4月 30日(金) 夜 声明関係の若手二人の合同披露パーテーがスイスホテルで
         あった。予告なしのスピーチが当たったが、前から結婚式用のネタを
         考えていたのでそれを話す。和讃で締めくくろうと思ったが、どうしても
         一行だけ言葉を思い出せず断念。

4月  29日(木) 朝 法事があったが、どうものどの奥にエヘン虫のようなものが
         ひっかかってうまく声が続かない。夏カゼというには早いが、治り難い。

4月  28日(水) また今日も夕方より節譜付け作業。遅れると思われていた
         文類の意訳がもう出来たそうで、余計にあせる。まあ意訳は一人
         でされるのだし、調子に乗ってくれば一気にできるだろうが、こちらは
         蟻の歩みしかできない。こうなると愚痴しか出てこない。

4月  27日(火) 夜 組内の若手の住職が来訪。法要次第のご相談。
         それよりPCやデジカメの話をいろいろ教えてもらう。いまやデジカメ
         でも技術の進歩は目覚しく、プリントアウトした写真(写真屋でしてもらった
         らしいが)を見せてもらうと、実物よりもきれいに撮れている。デジカメだと
         画像処理のソフトで加工できるということもあるが、色の出具合やシャープさ
         はフィルム写真を超えている。風景などの微妙な色合いはまだフィルムの方が
         上らしいが、人物などはデジカメのほうが美人に撮れる。これからの見合い写真は
         気をつけたほうがいいだろう。

4月  26日(月) 朝から雨が降ったり止んだり。風も突風のようなものが吹く。
         夕方より法事の粗供養注文にデパートへ。iいろいろ準備も大変だ。

4月  25日(日) 午後から蓮如上人御祥月法要。ちょっと参詣が少なくて20人足らず。
         しかしいいお話をしていただいたので、皆熱心に聞いておられた。
         「愛と死を見つめて」の原作の日記に東井義雄先生が関わっておられた
         とは知らなかった。あの映画(吉永小百合主演)公開のころ青春時代をすご
         された年代の方が多いので、お話に対する関心度が高かったようだ。

4月  24日(土) 今日は奈良方面での仕事。広陵町から学園前まで移動したが、
         大阪に帰るよりも時間がかかった。奈良県内の南北の交通路は
         整備が遅れている。まあちょっと掘り返したら遺跡が出てくる土地柄
         だから仕方がない面もあるが。

4月  23日(金) 夕方より節譜の作業。なかなか大変だ。5時から9時までみっちり 
         仕事。お参りより疲れる。

4月  22日(木) 蓮如忌のお花を入れる。ちょっと暑いのでどれくらい持つか。
         午後から小学校での健康診断に行く。体重は少し減っていた。
         血圧や尿酸などは基準以内。少し安心。

4月  21日(水) 留守中に電話があり、葬式をしてほしいので訪ねていくということだった
         らしい。ちょっと怪しい話だと思って4時ごろ男性がやってきたので話をきくと
         事故で嫁さんと子供が亡くなったということで、もうお骨になっているが葬式
         はまだなのでナンマンダブツの寺でしたいという話。最後に予想通り電車賃が
         足りないというお決まりのパターン。そういうことなら交番に行きなさい、ということ
         でお引取り願う。

4月  20日(火) 夜 おみがき。8名の方が来て頂いた。にぎやかにお話がはずんで
         お寺の行事としてはもっとも盛り上がっているかも。中のお一人が自家製の
         桜餅を持ってきていただいて、終ってから皆さんといただく。

4月  19日(月) 久しぶりの雨。民生の会議に出なければならないか、と思っていたら
         もう別の方が行ってくださる事になっていた。もっと早く連絡しなければと
         反省。夜 大雨のなかをお勤めのお稽古へ。

4月  18日(日) 夜いまだに冬の掛布団で寝ていたら、夜中に暑くて眼がさめ、布団を
         剥いで寝たら、風邪をひいたようで、のどが痛い。これから多忙の日程なので
         悪化させないようにしなければ。朝の話は「浄土の大菩提心」からの和讃。
         願作仏心というところをイラクの子供を何とかしてあげなくては、という純粋な
         願いでの行動と自衛隊の実績を上げるためにこれみよがしの行動との対比で
         話してみた。まあイラクに行く場合はもう少し「はからい」があったほうがよかった
         のだろうが、願いが多くの人に伝わるということからみれば、純粋な願いのほうが
         伝わるし、こんな状況でも何とかしたいという願いは、個人的なものを超えた人間
         共通なものだと思う。日本のマスコミの論調は助けるためにお金がかかりすぎると
         いったものばかり。自衛隊を送るほうがどれだけお金がかかっているか。

4月  17日(土) 結婚式に楽僧で呼ばれる。新しいお御堂で仏具もモダンな形。鶴亀の
         鶴が三匹で支えていた。全体に明るい感じで、すばらしい門出に式典だった。

4月  16日(金) 昼間は初夏のような時候。これから汗をかく季節になると、また辛い。
         庭のツツジももう花をつけ始めた。今年は花がよくついている様だ。八重桜
         も満開で、寺の庭は今が旬というところか。

