の
          あった方のご子息ということで快くお引き受けする。結局住職が司婚から
          司会から注ぎ役までしなければならないだろう。南御堂のマンガにちょうど
          佛前結婚式が題材となっていたのでコピーして渡す。適切だっただろうか。

6月21日(土) 朝より少し頭痛気味。時候のせいか。4時から慶善寺さんで満中陰と
          七回忌の法事。自転車で行く。法事のあと寿司店で宴席。ビールと冷酒を
          いただくがすぐにまわってくる。アルコールに急激に弱くなった。まあもう
          飲みすぎるなということか。

6月20日(金) 午後から谷大の見学会に参加。同窓会の大阪支部の行事だったが
          出席は幹事の方を除くとNさんと私だけ。新しい図書館を見せていただく。
          昔は閉架式でカード探しに困ったが、今はパソコンでキーワード検索もでき
          また開架式になってあるので調べやすい。明るいし座席もたくさんあり、こんな
          図書館なら1日中籠もっていたい。まあそんなことは学生の時は全く思いも
          しなかっただろう。とにかく立派過ぎる。
          夜 温雅会の例会。あと7組連でRホテルでお茶。

6月19日(木) 台風の影響で蒸し暑い。午後から日曜朝の話を考える。往生について
          どれだけ自分自身で咀嚼できるか、難しい。夜 野球を見る。久しぶりに
          安心して見られる。巨人も負けないのが辛い。

6月18日(水) 朝から雨。久しぶりに旧市場の魚屋さんのご主人がおられる。新しい土地での
          お商売もやっとお客さんに馴染んでもらえてきたとか。大正区とこちらでは
          だいぶお客さんの対応も違うらしい。
          4時から教化委員会儀式法要部会、得度講習に30歳以下の宿泊をどうするか
          結論出ズ。7時半より平野で声明のお稽古。二淘は難しい。

6月17日(火) 今月初めての休み。良寛さんの本を贈っていただいたM先生に礼状を
          書いて御礼の品を送る。郵便局でスズムシの宅配があったのでそれにする。
          住民税に源泉所得税を納付する。後者は自分で納付するのは2回目で
          申告額も自分で決める。ごまかすつもりはないが、ない袖も振れない。
          午後は読書、東野の「仮面山荘殺人事件」を読む。彼らしい引き込むような
          筋立てで一気に読んでしまった。最初感じた違和感、なんで死んだ娘の
          婚約者を山荘に招待するのか解せなかったが案の定だった。

6月16日(月) 夜 7時より光善寺さまで例の声明本の打ち合わせ。意味に即してつけたい
          と思うがなかなか難しく11時過ぎまでしても半分くらいしか作業進まず。
          食事して帰宅は1時過ぎ。ツカレタ。

6月15日(日) 今日は朝から本山収骨につきそう。豊中のIさんと9時半に本山で待ち合わせ
          したが、道が空いていたので、1時間足らずで着いてしまう。日曜ということも
          あって参拝接待所もかなり人が多かった。別座は導師がゴさん。F兄弟が外陣。
          お斎はあの値段にしては、ちょっとさみしい。寺に帰って当寺にも納骨していただく。

6月14日(土) グレゴリー ペックが死んだそう。まだ生きておられたのか、という感もあるが
          アメリカ映画の良識を代表するスターだった。「拳銃王」という映画で、早撃ちの
          ヒーローになった主人公が今度は挑戦を受ける立場になり、友からも敬遠されて
          孤独な中、レストランで食事中に若い男から勝負を挑まれる。その時テーブルクロス
          の下に腕を隠して、いつでもお前を撃てるんだ、と言って男を退散させる。そのあと
          クロスの下からナイフとフォークを持った手を出してきて食事を続ける。その時の
          孤独とやるせなさの混じった表情が忘れられない。いつからかアメリカ映画は大根役者
          の単純なヒーローが主演するようになってしまった。映画だけでない、プレジデントも
          やたら強がってばかりのヒロイズム。まだドラマ「ホワイトハウス」のチャーリーシーンの
          親父の演じたプレジデントの方がはるかに重みがあった。グレゴリーペックやジェームス
          スチュアートのアメリカは、正義と懐の大きさを感じさせてくれたようなきがする。

