平成18年 2月分

2月 28日(火) また少し寒さが戻った感じ。ようやくというかもう2月も終わり。早いものだ。夜キース
        ジャレットトリオのスタンダードナンバーの演奏のライブをTVで見たが、どうもノリが気持ち 
        悪い。癖だろうが声を出すのもスタンダードでは気になるし、やはりこの人はソロの方がいい。

2月 27日(月) 2月は日が少ないので月末は大忙し。夜は久しぶりにお誘いを受けて新地へ。お酒より
        いろいろ話して気分転換に。

2月 26日(日) 午前中ひどい雨に。ちょうどご法事があったが、その亡くなられた方とご一緒におかあさま
        の納骨に行った日もひどい雨だったという話から、雨も降らないと困る、水は命を育むもの、それ
        に文句をいうのが人間で、仏さまはあらゆる状況を引き受けてくださる、というような話に。

2月 25日(土) オリンピックのフィギュアのエキシビションを見る。金メダルの荒川は貫禄だが、個人的には
        4位の村主選手のスケートの方が芸術性があると思う。テクニカルの面で物足りないのかもしれ
        ないが、指先までしなやかさを表現して、感動を呼ぶ。安藤選手はこれから。チャレンジ精神は
        よかったが。

2月 24日(金) 久しぶりに梅田に出たら、第二ビルの地下で古本市をしており、ついいろいろ買って
        しまう。CDも少し置いてあり、ついでに近辺の中古CD屋も漁って、結局CD6枚文庫本7冊
        も買ってしまう。それでも5000円しなかったが。

2月 23日(木) だいぶ暖かくなってきた。と思っていたらぼちぼち目が痒くくしゃみもでるように。身体は
        正直なものだ。 

2月 22日(水) オリンピックも女子のフィギュアスケートが始まったが、リアルタイムだと夜中になるのが辛い。
        かといって録画して翌日見るのも、結果がわかっている可能性が高いだけに興ざめになる。まあ
        結果が分かってみる方が安心だが。

2月 21日(火) 以前駐禁間一髪セーフになったところで、今回は少し離れたコインパーキングに。市内だと
        5分歩けばどこかに安心して駐車できる。たまには歩くことも大事だ。

2月 20日(月) オリンピックの時しか見ない競技だが、カーリングというのは見ていてスリルがあり
        結構面白い。作戦と微妙な力加減、ゲームとしてもやってみたい気もする。ただし出来る
        ところはかなり限定されるだろうが。

2月 19日(日) 「青草人の会」の話は、回向のことから、信心をたまわるとはどういうことか、そこから
        唯識のアラヤ識が開かれてくるという展開に。ちょっと強引過ぎたか。

2月 18日(土) 午後から7組の研修会。親鸞聖人のご生涯ということで上場先生にご講義いただく。
        「女犯偈」の元となった「覚禅抄」がこのごろよく話題になるが、その原本を読んでみたい。

2月 17日(金) 夜 温雅会の臨時総会。規約の改正、特に会員の項目についての見直し案が提出。
        現実と人情との兼ね合いが難しいが、楽僧の資格は大阪楽僧の取締の推挙によるという
        ことから、会としての責任もあり、厳格に規定される必要があるのだろう。その点准堂衆会
        は、任意団体の域を出ないので、縛りはかけられない。

2月 16日(木) 冬季オリンピックも今ひとつ期待された競技で結果が出ない。なんとなく競技前の選手の
       表情を見ていると結果が予想される。余裕があるように見せている選手が実はその逆の状態
       で、全くの自然体の選手がそれなりの結果を出しているように思える。スポーツは不言実行型
       がいいのかもしれない。

2月 15日(水) 車で宝塚ファミリーランドの跡地の横を通る。遊具も解体され更地になっているところも
        ある。関西を代表する遊園地だっただけに、この地域をおおう寂寥感は如何ともし難い。
        赤字だから閉鎖するというような金銭的なことだけでなく、文化、子供の健全な遊び場としての
        機能も考慮されてしかるべきだったろう。

2月 14日(火) 夕方より教区の教化委。常任でないので気は楽。前からお話をお聞きしたいと思って
        いた方をご講師としてお招きする事に。

2月 13日(月) 川向こうの工事現場で古い人骨が出てきたので供養してほしいということで、工事
        現場へ。地下の鉄道の工事だがこのあたりはかつて海だったせいか、地下はきれいな
        砂地。公園の砂場のようなかんじ。ちょっとお勤めをして、祟りとかを怖れるのは生きている
        人間の迷いで、むしろご遺骨はよくぞ見つけてくれたと安心されているはず、さらにこうして
        われわれの行く末を身をもって教えられている事に感謝の気持ちを持ってもらいたいという話
        をさせていただく。