4月  15日(木) 午前中 京都へいろいろと買出しに。本山はまだ仮設の覆いもなく、
         まだ大伽藍を拝めた。夜 イラクの人質三人解放のニュース。最悪の事態
         を回避できてよかった。聖職者協会というところが仲介の労をとったということ
         だが、イスラム社会における聖職者の役割というものは、はかり知れないもの
         がある。

4月  14日(水) 4時から教化委。そのあと節譜付け作業。ようやく書き込みを始める。
         9時まで作業のあと、ミナミで食事。

4月  13日(火) 南港に行く。大阪市の描いた理想の海上未来都市も相変わらず更地が
         多い。交通の便をもう少しよくしないと。梅田から乗り換えなしで行けるような
         路線がないところは、発展しない。

4月  12日(月) 今日は宝塚の方へお参りに行くと、やたらヘリが飛び、何かと思ったら
         山火事らしく青空に白煙があがっていた。乾燥していたので延焼しなければ
         いいがと思いつつ、山の手のお宅に行くと、最近山火事がおおく、あまり人の
         入らない所から火の手が上っているので、放火の疑いもあるとのこと。
         こういう犯罪は一歩間違えれば大惨事になる。現場を押えないと捉まえられない。
         増してや山火事となると大変だが、こういう輩は早く目を覚まして欲しい。

4月  11日(日) 好天で汗ばむ陽気。桜ももう終わりか。法事もなく、久しぶりに「桜花賞」
         を観る。豊が珍しく藤沢厩舎の馬で、当たり前のような圧勝。確か岡部も怪我
         からの復帰戦でこの馬に乗っていたと思った。情からいえば岡部はクラシックでは桜だけ
         未冠だし、勝てそうなこの馬に乗ってもよかったのだろうが、勝負の世界に情けは
         禁物。藤沢師としても万全を期しての豊だったのだろう。

4月  10日(土) 夜 組会。旅行の日程変更を提案されたが、もう来月のことで今さら
         予約とかの変更もややこしいということで元通り。まあどちらにしろ強行日程
         はしんどい気がする。

4月  9日(金) お勤めの途中で正信偈の言葉に詰まってしまい、善導からあらためて
         勤める。新しくお檀家になっていただいたところで、ちょっと緊張していたのかも
         しれないが、面目ない。なれるということは、あぶないということを肝に銘じる。

4月  8日(木) 法事の案内を発送する。法事に行くのは慣れているが、主催するのは
         大変だ。こんなことがないと他人のご苦労がわからない。

4月  7日(水) 夜 久しぶりに准堂衆会の模擬法要の練習に行く。なにか参加者
         が少ない気がする。全員参加してそれぞれが何かしらの役について
         練習した頃がなつかしい。サンライズ サンセットか。

4月  6日(火) 福島区仏教会の花まつり子供大会と夕方からは花まつり50周年記念
         の講演会とパーテー。朝から準備に区民ホールへ走り、一段落ついたら
         帰って法務。また終る頃にホールに戻り片付け、寺に戻って荷物の搬入。
         それからH阪神へ。講演会は早川一光先生も漫談調のおはなし。
         わかりやすいが、綾小路とどう違うか微妙。パーテーは盛況。一応主だった
         ご来賓に挨拶。終る頃にはどっと疲れが出る。

4月  5日(月) 子供の大学の入学式がすぐ近くの国際会議場であり、仕事の合間
         をぬって参列する。まあシンプルなものだったが、こんなところで大学の
         入学式が行われるというのも驚きだ。学生の数も多いし、学部ごとに分けて
         するのも面倒だということだろう。お陰で近くて助かったが。
         夜 花まつりの準備。パーテーの打ち合わせもありいつもより遅くなる。

4月  4日(日) 久しぶりに朝のそうじがあり、お勤めのあと少し話をする。昨日よる
         手塚の「火の鳥」の特番を見たので、命の繋がりというテーマについて
         の話。夜「火の鳥」の番組を見たが、ストーリーはともかく、あの丸っこい
         絵にはちょっと。12CHのクラシックの番組でシベリウスのVN協を庄司紗矢香
         とロンドン交響楽団での演奏を聞きなかなかよかった。この難曲を若き日本の
         ヴァイオリニストが颯爽と弾きこなすのは感動ものだ。あるいはわれらが郷土
         の誇りMGさんより上手いかも。

4月  3日(土) 午後から子供とPCを買いに行く。ノートPCとプリンター、無線LAN
         を購入。家に帰ってから早速接続。これが大変。無線LANでインターネット
         はなんとかいけたが、TVも見られるようにするためにはコードをつなぎ、
         プリンターの接続を終えたら、日も暮れてぐったり。

4月  2日(金) 次男が大学生になるのでPCを買うことになり、梅田のデンキヤ
         でカタログを漁る。3年前とは価格は変わらないが、性能は倍以上に
         なっている。技術の進歩はめざましいが、それについていけるユーザー
         はどれだけいるのか。まあこんな思いになるのは、時代遅れになっている
         証拠なのだろうが。

4月  1日(木) 階段の上り下りや立ち座りが苦しい。日頃の運動不足
         のつけが回ったか。それより春の陽射しにさらされた顔が赤く
         日焼けしたのが、いかにも炎天下を動き回ったということを如実
         に現し、かっこわるい。久しぶりの事だったので帽子を忘れたのが
         痛かった。

平成16年4月