平成16年9月分

9月  30日(木) 午前中墓への納骨。台風の余波か風がきつかった。
          6時から別院で列座の方との声明の習礼。伽陀を練習したが
          久しぶりに本格的に声を出したので疲れた。

9月  29日(水) また台風だ。しかも九州から日本列島を縦断しそうなコース。
          大阪は午前中雨だった。自転車でこんな日はつらい。夜大阪に上陸
          したようで、一時的に雨風が強まったが、短時間で通り過ぎた。

9月  28日(火) 夕方より教化委。3年目ともなるとだれてくる。同じような事を
          続けるのは、かえってエネルギーがいる。飽き性の私だけかも知れないが。

9月  27日(月) 朝から雨、しかも仕事に出かける頃には一段と激しい雨に。
          自転車で回って久しぶりにぬれねずみになった。午後からあがったが
          昼からは自動車。うまくいかないものだ。

9月  26日(日) あるお檀家の方がアメリカに行っておられて、その時の話を伺った。
          とても今戦争をしている国とは思えない、遊びが派手でお祭り騒ぎは
          日本とは比べものにならないとか。確かに大統領選挙を見ていても
          国民感覚の違いを感じる。あれほど世界中で非難の的になっている
          大統領を再選させるというのだから、オメデタイ国民ばかりなのだろう。

9月  25日(土) 朝7時過ぎに民生委の仕事でコミュニテーへ。それから8時半くらいから
          仕事に回り始めたが、法事や中陰が重なり終って帰り着いたのが7時半過ぎ。、
          それから声明のお稽古へ出かけ帰り着いたのが12時頃。仕事のあるのを
          喜ばなければ・・・。

9月  24日(金) 朝9時に堺まで出かけたが、割合早く着いた。休日にはさまれて車の
          量も少なかったようだ。そんなに休んでどうするの、と言いたい気分。

9月  23日(木) 彼岸会。30数名来ていただく。高間先生のお話もじっくり聞かせていただき
          よかった。報恩講ではそういうわけにいかないところが辛い。身の事実を
          引き受けていく、というところをわかりやすい例を出していただきながら話して
          いただき、参詣の方も笑いながら教えを聞き取っていただけたと思う。

9月  22日(水) 幾分朝晩涼しくなったか。ちょっとぐずついた天候ということもあるの
          だろうが。明日の彼岸会の準備。どれくらい来て頂けるか、椅子を並べつつ
          席が埋まる事を願う。

9月  21日(火) ガソリン代が高くなった。一時より1リットル20円くらい高い感じ。
          始末しようにも最低限必要なものは仕方ない。需要が世界的に増えてきて
          いるということだろうが、資源が枯渇すればどうなるのか、経済の舵取りが
          オイル資本に牛耳られている以上、効果的な解決策は生み出しにくいだろう。

9月  20日(月) 午前中に敬老の日の配り物をして、そのあと法事2件。午後から神戸
          方面という少しハードな一日。それにしても地球温暖化のせいかいつまでも
          暑い。

9月  19日(日) 2ヶ月ぶりの青草人の会、「念仏往生の願により」の和讃の話。
          大経の願成就の文の住不退転ということから話する。退転するというのは
          「わかっているけれど やめられない」ということであり、退転しないとは
          「わかっているから やめられる」ということで前者は世間の風潮や迷信に
          惑わされ、後者はそういうことには動じない生き方ということで、高木顕明師
          の話をする。もう少し具体的なことも話に織り込むべきだったか。

9月  18日(土) 夜 守口のほうへ声明作法の指導に。去年と同じような顔ぶれか
          と思っていたら、大先生が来られていてあせる。

9月  17日(金) ちょっと早いが本堂のお荘厳を彼岸用に花をいれ、内敷をかける。
          夜は久しぶりに楽の練習。プロ野球がストに突入というニュース。
          まあ今年は阪神があの調子なのでたいして関心はない。しかし縮小していく
          ということが日本の場合多すぎる。人口も減っていくし、不動産の価格は下落
          銀行は統合されて支店の数が減っていく。これがデノミの恐ろしさなのか。

9月  16日(木) 久しぶりに別院へ。そのあと夜は枚方へ。それにしても校正という作業は
          疲れる。注意力をフルに働かせていないと見落としがいっぱい出てくる。
          自分はこの仕事にはむいていないことを痛感した。

9月  15日(水) かつては今日が敬老の日だったが、どこへ行ってしまったのか。
          休日をころころ変えるのはあまり感心しない。まあ休日もまったく関係のない
          仕事のものが言うのだから迫力はないだろうが。

9月  14日(火) 今朝池田の小学校の惨劇の犯人の死刑が執行されたとのこと。あまりに
          早い気がする。本人も死を望んでいたのだから仕方がない面もある。
          けだものの仮面を被りとおしたまま逝ってしまったかんじ。
          せめて人としての本当のすがたを現わすのを待ってもよかったのでは。