2月 12日(日) 忙しい一日だったが、少し子供がお参りに行ってくれたので助かった。2,3軒のことだがだいぶ
        違う。といって毎日二人でということになるとまた難しい。

2月 11日(土) 大伯母さんにあたる方が、明治期に福島の紡績工場で亡くなったということで、毎年お参りを
        頼まれる方がある。亡くなった人は富山から出てこられたようだが、やはり昔はこのあたりでも
        女工哀史のようなことがあったのだろうか。

2月 10日(金) 夕方から区仏の講演会があり、イスラムの話ということで行きたかったのだが、仕事
        が遅くなり、また欠席することに。このところ区仏の行事のときに限って仕事が遅くなって
        しまう。7時からの7組の組会には遅れて出席。

2月  9日(木) 時候のよいときは自転車で本町あたりまで行くのだが、この季節は車を使ってしまう。
        まあ歳相応ということにしておこう。

2月  8日(水) 別院で筑波大の今井先生による「恵信尼文書」の講義を聴講。歴史学、同時代資料
        からみた親鸞聖人と恵信尼公の実像を明らかにしていくという内容で、新しい視点からの
        アプローチで面白かった。歴史的人物像と宗教的人物像はおのずから違ってくる。それを
        どこまで整合性を持たせていくかは面々の御はからい、ということのなるのでは。

2月  7日(火) 風邪が流行っているようで、お休みのところがぼちぼち。現代の家の構造が昔と違って
       密閉性が高いので、屋内で暖房すると乾燥する。しかも結露が起こりカビが出たりして健康に
       よくないことも多い。気をつけなくては。

2月  6日(月) 午後から雨模様。夜7組の教化委。18日の研修の打ち合わせ。先にいただいたご講師
       の資料でいささか疑問点があった。血脈と法脈、系図として示す時は血脈で繋げていくほうが
       よいのではと思ったが、如信上人の下に覚如上人を持ってきてあったが、やはり覚信尼、覚恵
       に繋げるほうが良いのでは。おりしも女系天皇の話題が出ていたが、本願寺はまさに女系門首
       ということがよくわかる。

2月  5日(日) 今日のお朝事での話は、最近の株取引のことについて。このごろは小中学校でも
        経済の仕組みを学ぶ一環として、ゲームとして株取引をしているらしい。その中で好成績
        を上げていたある中学生が新潟で地震が起こったとき、これは仮設住宅が必要になると
        思って、パソコンの検索で仮設住宅をキーワードにしてそれを作っている企業を調べ、その
        会社の株を買おうとして、結局やめたそうだ。それは新潟の親戚の人のことを思い浮かべた
        から。その少年はもし本当のお金の取引だったら止められたか、と思い返しています。そこで
        貪欲の炎の下からやめようと思う心が湧いてきた、その心こそ大切なものとしていってもらい
        たいという話をした。

2月  4日(土) また寒さが厳しい。今日は箕面の墓地、予報ではかなりしばれるかと覚悟して行ったが、
        雪も降らず寒さもなんとかしのげるくらいでよかった。

2月  3日(金) お内仏のご本尊を5日に頼まれていて、教務所に行こうとして休暇中だったことを
        思い出した。別院でも下付していただけるのではと思い連絡したが、されていないとのこと。それ
        でもいろいろ連絡していただいて、結局教務所の職員の方にわざわざ出てきていただいて無事
        下付していただける事が出来た。迷惑をおかけして申し訳なかったが、ご本尊のような宗派の
        根本に関わる大事なものは別院でも取り扱って欲しい。

2月  2日(木) あるお檀家さんが午前中病院に行くので午後からにしてほしいとのこと。2時ごろいくと、その方
        のお話によると、朝7時半ごろに受付したのに、1時頃までかかったとか。いくつかの科を回られたら
        しいが、大変だというお話だったので、それもご自分のお身体のためでしょう、となぐさめともつかない
        おこたえをした。老、病の苦しみはこちらは観念としてはわかったつもりでいるが、実際にわが身で引き
        受けていかなければならなくなった時、そんな気休めみたいなことを言っておれるかわからない。

2月  1日(水) 久しぶりの雨、しかもかなりひどい降り。かなり乾燥した状態だったので、咽喉にはありがたい雨だが、
        しかし傘を差して自転車は辛い。