平成16年11月分

11月 30日(火) 今日は久しぶりに何の予定も入っていない完全休養日。
         といっても溜まっていた雑用、まず身辺の整理。ごみ袋一杯の
         不要なものを破棄。午後は今日まで割引のあるお歳暮を贈りに
         梅田へ。ついでに2,3買い物してさらに恐怖のデパチカで鱈の内臓
         のキムチを見つけつい購入。帰宅して夕食はキムチ鍋だった。

11月 29日(月) 夜 声明の稽古。本山参勤の方の話を聞いて、懐かしい感じ。
         もう一週間は空けられないし、声も続かないが、今から思うと
         御正忌の時にもっといろいろ話を聞いたりしておくべきだった。
         もうそんな機会に恵まれなくなってつくずくそう思う。

11月 28日(日) 「青草人」12月号を仕上げる。伝えるということと、続けるという
         こと、それでもうすぐ300号。なかなか満足のいく仕上がりにはならない。

11月 27日(土) 12時と1時に法事。ちょっとこの間はきつい。お経の声が響かせにくい。
         お参りが遅れて最後は5時過ぎ。この時期はもう暗くなっているので
         なおさら遅い気がして申し訳ない。

11月 26日(金) 11時半からロイヤルで区の民生の大会。とある来賓の祝辞で
         福島区は保護世帯が大阪市で一番少ない。これも民生委の皆さんが
         安易に認めないようにしてくださっているから、というお褒めの言葉。
         かなりピントのずれた挨拶だと思った。思っていたより食事はよかった。

11月 25日(木) 組内最後の報恩講。さすがに声が疲れてきている。
         終ってから関目と奈良に回る。

11月 24日(水) 民生委員の研修旅行。ちょうど休みの日に当たったので
         参加できた。宇治の少年院の見学。プールがあることに驚いた。
         話を聞くとそこに来る子は泳げない子が多いらしい。今は皆スイミング
         に親が通わす、そういう機会に恵まれない子が非行に走るということか。
         「さるべき業縁」の厳しい現実を見た思い。昼食は宇治川沿いの旅館。
         まああれだけの人数(90名近く)だとこの程度の料理か。帰りに伏見
         の酒蔵見学。どうもこの研修旅行には必ず酒蔵見学が入っているようす。

11月 23日(火) 知り合いの寺の報恩講。助音は今季最後になるので気張って
         声を出す。庫裏の落慶も兼ねてとの事で表白がある。文語調で
         書かれてあったので、しまった感じでかっこいい。しかし文語調は語彙
         が豊富でないと言葉が続かない。見事な文章に感心した。

11月 22日(月) 午後法務局やら区役所へ行き、そのあと友人の見舞いに。
         思ったより元気そうであったが、やはり手術しないといけないとの
         こと。一日も早い平癒を願う。

11月 21日(日) 朝の会。昨日に続いて話をすることになったが、「弥陀の
         尊号となえつつ」の和讃の『憶念』ということを尋ねた。私が
         覚えている、ということでなくそのもうひとつそこにある無意識の
         領域のことというところから、八木重吉の「そこにもったいない心が
         座っていた」という詩へ。

11月 20日(土) あるお檀家さんの報恩講。例年通り法話を頼まれる。
         「ないものねだり」というテーマであったが、ドラエモンののび太
         くんの話から空過というところへ行き、浄土論の器世間と衆生世間の
         教えに展開するつもりであったが、衆生世間のほうがもう1つ
         消化不良で青息吐息になった。まあこれが終ってほっとした。

11月 19日(金) 今日も報恩講。夜は楽の練習。三日続きで夜出かける
         とちょっと疲れる。寄る年波ということか。

11月 18日(木) また朝から雨。結構強い降りのときも。午後から大和別院
         の報恩講に。ナビが去年と違う道を指示するので、ちょっと迷う。
         機械も気まぐれがあるのだろうか。それとも持ち主に似るのか。
         夜は区仏の会合。

11月 17日(水) 本来休みの日だが臨時の仕事がある。夜は地域の
         友好クラブの会合。小学校でちょっとややこしいことがあるらしい。
         子供の教育の場は平穏であってほしい。

11月 16日(火) 組内の報恩講。仮堂にしておられる寺で内陣がなく
         道場形式で横一列にならんでのお勤め。前に空間がないので
         ちょっと圧迫される感じ。しかし参詣の方は多く、熱気が感じられた。
         うらやましい。