9月  13日(月) プロ野球のストの問題がニュースをにぎわしているが、まあこういう問題で騒がしい
          のは結構なことだ。それにしても近鉄のマイナスイメージは、ニュースが大きくなればなるほど
          ダメージを受ける感じ。すんなりIT関係の企業に身売りすればよかったものを、西武や読売に
          してやられて貧乏くじを引かされた感じ。まあ自業自得という事か。

9月  12日(日) 第2日曜日の12日は最も過酷な日、しかも中陰が2つということで8to6の10時間
          労働。夏休みボケが残っている身にはきついものがあった。

9月  11日(土) あるお檀家さんで前の道路に車を停めようとしたら、そのマンションの管理人
          さんが出てこられ、注意されるのかと思ったら、マンションの駐車スペースが空いて
          いるのでそこに入れたらいいと親切に言っていただいた。で そこに入れようとすると
          幅がせまく、段差があり、一方は壁になっていてかなり難しそう。ちょうどそこへ
          家の方が出てこられ、別のところへ誘導していただいた。話を聞くとその場所は停める車
          はたいがい壁をこするので誰も入れたがらないところだったらしい。親切に言っていただいた  
          のだろうが危ないところだった。もっとも寺のガレージでいやというほど壁と仲良くしている
          車ではあるのだが・・・。

9月  10日(金) 夜 組会の予定があったが急遽中止に。教団の集金制度が旧態依然で
          オンラインの時代に乗り遅れている。痛みをともなう構造改革が必要だ。

9月  9日(木) 本遇寺の檀家さんではなかったが、寺の行事に欠かさずお参りいただいていた
          ご近所のおばあさんが亡くなられお別れにいく。小生のつたない話でも真剣に聞いて
          いただき、いい話を聞かしてもらった、と言ってくださった。思えばそれでお育てを
          いただいたのだなあと思い、今はただ感謝の気持ちでいっぱいだ。

9月  8日(水) フリーメイソンのことを扱った本を読了。いろいろなところで闇の結社の
          仕事が歴史を動かしてきたらしい。石工の組合がその源というのも技術者集団
          の結びつきを考えると興味深い。幕末の動乱から明治の財閥を生み出す原動力
          となったらしいという考察までなまじっかの小説よりはるかに面白かった。

9月  7日(火) 本堂の花を入れる。今年は傷みがことのほか早い。まあこの暑さでは
          人もばててしまうのだから、生物であればみな弱ってしまうのも無理はないか。

9月  6日(月) 昨夜の地震の話がどこの家でも出てくる。ただ阪神大震災の震度の経験
          の違いによってだいぶ感じ方は違うよう。宝塚の方のかたは全然最初のゆれ
          が違うので心配はしなかったということですし、大阪市内ではまたあんな大きな
          ゆれが来るのではと心配したという方が多かった。

9月  5日(日) 夜7時ごろ大きな地震があった。阪神大震災以来最も大きな揺れであった
          ように感じた。この前テレビでもやっていたが、こうした災害の時、たいしたことは
          ないだろうという思い込みが先にたち、避難や適切な動きが出来ないということ
          があるらしいが、まさにその通りになった。まあ地震の場合最初の揺れで勝負が
          ついてしまうようなところもあるが、結構長く揺れたけれども机の下に避難する
          気にはなれなかった。しかし天災は忘れた頃に、というがこれでまた防災グッズが
          売れるだろう。

9月  4日(土) ロシアの小学校占拠事件で250人あまりの死者のニュース。
          テロの手段としては卑劣極まりないものだが、それを実行してしまう人間の
          業縁に心が痛む。怒りをぶつける事は簡単だが、同じ人間の行いとして
          受け止めて、ともに罪悪深重の凡夫であるというところで悲しみを共感していく
          ようなことしかできないのではないか。

9月  3日(金) 朝8時半より地域の防災訓練に参加。といっても小学校から避難場所
          に指定されている公園まで歩いていくだけ。そこで消防などの訓練ショーが
          あるわけだが、ようするにどれだけ動員できたかというのが役所の目標であって
          緊急性や有効性は二の次。まあやらないよりやっておいたほうが幾分ましということか。

9月  2日(木) 午後免許の更新手続きに。平成14年に違反があるのでまだ優良には
          ならない。一生青いままになるかも。

9月  1日(水) ようやく本当に通常の仕事に。しかしまだ休みボケが残っている感じ。
          それでも幾分秋らしくなってきて虫の声も聞こえる。庭のケヤキが早くも
          葉が茶色くなってきたが、これはちょっと心配。庭の土のところを石畳に
          したので水の浸透が悪くなったせいか、あるいは今年の猛暑が響いたか。
          生命力の強い木だから安心していたが、どうなることやら。