6月13日(金) 今日も梅雨空。寺の役員会の案内を発送する。どれだけ出席いただけるか
          心配。阪神がイラブで負ける。ちょっと嫌な気分。

6月12日(木) 能勢方面のドライブの日。昨日買ったチョン キョンファのチャイコフスキー
          を車内で聞く。彼女にとっては最初のプレビンとの録音の方だが、ちょっとしんどいか。
          カップリングのシベリウスの方が出来はよいみたい。チャイコンはハイフェッツみたい
          に軽々やってしまうのも味気ないが、あまりぎりぎりな感じもどうか。五島みどりの
          TVで見たのもギスギスしたようだったが、それに近い。グリュミオーやオイストラフの
          ようなゆとりをもちながらヴァイオリンを歌わせるような演奏が好みだ。といっちょ前
          に書くがもっと聞き込めば変ってくるかも・・・。

6月11日(水) 午前中で仕事が終わり、午後 中元を贈りに阪急へ。あまり変り映えしない
          かんじ。そのあとヨドバシへ子供が欲しがっている電子辞書を買いに行く。
          便利なようだが辞書をひく楽しみ、調べたい言葉だけでなくその頁の違うところ
          を読む楽しみが味わえない。ついでにチョンのチャイコンのCDを購入。
          夜 区佛の例会、南桂寺へ。
          もめていた役員改選は結局全員留任とのこと。いずれなりてがなくなって
          佛教会も解散するような事態になる予感。
          H氏からメールで10日の教化委員会どうだったとのこと、すっかり忘れていた、
          というか頭になかった。全体の会合だったようで手紙で案内があったようだが、
          会合続きでどこかにいってしまった。まあ電話もなかったので行かなくても
          支障がなかったのかなと一人で納得。

6月10日(火) 今日より梅雨入りとのことで朝は雨。傘の扱いが悪いせいか、すぐ骨が折れる。
          いまや傘も消耗品。修理するとこなどないのだろう。
          夜 組内会。春日出の本真寺で。旅行の会計報告と写真を配布。
          御遠忌の割当がどうなるか、という話題が出る。

6月 9日(月) 午後3時よりお付き合いさせていただいているお寺の前住様の二十五回忌
          に参勤。御代前の首座になり初重の裏が当たる。初重の声は出しづらい。
          座次はもう上げないようにしないと恥をかきそう。
          あとの宴席はアクテイの「吉兆」で。今日は若手が多く、HくんとFくんとで
          終了後久しぶりに新地へ。

6月 8日(日) 日曜 朝のお勤め、今朝は昨夜が遅かったせいかうまく話ができず反省。
          今週は週末に法事がなかった。あるご門徒の家で娘さんが神戸大合格の
          話を聞かせていただく。本当にしっかりされていて羨ましい限り。これからの
          時代は女性がどんどん社会の中枢に進出して活躍されること間違いなし。

6月 7日(土) 今日は特別な用事もなく、通常のお参りだけ。夜 長男 久しぶりに
          京都の下宿から帰ってくる。一応大学には行っている様だ。
          

6月 6日(金) 朝 Mさんより電話で別院での附楽に替りにいって欲しいとのこと。
          それが10時ということであせったが、ちょうど9時に本町のお参りがあったので
          OKした。竹中工務店の物故者追弔会、楽僧が出仕してからの 喚鐘が
          五三でされていたが、この時点からの 喚鐘は楽 喚鐘でよいのでは。もしくは
           喚鐘を鳴らすのであれば楽僧出仕前でないとまぎらわしい。
          別院までを自転車で往復し、なおかつ帰りはとばしたので疲れる。
          4時より教化委員会。声明本について、意訳は戸次さんのものを用いることに。
          6時に終わりセンターで子供の人権に関する話があると掲示されていたので
          聴きにいく。人権擁護委員の方のお話だったが聴衆は十人足らず。しかも教務所の
          職員が4人ほどいたから、実質6人くらいか。これでは寂しい。寺族で児童委員を
          されているような人をピックアップして呼びかければと思ったが、言い出すと
          また役目を押し付けられそうなので、静かにしておく。

