平成17年3月分


3月  31日(木) 久しぶりの休みに京都方面にドライブに行く。まだ桜は早かったが
         外へ出かけるには絶好の時節だ。市内で食事して、周山街道を抜けて
         美山町へ。のどかな日本の原風景が広がる。萱葺きの合掌造りの集落
         は、時代の流れを忘れさせる。気分をリフレッシュできた。夜 NHKでナスカの
         地上絵のドキュメンタリーをやっていた。面白かった。最後にユーミンの『水の影』
         が流れて、映像とマッチしていたのが印象的だった。

3月  30日(水) 臨時の用事で樟葉のほうへ。こちら方面は車が混む。1号線に集中
         するような構造になっているので仕方ないが、市内から西、北、東、南は
         平行して何本かの幹線道路があるが、北東方面はそれがない。まさに鬼門。

3月  29日(火) 午後 得度準備講習の装束作法の講習の手伝いに行く。総勢40数名
         で、しかも半数近くが子供さんでは、袈裟のつけ方などをきちんと習得して
         いただくのはきわめて困難。子供さんを何人か教えてあげたがとてもきちんと
         指導できたとは言い難い。それぞれの家庭で指導していただくしかない。
         あとで名簿を見たらお世話になっているかたのご家族も来られていたようだった
         が、全く気付かなかった。それだけ混乱していたのだろう。

3月  28日(月) また雨。今日は近所ばかりなので傘を差して自転車でというスタイル。
         余計な所に力が入ったり、冷えたりで夜に肩が痛くなった。四十肩か。
         いつまでも同じ肉体ではないことを、知恵ではわかっていても、本音のところ
         でまだ納得していない。

3月  27日(日) 夜 テレビで蜷川演出の「オイデイプス王」を放映していた。殆ど演劇には
         興味がなかったが、主役の野村 萬斎の台詞回しにひきつけられた。題材も
         この前彼岸の時にビデオ上映した「王舎城」のはなしと通じる所があり、それも
         関心がもてた。オイデプスという名も肉体の特徴を示す名であること、父王を殺す
         という予言、などかなり共通する所が多い。野村は狂言ではちょっとインテリ臭さが
         鼻に付く感もあるが、ギリシア悲劇になるとその鍛えられた台詞回しが際立つ。

3月  26日(土) 午後 眼鏡を直しに行く。1つ予備を作ろうと思って、度数を計ったが、遠くが
         見えるようにすると、新聞が読めない。やはり今までどおりの度数にする。
         そのうち遠近両用のお世話になるかも。

3月  25日(金) 楽の練習があるので、楽器の調律をしていたら、錘をリードに落としてしまい
         慌ててセカンド管を持って出かける。別院に行って慌てていたもので、トイレに
         行こうとして、ガラスの扉に顔面から激突。眼鏡を損傷する。トワイライトとはいえ
         昨日も通ったところなのに。昨日から慌てるとろくな事はない。

3月  24日(木) 午前中に仕事を終らせようと思って、近畿道を飛ばしていたら、覆面に
         ばっさりやられた。3年くらい無検挙できたが、また出直し。ちょっと高校野球
         に気を取られた。安全運転で行かねば。午後から気を取り直して、中之島に
         出来た国立国際美術館へ中国国宝展に出かける。北京の博物館よりも展示が
         多い感じ。特に仏教関係の宝物は多かった。企画担当者の意向か。大理石や青銅
         の仏像が多く、文化、風土の違いか。4時から別院で教化委の会議。そのあと
         真宗民俗を研究されている蒲池先生のお話。頭でっかちになりがちな昨今の風潮
         にたいして、地道に続けられてきた事の重要性を再認識すべき、というご意見に賛同。

3月  23日(水) 昨日からの雨が午前中残る。誰でもそうだろうが、雨の中自転車を
         走らせるのは、疲れる。6月よりこの時期の方が雨が多いような気もする。

3月  22日(火) 今年はひどいと予想されていたが、いよいよ花粉症の症状がひどく
         てついに3年ぶりに医者へ。あまり薬で抑えるのは好きではないが、人前
         に出なければならないという仕事だけに、あまりみっともないこともできない。
         午前の受付の最終に行ったが、帰ったのは3時前。そのあと入院されている
         お世話になった方を見舞う。

3月  21日(月) 世間は三連休だが、という愚痴は止めよう。しかし花粉症の症状
         は日増しに悪化。いよいよ水洟の苦難が。

3月  20日(日) 彼岸会。30名弱の参詣。ビデオ、法話と今回は段取りよくいけた
         と思う。王舎城の事件を「サカキバラ事件」の少年Aの母の手記を元に
         読み解いていった。話は30分弱くらいがいまのところ精一杯。