11月 15日(月) 今日は日にち変更した家が3軒あり、電話しなかったが、
         皆用意していただいていた。なかなか1ヵ月前のことなど忘れて
         しまいがちなのに、お参りのことはきっちりしていただいていた。
         時々忘れてしまう事があるこちらが恥ずかしい。

11月 14日(日) 午後からご縁のあるお寺の報恩講のお手伝い。声を
         出しているよりお接待していただいている時間の方が長いので
         申し訳ない。久しぶりに来られていた法中の方と碁を打たして
         いただいたが、間隔があきすぎで石の流れを読みきれなかった。
         しかし結構楽しめたのでまたぼちぼち始めてみようかと思う。

11月 13日(土) 南港のお参りで台風の話題に。大きな被害のあった23号のとき
         は、海辺の南港の高層住宅はさほど雨風をひどく感じなかったそうで
         その前の台風の時はサッシの隙間から雨が振り込んだそうだ。
         風向きによって違うのだろうが、まあ頑丈には出来ているのだろう。

11月 12日(金) 北攝方面に行ったが、まだ紅葉には間があるよう。今年は
         時候や台風の影響できれいな紅葉は期待できないか。

11月 11日(木) 今日は久しぶりに朝から雨。神戸方面に行ったが結構な降りだった。
         前も台風の時に(20日)神戸に行ったので阪高神戸線はワイパーフル稼働。
         まあ合流も少なく走りやすい路線でよかった。

11月 10日(水) お参りの帰りに車のデイーラーに寄る。日産、トヨタはどこにもあるが
         それ以外は限られている。特に系列で車種が決まっていると、試乗した
         くとも離れた所まで行かなければならない。といっても冷やかしの域を
         出ないが。

11月  9日(火) 朝9時、から2軒。午後2時に1軒。午後5時過ぎに1軒。午後7時
         に1軒。偶々だが時間指定が重なり隙間時間の多い一日となった。
         まあ他に仕事がなければ支障はないが・・・。

11月  8日(月) 夜 声明本刊行の打上げがミナミで。見れば見るほど粗が見えて
         くるので、早くこの件から逃げ出したい。余計なことを頼まれても
         困るので、一次会で退散。

11月  7日(日) 11月とは思えない暖かさ。午後からの組内の報恩講でも汗ばむ
         ほど。過ごしやすいことを喜んでいいのやら。

11月  6日(土) 夜 町会の総会と懇親会。20名ほどの出席。思っていたより
         少なかったらしい。またこの会合では乾杯の発声役。災害の時は
         地域の結束が重要と一言言ってから発声。

11月  5日(金) インターネットというのは便利な道具だが、情報を流すのは
         自由というか、規制しにくいというところがあり、時として流すべき
         でないものまで開示されてしまう。ただ真実をありのままに伝える
         ということも重要な事なので兼ね合いが難しい。結局は人間の罪業
         の深さを露呈しているということになるのだろうが、情報を発信する
         ものとしては細心の注意が必要という事で自制したい。

11月  4日(木) あるお檀家さんで、ローソクの消し方を感心される。手ではたく
         ように消すのは何気なくやっていたが、普通の方は一度では
         消せないようだ。誰にでも取り柄はあるということか。

11月  3日(水) 午後少し時間が出来たので、子供の大学の学園祭をのぞき
         に行く。キャンパス独特の世間離れした雰囲気を久しぶりに
         味わう。ただわれわれの時代と違って、独特の書体の立て看も
         なく、模擬店も画一的で高校の文化祭の延長のような感じ。
         夜 組内の報恩講。ご住職が体調不良ということでご不参。
         体のことは無理できないだろうが、副住職の弟さんが大変だ。

11月  2日(火) 午前中藤井寺往復が2時間弱、時間帯によって交通量が違う。
         おかげで昼食をとる時間が捻出できた。昼から組内の報恩講。
         天気もよくこの時期にしては暑いくらい。

11月  1日(月) もう11月。時候的にはちょうどよい。法務局に法人の謄本を
         取りに行く。以前に較べたらだいぶ待ち時間が早くなったような
         気がする。自転車で行ったが、天満橋のほうから谷町筋を南に行くのには
         かなりの坂だ。自動車ではそんなに感じなかったが、人力になると
         地形の高低がよくわかる。いずれこのあたりを震源とする地震がおきる
         といわれているが、これだけの段差があるということは不自然なこと
         だからそういう仮説にも納得がいく。