6月 5日(木) 快晴、風も心地よく生駒の田植えを終えた坂道を窓を開けて走れば快適。
          先月から引越しの家が3軒目。いずれもマンションに替られるようで、老後は
          都心のマンションで暮らすという風潮か。午後 本堂の華を活ける。夏は花が
          もたない。花屋がユリと菊(花弁が細いもの)を持ってきたので、菊を入れる。
          夕刻 暇が出来たので久しぶりにピアノでユーミンを弾き語り・・・。いい年をして
          隣近所に聞こえたらどうするの、と妻に叱られる。ごもっとも。


6月 4日(水) 午前中 法事あり。平日の法事は少ないが主人の仕事の都合とのこと。
          窓を開けておられたので、狭いところに大勢の人が入っておられても涼しかった。
          夜 地域の会の総会にホテル阪神へ。開始時間を間違えて少し遅参。
          今週2度目のH阪神だが、野球が好調なせいかホテルも明るい。スピーチには
          どういうわけか阪神の試合の途中経過が話に盛り込まれる。携帯で情報が入る
          からだろうが、小学校の校長までこの話題。今関西がもりあがるのはこの話題しか
          ないということか。

    

5月30日(金) 七組福島班の旅行で日光を観光した。
          この日の朝は東京で築地、浅草の本願寺を参詣した。やはり東京で開教の拠点
          としていくには、これくらい都心にあった方が何かと好都合だろうと感じた。
          浅草より東武鉄道にて鬼怒川へ。
          午後は鬼怒川下りを楽しむ。奇岩や急流に滝やら新緑やらの40分。
          宿の鬼怒川温泉「花の宿 松屋」は露天風呂は最高。山間にせせらぎが流れて
          新緑の眩しい中、澄んだ空気の流れにほてった身をさましながら温泉に入ると
          日常の煩わしさを忘れて、ゆったりした時間が流れていく。
          


5月31日(土) 朝から雨模様。季節外れの台風の影響か。日頃の行いのことはいうまい。
          わが身に覚えがあるだけに仕方ない。日光では山に近いせいか本降りに。
          輪王寺では案内が干支にちなんだ仏さまの説明とお守りのセールスに終始する。
          東照宮は見事すぎる細工がほどこされた建物と当時の最高峰の画家の絵が
          見る者を圧倒するが、その板絵の前を遮るようにお守り売り場があり、興味半減。
          それだけのものを維持するのに費用がかかるのはわかるが、僧侶や巫女の姿を
          した者がお守りを近所の人の土産に、セールスしているのを見て、これではお内仏
          にお札の類がたまっていくはずと納得。
          華厳の滝はエレベーターで下におりて眺める。高さはそれほどでもないが、いく筋も
          滝の流れがあり、それなりに圧巻。人生不可解ナリ。の境地にはいたらず。
          と思ったら帰りの車中で電話あり。寺の前の病院で飛び降り自殺をしようとする人が
          あって騒ぎになっている由、なんとか救助されたらしいが一時騒然となったそうだ。
          病気を苦にしてのことかと思われるが、助けられた時見守っていた人たちから
          拍手が湧き起こったそうだ。その拍手の意味を噛みしめて欲しい。


6月 1日(日) 朝7時お朝事勤める。
          午前 逮夜参り 昼 法事 1件、夕刻より岡松寺落成パーテー出席。法華宗の
          畳袈裟は肩から斜めにかけることを初めて知る。なで肩だとすべり落ちないか心配。
          

6月 2日(月) 朝 お参りの後 青草人配達。午後 旅行の写真現像、その間に二ヶ月ぶりに散髪。


6月 3日(火) 午前中お参り。午後 久しぶりにPCでHPを更新。これから自分のことを載せていこう
          と思う。あまり難しい事をやろうとしすぎたかもしれない、ということでこの日記も公開。

過去の日記 平成15年6月