3月  19日(土) 新しく檀家になられたところのはじめての法事に遅れる。車で
         出かけたのだが、いつもなら30分もあれば充分と思っていたら、やたら
         道路工事していて、平日より遅れてしまった。しかし年度末に工事を集中
         さすのはいいかげんやめて欲しい。

3月  18日(金) 花粉症がひどくなる。今日あるお宅で新しくいい豆を仕込んだからと
         コーヒーをいただくが、鼻が詰まって香りはさっぱりわからない。そうなると
         味もちょっと頼りなく感じてしまうのは、味覚もおかしいのか。

3月  17日(木) 彼岸会の話の準備。しかし今回は王舎城の話だけに切り口は多い。

3月  16日(水) 夕方から彼岸の準備。もう桜が入っているが、いつまでもつか心配。

3月  15日(火) 夜 福島区仏教会。花まつり子供大会の準備。若手に有能の人が多く
         企画も本格的なタイムスケジュールが組まれてあり、感心する。しかしもうここ
         には居場所がないか。

3月  14日(月) 早く休んだのがよかったか、風邪の症状はひどくならず。夜 7組の教化委
         で、僧侶の施行条規についての講義。こういう法律的なことは疎かったので
         勉強になった。

3月  13日(日) 法事が2件に神戸があり、疲れる。寒さがぶりかえし、ちょっと風邪気味のようで、
         薬(葛根湯)をのんで早く寝る。

3月  12日(土) 一番多忙な日だが、子供が近所と堺の方に行ってくれたので助かる。
         ただちょっと花粉症の症状が出てきて、鼻が詰まる。

3月  11日(金) 久しぶりに友人と飲みに出る。福島にも新しい店が出来ていて、その中
         の1軒に入ったら、魚が美味しく、金沢から送られた珍しい魚、「のどぐろ」を
         初めて食べる。脂がのっていて、煮物に最高。あと「とろ鰯」という巨大なイワシ
         もあり、この店(やたがらす)は、アタリ。

3月  10日(木) 夜 組会。風邪をひいている人が多く、うつらないか心配。しかし大分
         暖かくなってきた。10時過ぎに自転車で帰ってもそんな寒さを感じない。

3月  9日(水) 3年間預かって来た7組の会計の引継ぎの準備。ちょっとほったらかしにして
         いたので、端数を合わせるのに苦労した。こういう役職は向いていない。

3月  8日(火) 午後から時間があったので、久しぶりにジュンク堂へ行く。TVで紹介されていた
         河合隼雄の読書歴公開のような本と、岩波の「悪について」、それから久しぶりに
         SFのソーヤーの新作を購入。ついでにタワーレコードによって、グルダのバッハ
         「平均律」を購入。楽しい一日となった。

3月  7日(月) 夜 得度される親戚のお寺にお勤めのおけいこに。中学生と5年生くらいか。
         時間が経ってくるとなかなか辛抱できにくそう。まあお勤めといっても、得度も講習
         のためだからそれもやむおえないか。毎日の仕事となるとそうはいかないが、まだ
         長い目で見ていかなくては。

3月  6日(日) 朝の話は時候の話。だいぶ春めいてきた。日が長くなると、だいぶ一日に
         ゆとりが出てくる。

3月  5日(土) 子供に手伝ってもらうと、だいぶ助かる。今日も近所だったが、少し時間の
         かかるところだったので、他の遠方がゆとりを持って行けた。これになれてしまうと
         4月からしんどいことになりそう。

3月  4日(金) 昨日に続いて子供に遠方に行ってもらう。今日は堺の鳳のほうだったが
         まだ阪神高速にのったことがないというので、一般道でナビをみながら行ったようだ。
         かなり時間がかかったようだが、これもなれということだろう。

3月  3日(木) 長男が学校が休みなので、お参りを手伝わしてみた。車で行く所を地図で
         説明したが、何とか無事行って帰ってきた。忙しい時は助かる。

3月  2日(水) 夜 7組の臨時総会。といっても次期組長を決めるだけなので30分くらいで
         終る。全く波風も立たなかった。それがいいのか悪いのか。

3月  1日(火) もう弥生3月、ついこの前お正月を迎えたのに、と思うが、振り返ってみると
         なんやかやあったわけだ。ということはどんどん忘れていっているという事か。